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気持ちが沈んでいく

作者: ぺんぎん

気持ちが沈んでいく。


そんな表現をどこかで耳にする。

気分が滅入るとはまた違うかもしれない。


気持ちが沈んでいく。

奥へ奥へと沈んでいき、

息ができなくなるんじゃないか。


気持ちが沈めば、また浮き上がってくる。

そんな人も中にはいるかもしれない。


ただ、僕は気持ちの沈み方が、少し違う。

沈んでいけばいくほど、なんだか頭が


真っ白になっていく。

何も考えられない。

とはまた違う。


なんだか、考えるとか考えないとか、

そんなことも考える隙間なく、


頭の中がなんだかぽっかりと

穴が開いているような、不思議な感覚だった。


ぽっかりと穴が開いてるから、

埋める思考がどこにもない。


そんな感覚が、今も頭の隙間で

僕じゃない僕がそんなことを訴えている。


そもそも考えるって、

どうしたらできるんだったっけ?


そんな疑問で穴を埋めようとしても、

埋まらない。


精神的におかしいのかもしれない。

そんなことを考えても、


ぽっかりと穴は開いている。


気持ちが沈んでいく。

だけど、沈み終われば、


気持ちがどこかにあるのか分からない。


僕は頭の端っこで、

そんなことを考えていた。


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