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蛹の殻  作者: アラdeathM
79/117

「a remote possibility ~わずかな可能性~」

進化とトンネル効果は似ている。

可能性・エントロピーの無限障壁はない。


同じ(トンネル)は開けられない。可能性の真空は存在する。

中身を取り出されたパンドラの箱はただの箱だ。


宇宙進出という空間方向の移民ができなければ、

時間方向の移民を強制される。


ホメオスタシスは世界との相互作用なので、

(移民先、トンネル先で)同一性は失われる。


エントロピーは、一種の擬人化といえる。


不幸が幸福税だとすれば、

それは累進税率というより比例税率に近いだろう。


天国まで不幸課税の繰り延べができるのかわからないが、

比率にこそ重要な意味があるように思う。


富裕層にとっても、

5割失えば致命的であることに変わりはなく、

3割の不幸でも、

そのストレスは貧者のそれと変わらないのかもしれない。


トンネル効果は、無限エネ障壁があれば起こらないというより、

いかにトンネル効果といえども、

比率の壁は超えられないということではないだろうか。


SDGsやフェアトレードなど、理想というものは、

屠殺場の防音で豚の悲鳴が聞こえないようにしているだけ。


確かに、無人島なら、漂流者たちは、

節約して少しずつ消費した方がいいだろうし、

公平に分け合い協力した方がなお良いだろう。

だが、楽園のような漂流生活がこれまでなかったように、

限られた人数だけでも、そしてリソースを一気に消費してでも、

いますぐ無人島を脱出する以外に、生き残る道はないことが

多いのかもしれない。


グレダさんの理想は、まさかこんなことになるとは思わなかった

かもしれないが、だからと言って、では化石燃料を燃やしまくって

いればよかったわけでもなく、それはそれで最悪の一つではある。


もしも何もしなければ、公害等でひどいことになっていたとしても、

案外「種」としては、より長く存続できたかもしれない。

(むろん、そんなひどい状況でただ生きていても幸せとは言えない

だろうが。)


理想を選べば、あと20年が30年に延びることだけは確かとか、

放任を選べば、(結果的に理想より長く種が残った場合でも)ひどい

暗黒の結末、というような単純な話ではなく、


いずれにせよ、ある程度は思いもよらない結果となるものだし、

単に種の存続期間というだけでなく、

トータルでどちらがマシかなんて、事前には分からないだろう。


しかし問題なのは、理想は思考停止させてしまうということ。


豚の悲鳴に耳をふさぐではないが、

理想以外に目をつぶらせてしまう。


いずれにせよ浅慮で、しっぺ返しをくらうのなら、

(理想だけは食らわないとでも?)

しっかり現実を見据えていたいものだ。



『コロナウイルス騒動を契機とした過去2年間の狂気のMMTで

米国政府は急速に(1971年から始めた)ネズミ講金融の終焉に向かっている。

現在、米国は制御不能なインフレと戦うために金利を引き上げる必要があるが、

それは国家破産を引き起こす。つまり、ゲームオーバーだ。

米国はシステムを「リセット」する以外に選択肢はない。』

(石原順氏コラムより抜粋)



70年代からの最後の50年スパンが終わる?

この間に(近代)年金制度、皆保険なども作られましたが、

ネズミ講は言い過ぎにしても、

結局リセットされるまでの理想でしかなかった?


円の有効期限が迫る・・・。



『コロナのヒステリーが始まってから今日まで、

FRBは米国の全生存期間を超える紙幣を印刷してきた。

米国の建国から、最初の6兆ドルを印刷するまでに、227年以上かかった。

しかし、最近、ほんの数カ月の間に、米国政府は6兆ドル以上印刷した。

この間、米国のマネーサプライはなんと41%も増加した。

出所:「Ray Dalio & Paul Volcker 』

(石原順氏コラムより抜粋)



それはルビコン川を渡るというより、

壮大な先送りのクロニクル・・・。

我々は、永遠に来ないように思われた「約束の時」に邂逅する。

そう、今がその「未来」なのだ。



『日本人は今、「給料は上がらないが物価は上がる」

という典型的なスタグフレーションの渦中にいるのである。

公的債務の対GDP(国内総生産)比の限界は250%程度と言われ、

1940年代に英国が一度経験しているだけである。

公的債務の対GDP比256%で少子高齢化が進む日本は、

金利が上がれば厳しい事態を迎える。

この円安は日銀の政策が変わるか、

米国が不景気時のドル安政策に転換するまで続く。

日本の1,220兆円の借金を減らしていくには

GDP2%成長を30年複利で続けていくか、

インフレで借金の実質価値を下げていくかの二つしかない。

量的緩和政策は<国民の預金を連帯保証人とするインフレ政策>である。

最近の日本の経済政策、すなわち、破滅的なアベノミクス政策は、

円安によって企業収益を上げ、その恩恵が家計に還元されるのを待つこと

が目的であった。しかし、トリクルダウンはいっこうに起こらず、

国民の有意義な賃金上昇をもたらすという点では大失敗であった。』

(石原順氏コラムより抜粋)



