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転生!?!?

初投稿です。暖かい目で見守ってやってください。

よろしくお願いします。



目を開いたらそこは異世界でした。。。。。-完ー



なんてこと、小説の中だけにしかない。

実際にあったとしても自分とは関係のないこと。そう思っていた。今までは。


朝起きて、身体に違和感があった。動きづらく、頭がぼんやりしている。

いつも通りなら、目を開けたら木の天井が見えるはずだった。それに私は畳に布団派だったから周りに柵があるわけが無い。



なのに何故だろう。天井は白色に金の模様で金ピカピンだし、私を囲うようにして白い柵がある。



最後の記憶は普段と同じように、好きな音楽を聴きながら携帯でパズルゲームをして眠りについた。なんの変哲もない普段通りの生活。変わったことなんて何していない。なのになぜ!?!?!?!?!



これはもしや、異世界転生ってやつをしてしまったのでは?



朝起きたら別人になってました、なんて。本当に笑えない。

前の自分が死んでしまったのかも分からないまま。

もうお母さんにも会えないのかなとか、読みかけの本の続きはどうなるんだろうとか、バイトの人とごはん行く約束していたのになとか。



ギリギリ大学2年に上がれたばっかりなのにとか。。。。。。。これはいいや。むしろすっきり。



考え始めると途端に怖くなって、自分でも泣くつもりなんて全然なかったのに涙があふれてきた。



「うわあああああああああああああああん」


助けてお母さん。帰りたい。いつもの平凡な毎日に帰りたい。


「ひっく。うう。ひっく。」


泣き続けること数十分。最初はホームシック的な何かで泣いていた私だったが、途中からは誰も人が来ないことへの不安でさらに泣いてしまった。


まってこれ大丈夫なやつなの。何歳かは分からないけど赤子がこんなに大泣きしているのに誰も来ないんだけど。



どうしよう。これってもしやネグレクトっていうやつでは!?こんなに小さいのにかわいそうに。

って自分か。脳みそが19歳だって言っても体は小さいわけで。短い手足に重たい頭。どうにもできん。


「ひっ、ぐす。」


泣き疲れた私はあきらめて寝ることにした。こんなに泣いても来てくれないなんて、こっちから願い下げよ。





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