「コオロギの塔。 グレタ化する西側。一握化した世界。 固く握りしめられた“神の手”を解け。」
日銀の黒田総裁が退任されるようですが、
失われた20年を30年にしただけでした。
30年を40年にする物語は書けないので、
ただ全部使い切って行ったことになります。
しかし、黒田さんが責任を感じられるような
ことは微塵もないと思います。
どのみちそれ以上はないというか、黒田さん
のせいでこうなったとは言えないと思います。
世界中の中銀にせよ財務省にせよ、放電は
不可能なので、ボルテージを上げ続けていく
以外に方法はありません。
(つまりサルでもできる仕事になり果てた?)
放電にはアースが必要ですが、地球全体で
発電している状態に等しいので、アース(=
地球=0電位とみなしている)がありません。
もはやどの国も自ら選択することはできず、
「神が背中を押してくれるのを待つ」と申し
ましたが、絶縁破壊まで待つだけです。
神がどこに最初に触れるか、
過冷却のように、神の指が触れた途端・・・。
世界金融危機がいよいよ表面化してきました。
「信用蒸発インフレ」といえるでしょう。
リーマン後の銀行規制・監督、ストレステスト
だのにより、金融システムは極めて強靭です。
しかし、今や金融資産の50%にも達したという
ノンバンクや地銀(渦中の米地銀に限らず)等に、
リスクがすべてかかってしまっているに過ぎない。
片方の穴(大銀行)を塞いだだけなのだから、
分かりきっていたことでもあるのでしょう。
亡霊でも何でもない。転移して育っていたものが
原発巣に帰ってきただけです。
金利上げて経済を殺し、金融機関を潰しても、
インフレは収まりません。
それは需要と供給の問題ではなくなっている
からです。
あらゆる信用が失われつつあり、
通貨が機能不全を起こす感じです。
信用を冷却してこなかったので、信用がメルトダウン。
「(影響が)大きすぎてつぶせない。」をすれば、やがて
「大きすぎて救えない。」に変わることは必然。
金融機関保護のコストは、確実に公的機関にたまり、
未来への重しとなってきたが、さらに10年延ばすこと
はもうできない。
(しっぺ返しにタイムラグがない「持ち時間終了状態」)
政府でさえ、科学でさえ、信じていて大丈夫なのか?
むしろ信じていたものに殺されるようなことにならない
だろうか?と誰もが疑心暗鬼になりつつあります。
かつての覇権喪失時、様々な帝国が崩壊した時を
探っても、あまり意味はないでしょう。
漢帝国崩壊後の三国志でも読めば、
これからどういうことになるか分かるでしょうか?
今回の覇権喪失は、次がない、という一点において、
これまでのものとは全く異なるので、過去の例は参考
になりません。むしろ誤謬・ミスリードの元となります。
“適正な統計”とかいうやつと同様、それは排除すべき
バイアスということになります。
まあ経済的には、戦時体制的になっていくでしょう。
戦時体制は計画経済であり、最初から独占です。
(自由経済は最後に独占になります。折衷経済は、
発電機が磁束の「ズレ」を利用しているようなもの。
現実的というだけで、解決とは異なる。
現実的に利用できる範囲を最大化しているだけ。
計画(経済)とは、「交点のない善意。」
肉屋の善意が、見えざる手により交点で均衡する
ようなことはない。
戦時計画経済と共産主義との違いは、
解除条件か停止条件か、というだけで、
実質的な違いはなく、同族嫌悪に過ぎない。
発達した科学は、ポンジ・スキームと見分けがつかない。
科学的ミンスキーモーメントが訪れる。
(ポンジ・スキーム⇒ねずみ講みたいな。
ミンスキーモーメント⇒信用収縮の起点みたいな。)
「内製化した天敵」として機能してきた戦争は、
プチ・カンブリア大爆発を任意に起こせる力でもあった。
しかし、それはもう不可能です。
(「次」のステージを作ることはできなくなっている。核で。)
あらゆる状態は、対象(対称)を待っている。
+とーの電荷のように。
Aという点を改善しても、それまではレアであったはずの
ある状態が、待ってましたとばかりに到来し、
結果的により早く滅ぶこともありうる。
世界恐慌前に、フーバー大統領等がバブル抑制等してたら、
世界恐慌は防げたかもしれないが、他の理由で滅びたかも。
バブルはストックが豊富ということではないが、仮にバブルで
物があふれているとして、バブルを防げば(失われた10年く
らいで蹴りをつけておくなども。)、最終的な崩壊は防げたかも
しれない。世界恐慌の場合なら、それは世界大戦と同義なの
で、第二次大戦を防げたかもしれない。
だが、もしもそうしていたら、例えば宇宙人が攻めてくるとか、
まずありえないはずのレアなイベント(大災害でもなんでも。)
が起こって、バブルの豊富なストック(仮定です。)があれば
何とか乗り越えられたのに、それを抑制していたがために、