GDP2%成長を30年複利で、

1,220兆円は消える(安定レベルになる?)のですね。

思ったほどあり得ないことでもないような・・・。


二度目の高度成長を経験した国は(たぶんほぼ)ない。

それは、同一性の問題・・・。


ロブスターにせよ、何とかクラゲにせよ、寿命ないように見えるものは、

おそらくどこかで同一性を失っているだろうと申しましたが、

同一性を維持したまま、つまり一つのホメオスタシスの枠の中では、

祭りは一度だけ・・・。そしてそれを30年続けるのも難しいことですが、

(ソ連崩壊から30年後、勝者だったはずのアメリカの状況を見れば明らか。)

とにかく先進国、すでに高度成長済の国では、2%といえど簡単ではない、

ということなのだと思います。



『こうした介入を「不胎化」しない限り、効果は限られるかもしれない。

不胎化しなければ、自国通貨買いは国内金利を実質的に押し上げ、

人民銀行と日銀が現在実施している金融政策に逆行してしまう。

人民元と円の軟調ぶりは、中国と日本が持つ介入資金規模の大きさゆえに

ニュースをにぎわせている。ただインド、台湾、シンガポールの保有外貨準備

を合計しても1兆4000億ドルに達する。』

(ロイター記事より抜粋)



不胎化、つまり円買いしても、その分買いオペ?等で円を市中に供給する?

日本の場合は不胎化なんて必要なさそうな気もしますが・・・。

とにかく、ファンダメンタルズに逆らっても、他の面に悪影響が及んで相殺

されるなどしますし、単独介入だからとか以前に、短期的な効果しかない

ということなのだ思います。

(ショックがあれば、瞬間的に激烈な円高は起こり得るでしょうが・・・。)



インド空軍が、核弾頭搭載可能な超音速巡航ミサイルを誤って発射し、

パキスタン領内に着弾していたようですね。3月9日とのことですが。

死者やけが人はなかったようですけれども、パキスタンは厳重抗議した

とのこと。



こんな感じのヒューマンエラーで核戦争になったら笑えませんね。


しかし、北朝鮮の核は、不安を超えるメリットと保証により廃絶されるとか、

平和的統一や、特殊部隊による暗殺などで廃絶される、というようなこと

もありえなくはないのでしょうけれども、


永遠にこのまま緊張を高め続ける、あるいは維持し続けることはありえず、

いずれは使われるはずです。


イランも、いずれは核武装に至るか、その直前にイスラエルに攻撃される

でしょうから、やはり核合意の行方(それまでの時間稼ぎに過ぎない?)に

関わらず、最終的には、核戦争になる可能性が高く、


突然共通の敵ができたとか、金の生る木が見つかるなどで、

核を廃絶し仲良くなるという可能性は低く、


そして緊張のインフレはもちろん、緊張の維持も、

永遠ということはあり得ないため、最終的な結末はほぼ確実?

(永遠に避けられるなら避けるべきですし、いや、避けられなくとも

できる限り避けるべきですが、いずれ避けられないことを無視する

のではなく、それを前提とした対策を講じておく方がいい?)



『プーチン大統領は、欧州がこの冬にエネルギー不足とその価格高騰に

根負けし、ウクライナに停戦を迫るというシナリオに賭けている。

ロシア筋の1人は、「われわれには時間があり、待つことができる。

この冬は欧州にとって厳しい季節になるだろう。抗議活動や社会不安が

起こる可能性もある。欧州の一部指導者らは、ウクライナを支援し続ける

べきかどうか考え直し、交渉に応じる時が来たと思うかもしれない」

もう1人は、既に欧州の結束にはほころびが見えており、

冬の厳しさの中でそれに拍車がかかるというロシア政府の見方を紹介。


「戦争とは兵站、そして意志のテストだ。試されるのは、

われわれ西側がロシアに勝る意志を持っているか否かだろう。

厳しい試練になると考えている」


そしてロシアは屈辱的な敗北に直面した場合、

紛争をエスカレートさせる恐れがある

「ロシアにとっての選択肢が、負け戦を続けて大敗し、プーチン氏が倒れる、

もしくはデモンストレーション的に核兵器を使用する、という二者になった場合、

核兵器のデモンストレーション的使用を選ばないとは限らない」

とブレントン氏は話す。』

(ロイター記事より抜粋)



