「国家(文明)のエントロピー ~グ〇ダイズムは第二種永久機関~」
エントロピーは、熱力学的には、
移動した熱÷絶対温度
みたいな感じだったかと思いますが、
なぜそれがエントロピーなのか?と思いながらも、
「ほ~ん」という感じではありました。
しかしボルツマンのエントロピー式
k log Wは、意味が分かりませんでした。
kは自然定数の一つで、なぜと問うてみても仕方がなく、
重力定数にせよ何にせよ、自然定数の一つがほんの0.001%?
でも違っていれば、宇宙はこうは(人間に都合よく)ならなかったと
いいますね。
logつまり対数のグラフは、
縦の目盛りが数というか値というかではなく、率になるので、
より全体を掴める場合もあるかと思います。
指数関数では文字通り爆発、発散の印象しか得られない場合でも、
対数グラフなら、緩やかに増加する直線だったりするのでしょう。
Wは状態数ですが、ボルツマンは確か、「エントロピーは我々が
個々の違いを識別できないからそう見えるに過ぎない」みたいな
ことを言っていたかと思います。結局のところ、エントロピーは、
確率と言い換えてもよいという感じなのだと思います。
箱の中を仕切りで隔てて、
左側に空気の粒子があり、右側は真空として、
仕切りに穴をあけると、どんどん(真空と)混ざり合い、
最終的には両方同じ濃度で平衡状態となる。
これがエントロピーであり、
無秩序とか乱雑とか不可逆とか言われるかと思います。
物理法則、少なくとも運動法則(量子力学含む)では、
すべて時間対称性があり、
時間的に不可逆を示すものは何もないのに、
熱が絡むときだけ不可逆になり、方向、時間が現れるのは、
一種の謎と言われているかと思います。
(熱は高エントロピーのエネ⇒ややこしいですが、エントロピー
の場合、高い方が乱雑な方というか、エネ的には劣化、質が
低いものといえるかと思います。面倒なので、エントロピーは
増加ではなく減少する、低くなるという言い方が良かったかも?
厳密には熱はエネではないみたいですが・・・。)
しかし、エントロピーという法則はなく、確率の問題のようです。
箱の左側に粒子が多い間は、
粒子が自由運動し、偶然穴を通って右側に行く確率の方が大きい
ので、差し引きで右側に行く「方向」が見える。
平衡状態では、左右両方同じ確率になるので、そのまま動かない
ように見えるが、確率的には同様に動いている。
(平衡状態でも、右に行ったり左に行ったりしているが、その場合
の数が膨大なので、つまり全体の状態数に対する割合が圧倒的
なので、1億面の99.9%が1であるサイコロを振り続ける場合に
1しか出てこないように、平衡状態であり続けるし、またそれぞれ
の状態の違いが区別できないので、本当は同様に動いているが、
「平衡」に見える。)
1つ1つの可能性、つまり状態数、例えば右に10、左に2とかは、
(本来は電子スピンとか様々な状態があるでしょうが。)すべて同じ
確率と思われるのに、我々にはその違いを(実験的にも)区別でき
ないので、あたかも一つの方向に向かう法則があるように見える。
普通のサイコロを無限に振れば、
1が1万回続くような(低エントロピーの、秩序だった)状態と、
乱数的な数列が出る確率は、(無限回では)同じ?としても、
我々には乱数的な方が起こりそう、確率が高そうに見えることと同じ。
ロト6で、1・2・3・4・5・6はまずなさそうに思えるが、
その確率は、32・4・12・6・23・11のような乱数的なものと同じである
ことと変わらないのでしょう。
また、乱雑な部屋をグラフにすれば、
なだらかな丘陵のようになり、むしろ秩序だって見えるが、
整頓された部屋をグラフにすれば、両端に針のような山があって、
あとは歪な曲線が散らばるとか、逆に無秩序にも見えるわけで、
秩序とか無秩序も主観に過ぎないといいます。
エントロピーが確率であるとすると、確率とは何か?
未知の法則が隠れているのか分かりませんが、
確率は、公平であること、言い換えれば、
個々の粒子(電子やクォークなど)に個性はない、
ということが前提になっているものと思います。
そして確率とは、選択と証明の問題でもあります。
科学的証明は再現性ですが、アリー・ベン‐ナイム教授は、
「物理学の法則が絶対であると信じる理論的、実験的理由
はどちらもない。法則がいつも同じであったと、そして将来
にわたっていつも同じであると主張することはできない。」
と言っています。
法廷での証明は、因果律ですが、
これもエントロピーという確率、
タネがあれば実がなるという方向性を前提としています。
いずれにせよ、再現性、因果律を信じられるほどの確率
(識別できない状態数)を前提としているわけです。
しかしこれらは、平衡状態になるまで、
1つのエントロピーが終わる(尽きる)までの、
期間限定なのではないでしょうか?
