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お祭り依存症

五月七日。曇り。


今日も雨は降らない。


今日も辛い。


学校でも、家でも、親に、同級生に、教師に、なじられ続けられた一日だった。


奴ら、他人を責めることに快楽を感じているだろ。


正義の名の下に。


免罪符を得て、振るう暴力はそんなに悦楽的か。


。。。。


気晴らしに映画でも見に行くか。


別にどんな映画でもいい。


面白くても、退屈でも。


自分をこの世界から、2時間だけ、切り離してくれるなら。


どんな映画でもいい。


。。。


映画は環境問題がテーマだった。


全く馬鹿馬鹿しい。


もし真剣に考えているのなら。


映画を作るより先に、もっとやるべきことがあるだろ。


要は本気ではないのだ。


正義と不安はよく売れる。


。。。。


帰宅。


親に勉強しろとなじられながら晩飯を食べる。


テレビをつけると、天気予報がやっていた。


――明日は雨だ!

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