冬将軍は三度(ナポレオンとヒトラーと今回。)ロシアに味方する

のでしょうか?しかし本当にこの冬、ヨーロッパではすごい死者

が出るのでしょうか?ちょっと想像できませんが・・・。

(戦火拡大ではなく、凍死ということでしょうから・・・。)


NATOはすでに機能不全であり、

欧州の心はもうバラバラになっているように思います。

大戦前の位置エネにきれいに戻ってしまいました。



『ロシアが中国により多くのガスを輸出することになった場合、

中国は余剰ガスをスポット市場に転売する

間接的にヨーロッパを助けることになる。

皮肉なことに、ヨーロッパはエネルギーのロシアへの依存から

脱却しようとしているために、中国への依存度が高まっているのだ。

最終的に、ヨーロッパが行ったのは、1つのエネルギー供給源を

別のエネルギー供給源に置き換えることだった。

ロシアとともにヨーロッパの毎日のエネルギー摂取量を決定している

中国が、これらすべてを可能にした。

台湾を侵略するのにちょうど間に合うように。』

(In Deepさんコラムより抜粋)



欧州は、ロシアに右の頬を打たれれば、

台湾侵攻時には中国に左の頬を差し出すのでしょうか?



ロシアは「全ての爆弾の父」とかいう?通常兵器最大の

火力を投入するかもしれませんね。すでに燃料気化爆弾

を結構使っているといいますが、全ての爆弾の父は小型

の戦術核に次ぐ威力といいます。

(TNT換算で見ると小型戦術核よりかなり小さいですが。)


占領地域の住民投票でロシアへの帰属が決まれば、

そこに対する攻撃は、ロシア国土への攻撃ととらえられる

のでしょうが、戦術核の口実になりえるのでしょうか?


これが、例えばメキシコ国境にロシア系列の軍がせまる

ような状況であれば、アメリカなら発狂しているだろうな

とは思います・・・。


ロシアは制御不能には陥っていないように見えるので、

まずないとは思うのですが、「オレが倒れるくらいなら」

核兵器のデモンストレーション的使用にかける方が、

素敵なアイデアに見えることはあるのかもしれません。



食料自給「力」というものがあるそうですね。


花とか非食品の農地や放棄地などすべて使って、

カロリー効率高いじゃがいもやサツマイモなど

による国内最大限の生産能力ということらしい

ですが、118%くらいと想定されているようです。


なお、芋中心でなく、米や麦を結構重視する

食料自給「力」だと80%台らしいですが、

その場合の配給は、


朝と夜は米1杯ずつ、

朝は漬物と豆がついて、

昼はうどんとサラダと果物(りんご1/3)、

夜は野菜炒めと魚一切れがつく。

また、4日に1回コップ一杯の牛乳、

二週間に1回卵1つと肉100gがもらえるとのこと。

これで一人1759キロカロリーになるそうです。


芋中心の場合なら、

4日に1回コップ一杯の牛乳は同じだが、

卵は3ヶ月に1回1つだけ、肉100gは3週間に1回に。

ただし、朝昼晩芋中心だが、一人2500キロカロリーに

なるので、おなかがすくようなことはない?


これらはすべてがうまくいった場合の上限とのこと。


また、配給始まるまで数ヶ月~1年を要するらしい。

まず芋を植えらそうな場所で土壌を作り肥料をまき、

暖かい沖縄で種芋を作るなどの段取りを要すから。


これらは、たぶん農水省とかの試算なのだと思うの

ですが、どうやって配給するか、どのように各世帯

に配るかなどは決まっていないとのこと。


なお、高齢者施設などは、

給食が出せずに閉鎖になる可能性があるようです。


上記配給で卵が少ないのは、餌の輸入が止まるから。


また、実際は家族全員で行列に並んだり、

食の不安で出勤するどころではなく、

つまりインフラも(役所もスーパーも)止まる。


(死なない防災 そなえるTVより)



肥料の窒素・リン酸・カリのうち、リン酸とカリは、

チリ硝石(カリの方?)など、「採掘」されているの

だと思います。


(チリ硝石の生成原因には海藻の分解説、グアノ起源説、

動植物の遺体のバクテリアによる分解説、根粒菌のような

土壌微生物による大気中の窒素固定説などさまざまな説

があり、確定していないとのこと。)


窒素だけは、ハーバーボッシュ法を基礎に

化学肥料として生産されているのだと思います。


リン酸とカリの方も、40年ということはないでしょうが、

埋蔵量は今世紀中に枯渇する感じではなかったでしょうか?