ある国、文明のエントロピーが終われば(高エントロピーに燃え尽きる)、
再現性にせよ因果律にせよ、
ある意味ご破算になり(信じる者がいなくなり)、
新たな国、文明、ないし種族に、
新たなエントロピーが与えられる(生じる)のかもしれません。
確率があるからこそ、エントロピー(不可逆)があるからこそ、
選択の必要性が生じます。
今、覇権とともに信頼は消え去ろうとしています。
アメリカのエントロピーだけでなく、文明、下手をすれば種族のエントロピー
が、終わりに近づいている時、我々は何を選択できるのでしょうか?
以前、覇権はターザンのロープであり、それが降りてこないということは、
(類人猿が樹上からサバンナへ進出し直立二足歩行を得たように)新たな
地平へ降り立つか、単に落下して終わるか、のようなことを申しましたが、
古いロープにしがみつき続けるという選択肢はありうるでしょうか?
火力発電(原子力も核エネを直接取り出せないので沸騰させているため同じ)
は、大量の排熱を、主に海に捨てていますが、これも利用しようというのが、
熱力学第二法則に関する第二種永久機関かと思います。
(熱力学第二法則は、エントロピーの熱力学的表現かと思います。
利用不能なエネとも言われますね。)
排水は確か30度とか、とにかく低いので、利用するのが困難です。
そして利用できるのは温度差なので、ボイラーはできるだけ高温に、
排水はできるだけ低温にできれば、温度差が大きくなって熱効率が
上がります。(厳密には温度以外にも圧力とかあるでしょう。)
水力発電の方が分かりやすいですが、
ダムとタービンの水位差(水頭圧、つまり重力エネです。)を電力に
変えています。(重力の位置エネ⇒落下の速度エネ⇒タービン回転
による電気発生)
ここで、水は発電所の下流に排水しなくてはなりません。
高水位のダムは低エントロピー、(整頓された部屋のように、ある意味
無理をしている状態、状態数的にはけた違いに少ない。)つまり大きな
位置エネが、タービンに向かって落ちていくことで、位置エネが失われ
た分だけ速度(運動エネ)になる。(速度エネの方がエントロピーが大きい
と言える。ダム水面で止まっているより、動き回っている方が水分子の
状態数は多い。しかし状態数が多いので、確率的にそちらに収束して
いくように見えるだけで、我々の目が無数の異なった状態を同じもの
(同じ数字でも、1億面のサイコロのどの面に書いたかで本当は違う。)
としか見ることができないだけで、実はまったく同じ確率に支配されて
いる。エントロピーという特別な法則はない、ということだと思います。)
しかし排水にも速度は残っています。
それでもそれを利用することはできません。
排水しなくては水を落とせないからです。
第二種永久機関とは、
この排水や、30度程度の排熱を利用しようというものです(たぶん)。
現在のところ不可能とされているかと思います。
グ〇ダイズムは、まさにそれをしようとしているように思います。
ハーフアース(地球の半分だけ使って、残り半分は保護しようという考え?)
も同じです。いい感じでキープする、(与えられた)エントロピーを停止する、
そんなことが可能なのでしょうか?
それは一つの理想ではありますが、
その天国には入場制限(未来人の一部は入れない⇒出生制限等)があり、
天国のルール(肉食うなとか)に従う者だけが存在を許されます。
しかし、それは時間に対する堤防であって、どんなに高く強い堤防でも、
時間を蒸発させることはできず、堤防で防いだ分だけ、他にしわ寄せが
いくはずです。(決壊する場所が違うだけ、あふれる場所のシフト。)
つまり他に溢れさせる先も、必ずセットで必要なのです。
(エネは変質するだけ決して消えない。本当の意味での消費などできない、
ということを忘れてはならないでしょう。)
これまでの繫栄は、世界の金融緩和や財政と同様、
先送りにより、未来を犠牲にして得られたものです。
(アメリカのコロナ支援金の不正は、米シークレットサービスによると
11兆円にのぼるらしいですね。390兆円の3%に過ぎないとは言え、
何ともべらぼうです。
もう日本の緩和や財政状況と50歩100歩なのではないでしょうか?)