正しい道を進んでいたがために、結局世界恐慌ルートより
早く滅びていたかもしれない。
起こらなかったことは分からないのだ。多世界治験を要する。
(正しいルートにどんなイベントが用意されているかは不明。
既存ルートと同じイベントである保証などない。)
消費税を上げなかったならとか、金利を上げなかったならとか、
それらはAという事象の解決にはなっていたかもしれないが、
(それも可能性に過ぎないけれど。) それだけだ。
A~Zまですべてを合わせた総合的な結果がよくなっていたか
どうか、分かるはずがない。
(状態が変われば、引き寄せられるイベントも変わる。)
少子化対策は、どこに金を配るかしかアイデアがないようだが、
ある町だけ、あるいは日本だけ少子化改善はありうるけれども、
全人類では少子化進行を止められないだろう。(まだ全体では+
かもだが。)つまり、それ以上に少子化が進む町や国があるという
ことで、それは実質的にはシワ寄せと同義だ。
地球を部屋と考えれば、直接座るなり、それこそ立ったまま詰め
込まれるならば、まだまだ相当入るだろうが、用意された椅子に
座ることしか許されないのだ。この椅子密度(椅子占有率)が実際
の「時代圧力」なのである。
バベルの塔は長屋であり、高さではなく広さのタブーだったのかも
しれない。部屋を広げ、占有し過ぎることはできない。
コオロギにせよなんにせよ、地球をさらになめ尽くすだけなら、
ぺろぺろキャンディーは小さくなる。
ピラミッドの下部を頭上に積み上げるようなものだからだ。
(効率化=ぺろぺろキャンディーをなめる頻度。それが高まれば、
キャンディーをなめていられる時間は短くなる。)
世界は対称性のせめぎあいであり、そのわずかなズレが存在証明
となるが、つまり宇宙は(誤って)拡大し続けてしまっているのを元に
戻す、元の等価なものに統合しようとしているか、逆に(誤って)一つ・
一緒だったものを、何とか完全に分離しようとしているか、のどちらか
と言える。(宇宙の熱的死か、再ビックバン繰り返しか、みたいな?)
それが統合なのか、ただの節なのかはともかく、
時間(時代)は一握化している。
大地震も世界戦争も金融危機も「等価」となっているのだ。
どれを防いでも、指の間から他が零れ落ちる。
椅子=比率であり、まだそれが限界かはわからないので、
コオロギでもなんでも試す価値はあるが、
もしも比率が、椅子が一杯なら、これ以上地球キャンディー
をなめていても何の味もしないだろう。
一握化しているので、いつも言っているように、しわ寄せや
しっぺ返しがタイムラグなく返ってくる。
そして、宇宙進出以外ないが、それはまだ不可能ではある
けれども、橋頭保だけでも、形上火星に片足つっこむだけ
でも、比率は劇的に変わる可能性があり、火星に行った人
は全滅するかもしれないが、それでも行く人はたくさんいる
だろうし、橋頭保があるという形式だけで、そもそも地球上
が一杯(部屋が満杯)というわけではなく、椅子がないという
だけなので、新たな椅子が認められ、地球上でまた成長が
始まる、出生率も上がることはありうる。
(つまり、火星の資源を利用できなくても問題ない。橋頭保
があるというだけでよい可能性がある。)
温暖化にせよ寒冷化にせよ、それがCO2のせいにせよ違う
にせよ、数十年に1度の異常気象が(地球的には)毎年起こ
る新状態になるのは確か。AIも、いよいよ仕事や存在価値を
奪う新状態。
(宇宙進出でなく、AI移民の受け入れでは解決にならないと
申しておりましたが、仕事奪う機械の打ちこわし⇒ラッダイト
騒動の時は、機械を手足として使いこなせばいいだけでした
が、AIは頭脳なので、付け替える、AIになることはできない。
ただし、人類がAIに負けるという話なら、意味のある筋書き
になりえますが・・・。)
新状態への移行度は、世界中の政府(特に日本)が最も進行
しています。1000兆円の借金など噓という説もありますが、
その通りです。含み損、簿外債務、見えない(評価できない)
負債を考慮すれば、軽く倍(適当です。)はあるでしょう・・・。
政府の善意とか悪意などは関係ありません。新状態の政府
は、例えば軍国時代のそれと似ています(自由かどうかとか
の問題ではなく)。信じれば地獄へ連れていかれますが、
(ロシア兵ではありませんが・・・。)信じなければ、地獄
よりも地獄的になります。
一周は危険であると申しておりますが、文明が地球を一周
してしまっているので、宇宙に進出しなければアース(放電
先)がないということですけれども、
かつて感染症は、エピデミックにとどまっていたと思います。
(例えばペストは、地域によってタイムラグあったでしょうし、
ヨーロッパはほぼ同時だったかもですが、今と比べれば、
結構タイムラグがあって、エピデミック気味だったのでは?)