窒素の方は、ウクライナ戦争でロシアとウクライナからの

輸入が難しくなる以前から、石油の消費を抑制することで、

肥料製造には欠かせない硫酸が不足してきていたとも?

(つまり肥料も化石燃料燃やして作るイメージ?)


シェールガスを含めた天然ガスの埋蔵量は、

約205兆立方メートルとのこと。

消費量の増加などを考慮に入れた場合、

約205兆立方メートルの天然ガスは「2072年に尽きる」

とのことです。2052年に石油が尽きて、その穴を天然ガス

で埋めると想定した場合は、天然ガスは「2060年に尽きる」

とのこと。



理想の帰結

(たまたまコピーした記事より)


カリフォルニア州は、電気自動車の充電を控えるように呼びかけたとか。

2035年までにガソリン車の新車販売を全廃する規則を決めたばかりで、

ちょっと皮肉ですね。(電力不足)


気温上昇により、サハラ砂漠の周縁部で緑化が進行しているという話

はどうなったのでしょうか?気温の上昇によって降雨量が増え、植物が

繁殖し、世界の陸地の3分の1を占める半乾燥地域が肥沃になっていく

という説もあったようですが・・・。

古代では温暖化に伴って植物の成長が促され、種の多様化が進んだ

とも言われます。

(ナショナルジオグラフィック記事より)



温暖化が悪いのではなく、時期が悪いだけです。

温暖化だろうが寒冷化だろうが、同じ意味での危機が到来する。


温暖化を抑えれば回避できるなんてことはなく、

(太古のように)温暖化すれば豊かになるなんてこともない。


時間という回答用紙をはみ出してしまう以上、

どのような解も解とはならないのです。


そして、どちらが似合うかということだけで、

温暖化が選ばれるように思います。

(だからといって、温暖化だから、危機になったということでは

ないですし、本質的にはどちらでもよかったのです。)



生命誕生(原核生物)はざっくり約40億年前、

光合成生物が約30億年前、

真核生物が約21億年前、

最初の多細胞生物は約10億年前に誕生。


きれいに10億年ずつですよね。



ラニーニャの最長は8季節とのこと。(過去3回)

昨年秋からラニーニャ現象が続いているので4季節。

あと1年続く(2回転)はかなり小さな確率のように思えますが、

それですら、そこまで珍しいとも言えないのかもしれません。


ラニーニャの冬は厳しいといいますけれども、

どうなるのでしょうか?



フランシスコ教皇は、

『西洋は出生率に対して特に脆弱になっている。

人口統計学的な「冬」は主にイタリアとスペインで見られる。』

とのこと。(スプートニク記事より抜粋)



科学への過信

(たまたまコピーした記事より)


『ドイツ・ボン大学の天体物理学者であるPavel Kroupa教授が

「ダークマターは存在しないと主張する理由」

主流の仮説では、宇宙の約25%がダークマターで構成されており、

70%はダークエネルギー、残り5%が原子など既知の物質である

とされています。

低質量の微少粒子の中を移動する巨大物体は、

重力の影響で次第に減速していくはず

宇宙空間を移動する銀河はダークマターによる減速が生じるはずです。

ダークマターが存在しなければ現在の宇宙論モデルは崩壊するため、

理論物理学者は新たなモデルを考案する必要があります。

ニュートンの重力理論を拡張した修正ニュートン力学(MOND)に基づく

宇宙論モデルを発展させるべき』

(ギガジン記事より抜粋)



宇宙の(物質の)わずか5%しか分からない。

(まあ、分かるといっても、マクスウェルの悪魔ほどではなく、

それらしい法則で説明ができると言っているだけですが。)


どころか、その理論(95%はダークマターとダークエネルギー)

すら本当に正しいのか分からない。

(95%は分からないというのが正しいのか分からない?)



『地上で核融合を行なうのは大変なことで、

1億℃以上のプラズマが必要になる。

常に温度、密度、放熱の阻止の三条件の全てを満たさねばならず、

何れか一つでも欠ければやはり反応は停止してしまう。

核分裂反応のような暴走は、原理的に起こり得ないわけである。

つまり現在の核分裂反応は必死に反応を抑えようとしているのに対し、

核融合反応は必死に反応を継続させようとする点が大きく異なる。』

(ギガジン記事より抜粋)



連鎖反応が起こりにくいので、暴走という点では安全だが、

1億℃以上にするエネもさることながら、それを入れられる

容器はないでしょから、膨大なエネ(磁力等)で閉じ込める

ため、投入したエネで足が出てしまうか、わずかな黒字が

現状でしょうか。それもほんの一瞬。

(暴走しなくても、1億℃以上なので事故れば大変。)


なんだか永久機関にも似た、ドン・キホーテ的なにおいが

するような気がします。

むしろもっと汚い部分、ひどい部分を探すべきでは?