しかし、グ〇ダイズムは、何の犠牲も払わずに、いい状態でとどまり続け
ようというものですが(しっぺ返しのないやり方が存在する世界である、と
いうことが前提。)、それを世界は許すでしょうか?
共産主義も、人間活動を管理して、世界を大事に使おう、もたせよう
という意味もありましたが、その理想は、現実には何千万という犠牲
をもたらしました。(毛沢東時代の大躍進や、いわゆる生まれなかった
人も含めれば億単位?ちなみに、ポルポトのカンボジアは国民の1/6
くらいが殺されたと思いますので、家族に1人はいるような割合になる
と思います。)
幸不幸はゼロサムではありませんが、エンタングルメントされています。
(宇宙は一次元、つまり「2」で構成されています。
発生も対生成だし、消滅さえ対消滅しなくてはなりません。
逆2乗則に限らず、あらゆる法則は2、2乗、2乗根、を掛けたり
割ったりしているように思えます。
2つの両端のエンタングルメント。それが宇宙の姿。新しい資本主義など
という、両端のどちらでもない二次元の方向は、現人類にはありません。
そして中庸は、既にことごとく試され尽くしています。)
よって、幸には、(第三者でもいいし、未来への先送りでもいいが)不幸が
必要です。何の犠牲も払わず(肉は我慢するとは言え)、ペナルティーが
蓄積することもなく、ただ良い状態をキープする、エントロピーを止める、
そんなことはできない。
グリーンエネでヴィーガンになって、環境負荷かけなければ良いという、
つまり地球をさらに効率的に有効活用するというのは、第二種永久機関
と同じだし、根本的な解決でもない。(多少遅いか早いかの違いはあり得
るが、むしろ現実は、理想の暴力の方が悪い結果になる、早く破綻する
ことが少なくない。この世界は、そこまで甘く幼稚ではないからだ。)
また、有効利用は、化学的に可能なラインとは別に、種族に、文明に、
一つのエントロピーに認められた、一定の比率ライン(バベルライン)が
あって、それを超えて有効活用することはできない。
地球の物質構成、エネ収支(ほぼ太陽エネと地熱(ベータ崩壊エネ)ですが)
に対して、ライオン1頭の物質とエネを、生態系ピラミッドも維持しつつ、
あるいはそれは無視して計算すれば、ライオン100億頭まで維持できると
しても、ライオンの「エントロピーの終点」が、1億頭のところにあるとすれば、
それ以上の有効活用は、空転するだけというか、何の効果ももたらさない。
何らかのしわ寄せで相殺されたり、
例えばグ〇ダイズムで24年間いい感じだったとしても、
25年目で耐え切れず、あるいはそこまでして守るほどでもないと、
戦争への抵抗が僅か1%低下したがために、
たったそれだけでも(1度の温暖化が致命的であるように)、
25年目に核戦争となり台無しになる、
というようなこともありうるかもしれない。
私は、1970年代に文明はピークになり、ピーク=ビンゴだと思っています。
もうクジは終わり、あとは、ビンゴカードを捨てる前に、残りの穴を開けて
いるだけの、偽のエキサイト(メント)だと思います。
(近代国家のエントロピーは増加し切っている。
⇒エントロピーの増加はエネ的には劣化、低下。厳密な言い方ではない。)
惰性で飛んでいるだけで、すでに上方向の加速度は失われ、
放物線軌道しか残っていない。
米軍がローマ軍の1万倍強く、第七艦隊がミネルバ(ローマ第一軍団)の
10万倍強くとも、米国覇権が1万年続く訳ではなく、同じオーダーという
か、せいぜい数百年単位であることは全く変わらない。
現在、世界は多くの様々なレイヤーに別れた。
それぞれ別々の引力圏に入ったのだ。
(レイヤー⇒イラストをペンタブで書く場合、ラフや下書きや色塗りなど、
それぞれ別のレイヤー(層)に書いて、合成したり部分的に消したりする。
宇宙も、重力場、磁場、もしかしたらウイルス場など、無数のレイヤーで
構成されている。神のペンタブ・・・。
別々の引力圏とは、例えば惑星は直進しているが、太陽の引力で時空
が曲げられているので、結果的に太陽の周りを回っているというか、
引力で引きあっているというより、ただ時空が曲がっているだけで、
引力も何も、本当は直進しているだけ。
そしてこの直進を慣性と言うなら、慣性自体も一つの場、レイヤーであり、
結局、本当に我々がやろうとしていること、
あり続けようとしていること(慣性)などなく、
ただ、世界(各レイヤー)に沿って落ちているだけ。それが「能動の正体」)
(回ろうとして回っているわけでないというか、引力で引きあっている
というより、ただ曲がった時空に沿って真っすぐ落ちているに過ぎない。)
