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雨と踊ろう

五月五日。ゴールデンウィーク最終日。雨。

少年はビルの屋上で自殺を図っていた。

自分の人生を終わらせる為に。
クソみたいな現実を終わらせる為に。
蔑んだ奴らの心に染みをつける為に。
暗い未来をこれ以上見ない為に。

「僕の人生最後の日は雨か。。。」

――バリケードから手を離そうとしたその時。

「あなた、雨は嫌い?」

どこからともなく現れた少女が言う。

「雨でいいじゃない。別に」

「みんなが大好きな、絶対に正義な、そして何よりも噓くさい晴れよりも。」

「夕立に濡れるのを恐れて生きていくより、雨の中で踊っている方がいいじゃない。」

「ねえ、一緒に踊ろう?」

――それが奴との出会いだった。
五月五日の少女
2021/10/17 01:00
最初の晩餐
2021/10/17 01:27
始まりの夕日
2021/10/17 03:23
五月六日
2021/10/17 12:41
お祭り依存症
2021/10/17 14:26
誰もいない屋上
2021/10/17 20:31
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