表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/120

103

少し短いです。

俺たちは久留巳を置いて先に行った。

「久留巳ちゃん大丈夫でしょうか」

雪菜が不安そうに言う。

「大丈夫だろう」

俺がそう言うと、雪菜は不思議そうに見てくる。

「何でそう思うんです?」

エリナが聞いてくる。

「そうだな、久留巳が良い性格してるからかな」

「?}

久留巳とチェスした時、あいつは自分が追い込まれてる様に見せて、罠を張って待ち構えそして逆転の一手を打ってくるのだ。久留巳いわく相手がいい気になってる所を叩き落とすのが好きだそうだ。そう、久留巳は物凄く戦いに関して、性格が悪いのだ。

一階上がったがそこも、下の階と作りはあまり変わらなかった。俺は解散で階段で一端、動きを止め様子を見て、動いた。

「おいおい、ここまでもう来ちまったのかよ」

その言葉に俺は動きを止めた。そこに居たのは

「久しぶりだな」

有川 由真だった。すでにアムド化していて、短い髪は真っ赤になっている。柔道着みたいな物に手甲が付けていた。

「すいません、そこ通してくれませんか」

俺がそう言うと可笑しそうに笑う。

「くくくく、分かりきっている答えを聞くなよ。あたしはあいつのためにも退けない」

真っすぐな目でそう言った。

「結城、この人あたしがやるから先に行って」

そう言ったのはさっきから大剣から炎が出ている雪菜だ。俺は先に行くために走った。

「逃がすか!!」

そう言って拳に炎を灯して拳を放つが俺はデノムを盾に魔力を吸収したが、なぜか拳が当たらなかった。一歩手前を殴り付けたようだ。相手もそれに気づいたようで、驚いていた。

「先行って結城、エリナちゃん!!」

俺はその言葉に背中を押されてエリナと共に先に行った。


次回は雪菜視点でバトル回です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