欧米も中ロも、エスタブリッシュメント層も弱者も、ワクも反ワクも、
別々のレイヤーに入ったので、相互理解は不可能となった。
(レイヤーから出るまでは・・・。)
(南北戦争はまだ156年前くらいなのですね。第一次大戦の49年前。
アメリカでクーデターが起きにくいのは、州兵という別系統があるから
と言いますが、ミャンマーにせよ、最近市民側が勝ちそうな雰囲気が
ないですけれど、革命の国フランスも、たとえ正しくとも自由への制限
には抵抗が大きいと思いきや、コロナ規制(政府権限の不可逆的拡大)
に案外抵抗がない。パンがないならお菓子、ではありませんが、自由が
ないなら接種すればいいじゃない?それでも選挙では、マクロン政権も
危なそうな気がしますが・・・。
米国も、クーデータにでもなれば、武装権を持つ市民が黙っていない
ように見えて、案外もう市民の力では何も覆せないのかもしれません。
そもそも市民が分断されていますからね。)
もはや互いに排斥する以外の道はありません。
残念ながら、エントロピー切れ、別々のレイヤーに入った以上、
ツケを払う以外の道はもうなさそうです。
現在の太陽周期第25サイクルは、
歴史的に高いレベルの活動期になる可能性が出てきたようです。
国立研究開発法人情報通信研究機構 太陽黒点グラフ
https://swc.nict.go.jp/trend/sunspot.html
NASAを始め、ほとんどの学者は、25サイクルが非常に弱くなる
だろうと予想しており?だからこそ、氷期が来るということも盛んに
語られていましたが、本当に当てにならないものです。
太陽活動のピークが、戦争や革命や恐慌と符合するというのは
よく言われますが、不安定な世相を象徴するような事件も多いと
言われます。前サイクルの時でしょうか? 44人が亡くなられた
新宿ビル火災とかがよくあげられますね。
もっとも、京アニ事件は太陽活動底辺の時でしょうし、今回の大阪
のクリニック放火事件も、今はまだ25サイクルのピークではない
ので、太陽活動と符号しているとも言えないように思います。
第25期のピークは、2025年頃と思われますが、
やはりその前後に、極めて厳しいハードル、ふるいが待っている
のでしょうか?
エントロピー(の不可逆性)は、
時間(の矢)を意味しているのではなく、
有効期限なのだと思います。
確率は止められない。我々には同じに見えても、
それは決して止まってはいない。
それでも平衡状態で、一つのエントロピーは終わる。
確率である以上、平衡状態を離れ、
最初の状態(箱の左側だけに粒子がある状態)に戻ることもありえますが、
それは、人体を構成する無数の粒子が、偶然トンネル効果により同時に
壁をすり抜けてしまうことのように、確率はゼロではないが、宇宙の年齢
137億年に1度でも、まったく起こらないほどの確率でしかないということ
だと思います。
(無数の粒子があるので、平衡状態の状態数は膨大、圧倒的だから、
さいころで言えば1億面の9999・・・面がそれであることと同じだから、
確率的に平衡状態になれば、もうそのままであるように見える。
よって、確率的には、平衡状態から離れることはめったにない。
低エントロピーに戻すには、低エントロピーのエネ等を加えるしかない。
そのまま自然に戻ることはほぼないということ。
(部屋が自然に整頓される確率はほぼゼロ。
つまり確率が小さい方向に対して、不可逆性(に見える)が出現する。
なお乱雑は、同じに見えて膨大なパターン、圧倒的な確率がある。)
これは大変重要です。我々のエントロピーを終わらせないためには、
例えば太陽エネのような低エントロピーを新たに加えるか、
さらに高いエントロピーつまりエントロピーの排出先が必要なのです。
確率的には、ほとんど一方向(に見えるの)であり、自然に戻ることは
決してないのです。低エントロピーという無理、不自然さが必要です。)
エントロピーは確率であり、確率は信頼(選択と証明)と申しましたが、
(また1年半くらい前に、コロナがリーダーシップに感染と申しましたが。)
信頼は相対的です。相対論は、絶対の対極ではなく、
むしろ絶対をより安全な遠方に追いやっただけ(絶対の逃げ水)
と申しましたけれども(光速不変に絶対を求めた)、
今、信頼の量子化が進んでいます。
量子論は、コペンハーゲン解釈にせよ多世界解釈にせよ、
確率に支えられています。(確率的にしか決められないというより、
波動関数の時間変化は、シュレディンガー方程式で確定的に決まる
ということらしいですが、どゆ意味?)