文明が地球を一周したとき、危機はパンデミックにモデル
チェンジ(バージョンアップ)して追いかけてきました。
(いつも申しておりますが、藤子F不二雄先生のウルトラ
スーパーデラックスマンです。)
世界は常に2(対)なので、発展には、それについてこれる、
追いかけてこられる(対となる)リスクの存在が不可欠です。
リスクとの相関関係、リスクの比率的な側面は保存される。
しかし、世界を二周してもパンデミックはパンデミックです。
追いかけてこれるリスク(新バージョン)がないということは、
これ以上の進歩は不可能ということです。(宇宙進出以外)
二周目は、数学的には同じと扱うでしょうが、数学自体も、
公理系の中のストーリであるということに違いはなく、
床下と天井裏の神の手抜き工事、と申しておりますが、
量子論にせよ相対論にせよ、もはやアニメの設定のような
話になっているのも、あくまでも説明に都合がよいというだ
けであり、例えば電子軌道とか、実際に見た人はいません。
(走査式顕微鏡とかは、電圧の差とかを描画してるだけの
ような感じですよね?それは想像というのでは?)
もちろん、うまい具合に説明ができるというだけではなく、
未来もかなり予測できるわけですが、
同様の要請を満たすなら、別に他のストーリーでも問題
ないわけです。
だから、例えば量子論と相対論は、いまだにどうしても
統一化させることができないでいますが、
逆因果律みたいなものを研究している学者さんもいるの
だと思います。つまり、未来が過去に作用する・・・。
そのような筋書きの方が、量子論とか相対論とかの分裂
を招くことなく、うまく説明できそうだとも・・・。
(たぶん数学がついていかないのでは・・・。よって永遠に
証明できない?)
クオリアと同じです。
色は波長の違いですが、例えば赤が500くらい、青が300
くらいの波長として、血液もリンゴも500くらいなので赤く見
えますし、空も海も300くらいなので青く見えます。
(もちろん実際はキロヘルツだか以上の単位と思います。)
だから僕も君も赤いものを赤と、青いものを青と答えますが、
僕が見る赤は、君が見る青のことであるかもしれません。
でも、お互いに赤は赤と答えるし、血液と空の色を混同して
いるわけでもないので、相手に乗り移れない以上、相手の
見ている赤が、実は自分が見ている青のことであるかどうか、
確かめようがないということだと思います。(クオリア)
何がいいたいかと申しますと、アースの電位はゼロとみなし
ますが、これは、基準をどこにおくかの話に過ぎないというこ
とです。そして、文明はまさに、このゼロの位置を押し上げて
来た(だけの)歴史と言えるでしょう。
文明(1種族)が地球を一周、つまり占有しているということは、
電子が上の方の軌道に励起されているようなものです。
自然界では、下の軌道が空いていると不安定であり、せっかく
のエネを放出(発光)して、下の軌道にうつり安定しようとしする
のだと思います。
まさに、この状態だと思うのです。下のエネ準位が空いている。
(人間独り勝ちなので)
地球だけでは、熱的死、エントロピー無限大のような感じで、
(国境固定など理想は)歴史書のページをめくらないでいれば、
紙が破れるまで書き綴られることになります。
核兵器の寿命を戦後から全面核戦争までとすると、相互確証
破壊が維持されている間、信じられている間を健康寿命という
のでしょう。核兵器は2025年で80歳になります。
2022年の出生数は799,728人、自然減は782,305人のよう
ですので、デッドクロスの予想はほぼ当たったと言えるのかも
しれません。(厚労省の人口動態速報値なので、確定値では
デッドクロスしているかも・・・。)
同速報値で死亡者数が2021年より129,744人増えていますが、
やはり超過死亡としては10万人くらいなのではないでしょうか?