化石燃料は、

短期的には公害や戦争、長期的には枯渇や温暖化?

などの地雷を埋めることに等しく、

つまり、理想論、いいとこどりでは決してなかった。


そうでなければ、いいとこどりで不安なしということでは、

絶対に成功しないような気がします。


子や孫の時代に、死も生易しいほどの悲劇が約束される

潜在的犠牲、あるいは犠牲の排出先があるかどうか、

そこがポイントだと思います。



『オランダ・フローニンゲン地域でのガス採掘は

住民にとって悪夢となった。ガス採掘工程が原因となり

多発した地震の結果、オランダ政府がガス採掘を打ち切る

決定をした。しかしウクライナでの軍事行動を考えると、

決定の施行は長期にわたり延期される可能性があるという。

オランダはこのガス田の天然ガスの大半を1964年から採掘している。

「地球の震え」と呼ばれるその現象は1994年に起こった。

その後も頻繁に、さらに強度を増して地震が発生するようになった。

オランダには数十のダムがあり、その大半はリヒタースケール4未満

の耐震設計で作られており、そのためフローニンゲンが特に激しく

「ブレス」をすれば、オランダが丸ごと水に沈む可能性があるという。

(スプートニク記事より抜粋)



あっちもこっちも、にっちもさっちも。



AIの自動運転は、

エッジケースと呼ばれる想定外の出来事に遭遇すると、

思考停止してしまうそうですね。



『「これらの企業が2年以内に(完全なAVの開発に)成功しなければ、

もはや存在できなくなるだろう」「行動で示せ、さもなければ黙っていろ、

ということだ」

<数十年後も無理か>

クルーズのフォークトCEOによると、AVが現在、人力に頼るのは1%未満

のケースに過ぎない。しかし、AVの数が数千台、数百万台と増えていけば、

立ち往生して路上で人間の指示を待つAVも相当数に上るだろう。

AVは人間よりも予想可能な動きをするため、その台数が増えれば

エッジケースも減るだろうが「ゼロにはならない」と予想。

「数十年たっても100%の真性AVにはたどり着かないだろう」と語った。

トラックや近所の配送サービス、低速車線に絞ったシンプルなAVの方が

早く黒字化しそうだが、それさえ何年間も要しそうだ。』

(ロイター記事より抜粋)



「あと一歩の壁」が、科学技術の前をかさぶたのように覆う・・・。

それでも人類は、科学と心中するに違いないのです。



京大の宮沢孝幸先生によると、


コロナの発症抑制も、液性免疫(抗体)ではなく、

細胞性免疫(自然免疫)と仰っているようですね。


細胞性免疫は無限ではなく有限で、それを兵隊

とすれば、コロナに使う分(北方領土のロシア軍

が空になるように?)帯状疱疹とか他のウイルス

(ガンもだと思います。)に割けなくなるとか?


抗体価は低いほうがいいとのこと。

(メモリーが付くことが重要で、

メモリーがあれば、あとは低くした方がいい。

常に高いと、常時炎症しているようなもので、

負担が大きいということだと思います。)



『ガーナー氏は問題に対する答えを知らないと言いつつも、

「免疫不全の人の体内で抗原ドリフトが起きたシナリオ

であることを願っています」と述べています。

もし変異株が長期感染者の体内で発生しているのであれば、

リスクの高い人に感染するのを可能な限り防ぐ措置を講じ、

ワクチン接種を優先的に行うといった対策ができると主張。

一方で、人間以外の動物で発生した変異株が人間にも広がっ

ているのであれば、人間は新型コロナウイルスとの共存を

目指すか、何か違う対策が必要になるだろうと述べました。』

(ギガジン記事より抜粋)



オミクロン変異は、

免疫不全の人の体内に長く残ることで変異したのではなく、

動物と人間を行ったり来たりして変異したようなら、

正直お手上げということだと思います。

(人工説も根強い?)


(天然痘は、変異しにくいDNAウイルスですし、

mRNAワクチンではなく生ないし不活化ワクチンか何かだと

思いますし、何しろ人間にしかかからず、動物と行き来しない

ので撲滅できたとか。そもそも自然に消滅するところを邪魔

しただけという説もありますが・・・。)


もう一つ、普通の人の体内で複数種類のウイルスが、

干渉(複数のウイルスに感染しにくい)を超えて出会い

融合したり変異する説も、むしろ有力のような気がしますが・・・。

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