その確率が、一つ一つ同じもの(同じ軸、同じベクトル、同じ確率平面?)
なのかわかりませんが、
なんとなく全体で一つの体を成していた信頼というものが、
一つ一つ別々になってしまった。
信頼が失われれば、科学も法律も成り立ちません。
エントロピー(確率)がlog(対数)の関数だとすれば、
信頼は逆関数である指数関数なのかもしれません。
エントロピーの終点で、信頼は指数関数的に発散するのではないでしょうか?
(定義域0超1未満とした場合。増加関数だと信頼無限大になってしまう・・・。)
最後まで科学への過信は残るでしょう。
(テクノを過信するよりは、オレは決して過信しない、と過信した方がマシ・・・。)
温暖化も、きっとテクノロジーで何とかなるだろうという依存的信頼。
「地球に住めなくなる日」のデイビッド・ウォレス・ウェルズ氏によれば、
消費者的信頼(専門的なことは分からないが、店やメーカーが何とかしてくれる
のだろう?)により、自滅するのかもしれません。
相対論発表後数ヶ月から1年くらい?は、
世界で数人しか理解できなかったといいますが、
それは相手にされなかったわけではありませんけれども、
今では認められている理論が、
発表当時は見向きもされなかったということは少なくありません。
科学者は、案外常識にとらわれていて、
「そんなことありえない」「非常識」と切り捨ててしまうのではないでしょうか?
それは過信と同義です。
初のRNAないしDNAワクチンの実用化であるにも関わらず、
通常の10年以上どころか1年もたたずに特例承認され、
(村上康文東京理科大学名誉教授によれば)直接の動物実験もされていない。
有効性も、企業側の発表を鵜吞みにするだけで、
しかも(岡田正彦新潟大学名誉教授によると)後ろ向き調査だけ、
である有効性を絶対視していいのか分かりません。
統計は、合成の誤謬でしたか?部分と全体で反対の結果になるとか、
とにかく抽出方法や他の影響、バイアスを考慮しないことには、単純な
統計ではミスリードのリスクがあるのだと思います。
アメリカで話題の中絶裁判も(レーガンの頃から大統領が話していたのを
子供心に覚えてますが、今もやっているのですね。アメリカは福音派が
多いというか支配層なのでしょうか?福音派ってプロテスタントだったよう
な気がしますが・・・。)、
当局は中絶を禁止しても生活への影響はほとんどないというのでしょうが、
それを統計的に明らかにすることは困難なようです。
被験者をグループ分けして、一方にだけ中絶手術をすることは、人道的に
難しいからです。
ただ、中絶手術可能期間ギリギリに来た人を例に取ると、
結果的に手術できた人とできなかった人に分かれるので、
ある程度参考となりえる統計データが得られたようですが、
それによれば、中絶できなかった方は、健康から信用スコアに至るまで、
様々な面で有意に悪かったとのこと・・・。
(これは統計をすることの難しさで、誤謬排除の難しさではないですが。)
接種率100%(大人の?)のジブラルタルやアイスランドでも感染者急増し?
接種率高い国で終結した国も収まりつつある国も一向に現れない。
逆に接種率低くても、医療崩壊で他国よりもひどいことになっている例は
あまり聞こえてこない。
(南アは、接種率25%とからしいですが、前週(オミクロンのピークか不明
ですが)から3割減で、ピークを過ぎたと発表しましたね。すでに国民の6
~8割は感染し何らかの免疫があるのだろうと発表しているようです。
そこに達するまでの犠牲はすさまじかったのでしょうか?