(年末近くにコロナ死増えたので15万人あるかもと申しましたが、
当初予想は10万人でした。)
まあ、超過死亡の計算式、つまりどこまでが正常な死者数の増加
範囲と言えるかは決まっていないので、これを論じても無意味なの
かもしれませんが・・・。
(それなら、何の統計的操作もしていない単なる増加数129,744人
だけ見た方がいい?
超過死亡はともかく、2021年もコロナだったので、13万人の増加
は、コロナと高齢化だけでは説明できない?)
ちなみに、2023年は20万人以上、2024年は40万人以上と予想
しています。ただし、戦争など他の理由で区別できなくなる可能性
はありますが・・・。
(超過死亡としての予想です。単なる増加数なら、さらに2~5万人
多いと予想しています。)
もちろんワクチンだけによるものではなく、時間が一握化している
ので、あらゆる要因が接近しているため、マイクロプラスチックとか
も含め、無数の分離困難な要因によるものだと思います。
(一握化していると一つ防いでも他が指からこぼれると申しましたが、
つまりワクチンがあろうとなかろうと、ワクチンがどうであろうがなか
ろうが、結果は変わらないように思います。)
まあ、自然減70万人でも、4年で280万人。太平洋戦争と同じ
くらいの厳しい時代といえるのかもしれません。
(犠牲者=自然減と仮定)
当時と借金率とかも似てるのでしょうし、違うのは人口構成でしょうか。
戦後はハイパー的なインフレとなりましたが、今回は全く同じではない
とは思います・・・。)
コロナウィルスは、
一般的にはエラーが多いはずの一本鎖RNAウィルスとしては、
複製のチェック機構を有しているため変異が少ないと思われていた
ようですね。
パンデミック開始当初は、変異による感染性の増大はあまり心配ない
と考えられ、それが「集団免疫論」の根拠となっていた、とのこと。
実際は予想以上の変異があったわけですが、
ワクチンが最善という位置づけは不変となっています。
仮に、その予想以上の変異をワクチンが引き起こしたとしても、
それにより、コロナを「タンパク質の3次元構造の限界」に追い
込んだ、といえるのかもしれません。
変異は無限ではなく、とれるタンパク質の3次元構造の形は
限られており、そろそろコロナは使い果たした?
タンパク質の3次元構造、つまりフォールディングというと、
プリオン病(狂牛病)が思い浮かびます。
プリオンは体内に無数にあるが、異常プリオンと何が違うかといえば、
まさにフォールディング、折りたたまれ方の違いと考えられているかと
思います。
そして、未解明ではあるが、異常プリオンに触れた正常タンパク質は、
フォールディングに異常をきたし、まるで感染症のように、次々とドミノ
倒し的にタンパク質がでたらめに折りたたまれていく感じかと思います。
つまり、たんぱく質が、まるでウイルスなどのように感染性を持つように
見える・・・。
なお、コロナのゲノムサイズは約3万塩基とインフルエンザの
3倍くらい大きいので、チェック機構が崩れると、逆に変異率が
十数倍になるという。だだ、そこまで変異してしまうと、自壊する
と考えられいたようです。「エラー・カタストロフの限界」
なお、チェック機構を持つコロナウィルスは、
インフルエンザには効果があるとされるポリメレース阻害薬が、
効きにくいことが知られている、とのこと。
ラニーニャ現象は終息しましたね。
今度はスーパーエルニーニョとも。
ある状態には、あるイベントが引き寄せられると申しましたが、
覇権喪失⇒信用崩壊の時代では、既存の常識がことごとく機能
しなくなります。
ラニーニャで極寒と予想されたヨーロッパはまれにみる暖冬で、
危機は起こりませんでしたが、逆に暖冬といわれるエルニーニョ
で極寒になるかもしれません。
2月にキエフへ戦術核リスクと申しましたのは、
ヘルソンが落ち、クリミア奪還が射程に入っていることを前提と
していました。4月攻勢でウクライナ軍がクリミアに近づくことが
あるとすれば、まだ安心はできません。
中国は、サウジとイランを仲介し、両国の国交回復という偉業を
達成しました。アメリカ売りが現実味を増したかもしれません。
イスラエルはイラン攻撃間近で、直前に来訪した米国防大臣に
その許諾を得ていたところ、このビッグニュースで急遽取りやめ
たとも言われます。
イスラエルが今後どう出るかですが、どのみちもうイラン核武装
は止められないでしょう。もはやイランの核産業の裾野は広く、
全員殺すことは困難ですし、関連施設も地下深くに点在しており、
陸軍送ることはできないでしょうから、空爆だけでは限界があり
そうです。
とは言え、イラン核合意とか言ってる間に、90%レベル(核兵器)
の濃縮まであと僅かに迫っていますから、手をこまねいていては、
文字通り地上から抹消されてしまうリスクがあります。
(それがイランの国是なのですか?)