本日のworldometer(世界中の研究機関等の協力で運営されていると思い
ます。)によりますと、100万人あたりの死者数は1,508人で、旧宗主国の
イギリス2,172人より少ないようです。)
(逆に、もしも接種率高い国では中々収まらないなんてことがあれば、
3回目接種で中和抗体高めるまで収まらず、そしてそれも2ヶ月で落ちて
しまう?(有効というほど有効でもないレベルに。)とすれば・・・。
また増強抗体(自然感染でも中和と増強の両方の抗体できると思いますが、
自然感染の免疫でも、増強抗体の割合は同じでしょうか?)の方は、もしも
ワクチンの方がより長く残る場合には、ブースター接種で中和抗体を高め
ないと危険になるという可能性もゼロではないかもしれません。(その場合、
ますます増強抗体レベルも高くなり、ADEか、その前に免疫過負荷リスク。)
日本の場合も、接種しなくても9月末には収束していたような・・・。
むしろ何もしなければ、医療崩壊防ぐためにロックダウンは一時的に
必要だったかもしれないが、もっと早く無害化(皆が耐性を獲得し、風邪の
一つとして溶け込む)に至っていたかもしれない?
日本は海外のようなロックダウンをせず(基本同調圧力による自粛のみ)、
接種も開始は遅れたので、元々の免疫状態もあったかもしれないが、
しばらく無策、何もしなかったに近かったから、
今、日本だけ収束している、なんてこともありうるのかもしれない?
接種率低い国のことは分からないが、
高い国では、ほぼ例外なく超過死亡が出ているようにも思えるが、
日本も、10月までで6万人という。
1万は高齢化で毎年増えていくとして、
さらに1万は、コロナにかかわらず去年が歴史的に少なかったからとしても、
残り4万は、コロナ死自体は、接種している今年の方が少ないだろうし、
免疫落ちるほど自粛はしてないだろうし(そもそも子供は免疫獲得機会を失う
リスクがあるだろうが、大人は免疫消えるほどの自粛と年数ではないのでは?)
やはり診療忌避だろうか?
確かに2020年、初めてガン登録が6万人も減ったらしいが、それは診療忌避
によるものでしょうけれども、診療忌避した人(つまり初期が多い?)が、1年で
皆(4/6?)死ぬだろうか?
やはり長期的に、接種者と非接種者の、コロナだけでなくすべての死因による
死亡率、あるいは超過死亡を比較しないことには、わからないような気がします。
(本来はいろいろな対象外の要因を排除しなくてはミスリードさせるでしょうが、
むしろこれに関しては一切操作せず、そのまま接種者と非接種者の生存率だけ
で比べないとわからないのでは?
免疫疾患は因果関係不明なので、どうも調子が悪いとか、なんだかぼうっとして
しまって事故が多いなんてことも、疑えば疑いたくなるでしょう。)
なお、超過死亡についても、単純に6万、7万という数字ではミスリードリスクが
あり、岡田正彦新潟大学名誉教授によると、判定は非常に難しいらしいですね。
統計学的に有意な(偶然ではない)増加といえるかどうかは分からないそうです。
国立感染症研究所では、千葉県など一部の地域に限って「増加は有意」として
いるそうですけれども・・・。
やはり、自粛で免疫低下とか診療忌避とか言えなくなるであろう?来年以降も
超過死亡が続くのかどうか、もっと言えば、それが接種者から生じているのか、
接種非接種関係なく増えていくのか、このまま平常に戻るのか・・・。
ワクチンが自然免疫を抑えてしまうことは確かなようですが、
(自然免疫と獲得免疫は両輪なので、片方プッシュすると片方が抑制される。)
過負荷を掛け続ければ、どこかで免疫が狂い、免疫疾患になると思います。
(ガンも毎日発生しては免疫が殺してるイメージとすれば、確かに免疫疾患。
要するに、病気とか健康は免疫コントロールに等しい。
心筋症とか膠原病とか、自己免疫疾患が自分を見分けられなくなることなら、
ガンを殺しきれないことは、異物を見つけ出せなくなることと言えるでしょう。
いずれにせよ、免疫をいかに狂わせないか≒免疫に対する「無駄な」過負荷
や混乱を極力生じさせないこと、と言えるのかもしれません。)
感染症専門医のアンドレイ・ポズドニャコフ氏は、
ブースター接種について、6カ月に1回以上接種すると、
健康に悪影響を及ぼすおそれがあるとのこと。
あまりにも頻繁なワクチンの追加接種について
「何も起こらないか、または免疫応答の過負荷が発生する。
その場合は、ワクチンが逆効果になるおそれがある。
ワクチンを頻繁に接種すると免疫系が遮断され、
必要な保護レベルを体が確保できなくなる」と語った。
(スプートニク記事より抜粋。
実質ロシア政府の報道機関だと思いますが、割と読めます。)
スパイク自体が有毒という説もありますが、
小さすぎて抗体反応が起きないので、
アジュバンドで包んでいるかと思います。
(これは企業秘密なのですべての内容物は明らかにされていない。)
これに含まれる脂質粒子が非常に有害であるとか、
そもそもすべてのワクチンには、
水銀やアルミや動物細胞(昆虫で培養していれば動物細胞は含まれない
と思いますが。動物細胞の場合、プリオン病、(狂牛病の)を心配する方が
いますね。他のたんぱく質に触れると変異する原因不明の病気ではある
かと思いますので、心配する気持ちは分かります。)が含まれることは、
確かであるものと思います。まあそれ自体は今に始まったことではなく、
これまでのワクチンにも含まれていますので、誰もが子供のころから接種
してるでしょうから、一部アナフラキシーを起こしてしまう人には気の毒です
けれども、それほどの危険性はないように思います。脂質ナノ粒子は今回
が初めてかもしれませんが。rnaをガードするためみたいですので。)
スパイクは小さいので、血液脳関門も通り抜けるかもしれません。
だからこそ脳がやられることもあるといわれるのではないでしょうか。
仮にスパイク自体が有害として、
感染する前にそれを打つ(毒を打つに等しいという先生もいますね。)
ことが有効となるのは、自然感染で産生、生じるスパイクに対して、
ワクチンの中和抗体で抑えられる量が、ワクチンのRNA等で産生、
生じるスパイクより多い場合でしょう。
(要するに差し引きでスパイクが少なければ有効。あくまでもスパイク
が有害であった場合。)
(ハブなどの毒を無毒化して注射するトキソイドワクチンに近い?
もっとも毒と認識していないので、無害化の手法も過程も存在しない?)
自然感染の場合、当初、スパイクは本体にくっついていますが、
これは外れるのでしょうか?細胞外や血液を漂うのでしょうか?
その漂う数と、(そもそもスパイクだけを作る)ワクチンによるスパイクの量は、
どちらが多いのでしょうか?
岡田正彦新潟大学名誉教授によると、ワクチンのスパイクは4ヶ月以上残る
ことがわかってきているようです。(4ヶ月以上のはまだデータが取れていない。)
また、ワクチン後遺症の多くは、長くても3~4ヵ月ほどで自然に治っていくもの
であることがわかってきているとのことですので、やはりスパイクと関連があり、
そしてスパイクは4ヶ月程度で抜けてくれるのかもしれません。
重症化を防ぐというのは確からしく見えますが、
これも確率統計の誤謬のリスクがあるかもしれません。
タイムラグというか、アルファを、摂取後2ヶ月間だけ防いでいるだけで、
デルタとかオミクロンではむしろ促進していたとしても、まだ統計には出て
こない可能性もあるかもしれません。今後はどんどん有効性が下がり、
マイナスになる(つまり接種者の方が重症化するADE状態。なお、ADEは、
他の無関係なウイルス感染時に生じる可能性もある。)なんてこともありうる
のでしょうか?
ちなみに、大震災の2011年の超過死亡は2万人くらいだったと思います。
イギリスで、接種済みの人の方がオミクロン多いと言いますが、
これは接種率が、仮に70%として、オミクロン感染者の接種済みの割合が
それ以上、80%とかであるという意味なのかは分かりません。
(たぶん違うのではないかと思います。それでも、接種率70%の場合で、
感染者の割合が60%であれば有効率35.8%というのも、
どうなんだろうという気もしますが・・・。それはもうほぼ同じでは・・・。)
重症化は多くないので、オミクロンが人々に免疫を与え、
パンデミックは収束するという意見もありますが、
(軽症ないし無症状で蔓延するのが一番の早道?)
逆に、ADEの下地ができて、
突如接種済みの人の間でだけオミクロンが強毒化する、
なんてこともあるかもしれません。
中国でも、最近感染者数が増えてきていますが、
結局ワクチンでも、中国のような完全隔離・閉鎖でも、
いずれにせよ防げないという可能性が出てきたのかもしれません。
まあそうなればパニックですが・・・。
あくまでも確率論になりますが、接種と非接種、
どちらの選択が生存率が高いのか分かりません。
少なくとも、増強抗体だけが残り、中和抗体はすぐに落っこちてしまうので、
中和抗体を維持しADEを起こさないよう無限に打ち続けなくてはならない
なんてことがあるとすれば、いずれは免疫が破綻してしまいます。
(落ちるなら両方落ちるような気がしますが、
最悪のパターンとして、増強抗体だけは割と残る場合、ということです。)
むしろ真っ先に、ワクチンがマイナスである可能性を重点的に調べるべき
ではないでしょうか?なぜなら、万が一そうであった場合の信頼の喪失は
計り知れないからです。
世界中の政府と科学、そして医療への信頼が失われれば、
パンデミック以上の悲劇になるのではないでしょうか?