元々そのような難しい判断だったのに、サウジと先に国交正常化
をされてしまい、このままイランを攻撃すれば、スンニ派諸国まで
敵に回して第五次中東戦争の恐れもあるでしょう。
少なくとも、ここ数年サウジに事前のネゴをしていたのは無駄に
なってしまいました。
しかし、まだ今なら、イスラエルは先制攻撃(核)ができます。
そこでロシアが報復してくるとは考えないでしょう。
これを、「全てを解決できる、今だけの時限的な解決方法」と
考えるか否かなのかもしれません。
クリミアとイランは、割と緯度も経度も近いですが、核のタブー
を破る先陣争いをしているようにも見えます。
相互確証破壊(どんなクソな相手でも、そこまで愚かなことは
するまい。)と、戦後は局地的にも使用されたことがないという、
二つの信用の死がほぼ同時に起こるかもしれません。
相互確証破壊への信頼が一度失われれば、相手が打つかも
しれない以上、先制すべきという思いが強まっていきます。
また、局地的にも絶縁破壊が起これば、そこは通電状態と言え、
(戦術)核とトマホークは同列になるでしょう。
もちろん、核の先制攻撃で解決しようにも、その後は世界中が
敵になります。イスラエル国籍でないのに、ユダヤ人というだけ
で迫害されるかもしれません。
また、世界一実戦で鍛えられ、その実績もあるアイアンドームも
ありますし、発射前、通常はその兆候の段階で確実に捉えられ、
イランが国是に従い?イスラエルを消し去ろうとすれば、イランも
必ず道連れになるという抑止力、つまり相互確証破壊というこれ
まで通りの結論が、消去法的にも常識的にも一番確率が高そう
に思います。
しかし、ラニーニャで暖冬ではありませんが、常識が機能しなく
なっている新状態、それが一握化した現在なのです。
(相互確証破壊という信用が飽きられようとしている・・・。)
こんな時に、アメリカは頼りにならないし、中ロは敵なのです。
どうして次の旅行など考えられるのでしょう?
いや、今しかできないというべきでしょうか・・・。
ある意味、最大の発明というか、文明の基礎は緑の革命であり、
つまり化学肥料だと思います。ウクライナ戦争によるロシア禁輸
で、肥料価格は2008年頃と同じくらい、そしてその2時期以外
では全くありえないほど異例の高騰を見せているかと思います。
(窒素は天然ガスから作るので、脱炭素で減っている面も?)
私は、医療はあってもなくてもそれほど変わらず(ゼロサム市場
のようなもの。つまり富の付け替え。なお、株式市場は成長する
のでプラスサム、為替はゼロサム市場と言いますが、どこから
見るかによると思います・・・。とにかく、医療で助かる人もそうで
ない人もいるが)、食料増産がこそが繫栄とほぼイコールであると思う
のように申しておりますが、
医療とか気候や海水面が多少どうなろうが、とにかく肥料・肥料
・肥料(化学肥料)だと思っています。それがある限りまだ続くし、
一度でも切らしたら終わると思います。
まだ、世界同時飢饉は一度もないと申しておりますが、
文明が世界を一周して何百年もたったわけではないので、
そして永遠にないこともない(永遠にないとすれば、それは
エントロピーと同列の概念になる。)でしょうから、そろそろ
あってもおかしくはありません。
2008年は、原油価格高騰(天然ガスも上がるので)が大き
かったのでしょうが、今回は戦争、つまり供給の問題です。
自殺というか、まだまだ続けられるはずなのに、自ら途切れ
させてしまうことになれば、最後まで皮肉・・・。