ビル・ゲイツ氏は、2022年の懸念事項に政府への不信をあげたようですね。
「人々の不信はパンデミック以降顕著になっている」そうです。
内海聡医師は、ワクチンはそもそもすべて効果がないと言っていますね。
(唯一の撲滅例?DNAウイルスではありますが天然痘も、元々消滅する所
だったに過ぎないのに、学会と製薬会社が手柄にしているだけということで
しょうか?まあ、インフルでさえ、有効性0から60%まで様々な研究があり、
ワクチンが病気を作っているというのもあながちありえなくはないのかもしれ
ません。製薬会社はもちろん、アカデミアも決して認めないでしょうから、
確率はゼロではないかなと思います。ただ、内海先生は陰謀論にも言及
されているので、どうしちゃったのだろうとは思いますけれども、それでも、
「粘膜から感染するはずのウイルスを血液に入れれば、身体は混乱する」
というのは、なるほどそうかもしれないとは思いますし、人間の免疫システム
はそんなに簡単ではなく、様々なルートや機構が働いてなしえるものなので、
その多くを端折って抗体だけ作ろうとするワクチンは本物の免疫でないという
お考え?はなるほどと思います。
温暖化懐疑論にせよ、反ワクにせよ、例え陰謀論であろうとも、
デマ、フェイクとして排除してはならないと思います。
間違いなく温暖化してるやろがい、
自然のサイクルとかではなく間違いなく人間の行いのしっぺ返しだろがい、
とは思いますが、それでも温暖化否定説を排斥してはいけないと思います。
人間は常に間違うことを決して忘れてはならない。
第三帝国時は、総統の主張が正しいと信じられていたのです。
今だからそれが間違いとわかるのです。(EUは第四帝国とも言うそうですね。)
また、正しかったとしても、そちら側の政策がよりマシになるとも限らないのです。
温暖化が正しく、二酸化炭素を削減することが正解だとしても、それが巡り巡って
結局滅亡を早めることもありえるのです。人間の行いなどその程度のものです。
ですから、トンデモ論であっても排斥してはいけないのです。
ウイルスや人体の目先の仕組みだけでなく、
双方の関係性、なぜウイルスがあるのか、人とウイルスの関係とは何か、
それは断つことができるのか、断ってよいものなのか、考えなくてはならない
と思います。
前回、人造mRNAが化学構成的には全く同じだろうが、
と申しましたけれども、すぐに分解してしまわないように、
塩基の1つを変えているのでしたか?
遺伝子修飾しているので、同じではないかと存じます。
また、DNAの指令なきRNAと申しましたが、
そもそもスパイクはコロナのものなので、
体内のDNA由来のRNAから作られるわけではないでしょう。
ただ、(体内の)DNA由来でないRNAの流通により、
DNAの信用が失われ、免疫系のインフレのような形で、
免疫疾患を表現してみた次第です。
もちろん、それはワクチンに限らないでしょうが・・・。
中国では、有名女優さんとか、外国人も含めて行方不明が
増えているようですが、元軍属の大物の評論家もその一人
らしいですね。(発表がないのでただの噂の可能性もある。)
この元軍の大物さんは、太子党で、体制側とも思われるが、
台湾進攻はまだ難しいという慎重論を述べていたようですね。
金門事変(台湾進攻失敗)を忘れてはならない、
もっと力を蓄えるべき、と訴えていたようです?
これが事実なら、
すでに中枢では侵攻可能と判断しており、
その邪魔になると考えられたのかもしれない、
と穿った見方もできてしまいます。
また、共同富裕の名のもとに様々な規制を導入し、
建国当時のように、富裕層を血祭りにあげている
(当時は文字通り殺して回ったらしいですが・・・。)
のかもしれません。
これは持続可能なのでしょうか?
スターリンは、秘密警察と粛清(密告の恐怖⇒幼稚園児から
家庭での会話を聞き取り粛清されることも)、
ウクライナの悲劇(餓死等)などロシア本国以外の犠牲などに
より体制を維持しましたが、
革命の流れがあればこそであって、今の中国の場合は、
富裕層への攻撃や、権力闘争(支配層への粛清)は、
クーデーターや暗殺のリスクが高いのではないでしょうか?