「カメレオン遺伝子(エピゲノム) ~誰もが地域・時代背景に書き換え(修飾)られる~」
(上記の題は、前に考えていたもので、今回の内容とは関係ありません。)
<ピックアップ>
コロナは、リーダーシップに感染し、
そのメッキを剝がし落としていくのでしょうか?
コロナ対応で、各国のリーダーが批判にさらされているようです。
トランプさんは、
我々はよくやっているという自慢や給与減税とかへのこだわりを見せるばかりで、
具体的な感染拡大抑制策を出さないとか、いつもの矛盾した物言いも、この時期
にやられると、不用意に不安を増幅させてしまうとか、
メルケルさんは、
「姿を見せず、スピーチもなく、危機時におけるリーダーシップもない。」とか、
(独大衆紙ビルト⇒ロイターの記事だと思います。)
WHOも、遅まきなパンデミック宣言など、散々な言われようにも見えます。
ソフトバンクの孫さんも、PCR検査を100万人に無償で提供と言ったら、
医療機関への負荷を考えろ、と炎上しかけたとか?
先延ばしにしてきた矛盾の巻き戻しの中では、
さらにリーダー受難の時代となりそうです。
しかしもちろん、本当の標的は、
民主主義の君主たる、民衆自身ということになるのでしょう。
新型コロナは、
「In Deep」さんのコラムによると、
「 3つの受容体と結合できる」
「 8つのプロテアーゼを利用できる」
「塩基配列の異なる49種類」 に変異? 元々予定?
とありますが、
確かに、地域によって致死率が違いすぎるのは不思議ですよね。
(感染力はどこも高いですが。)
また、ヨーロッパでは、重症者の半分以上が高齢者ではないような
地域も増えてきているようですし、同じタイプのコロナではないの
かもしれません。
(最近の致死率の上昇はすごいですね。)
多くの受容体と結合できるというのは、
感染力の強さを表しているようですが、
多くのプロテアーゼを利用できることも、増殖の面で有利となり、
ワクチン開発や免疫を困難にするのかもしれません。
さらに、タイマー的に?なのかはともかく、
既に49種に変異しているのであれば、
ワクチンは絶望的なのかもしれません。
普通の風邪は、
(10%くらいは元々旧コロナらしいですが)
200種類くらいのライノウイルスによるものなので、
ワクチンは作れないとのことですからね。(「In Deep」さんのコラムより)
(昔から風邪のワクチンはノーベル賞とか言われますよね。)
また、初期の頃に有効といわれたウイルス薬(エイズとかエボラとか?)について、
その後、尻すぼみになったということですが、変異しているから、と言われると、
なるほどそうなのかもしれないとも思えます。
(査読前の論文を参照されているようですが、
「In Deep」さんの情報の信ぴょう性は高いように感じます。
つまり、あくまでも現時点では一つの説に過ぎないとしても、
少なくともフェイクは全くないように感じます。)
想定されていた鳥インフルでは、
すべての細胞にある?ゴルジ体のプロテアーゼを利用できるとされ、
体中で免疫反応が起こることから、若者の方がサイトカインストーム
が生じやすく、スペイン風邪のように?若者の方が死亡率が高くなり、
通常の弱毒性インフルは、呼吸器とかのプロテアーゼしか利用できないため、
サイトカインストームというよりは、免疫力が弱い老人の致死率の方が高い、
ということらしいですね。
「生き残るのは、強い者でも、正しい者でもなく、環境に適合する者だ。」
みたいな有名な言葉は、誰でしたでしょうか・・・。
やはり合う合わないはありそうです。
以前、ウイルス同士が融合したり分裂したりして、
つまり細胞にとりつく前に変異できないのかとか、
ゲノム(RNA)が時間差で発現したり、
コードの寿命に差があったりすれば最強では?
みたいな超アホなことを申しましたが、
(まったく(底辺)高卒は一般常識がなくて怖いです。)
リポゾーム?とかもなくて、たんぱく質の合成ができないようですから、
まったくありえないことでしたね。大変失礼いたしました。
しかし、ウイルス核酸の複製のための酵素は作成できるようですし?
食べ物が体細胞の遺伝子に変異をもたらすなんて説もあったように
思いますので、また、他のウイルスと接触しているうちに、スパイク部分
に化学変化とかがありそうな気もするので、やはり細胞にとりつく前に、
変異することもありそうな気はするのですけど・・・。
ところで、
もしもコロナ対策について、
「未来のトリアージ」をしていたら、一体どうなっていたでしょうか?
未来のトリアージとは、
最悪スペイン風邪のようなことになったとしても、
その未来の死者、患者を後回しにして、
今の経済を優先する、という感じの意味です。
どうせ抑え込めないなら、
ワクチンも結局できないのなら、
全滅する訳ではないと思われる訳ですし、
(少なくとも、当初の致死率は非常に低かったので。)
自粛や閉鎖を一切しない、という選択です。
(マスク、手洗い、消毒、換気などはしつこく知らせる。)
まあ、一層パニックになったかもしれませんし、
どちらがまだ増しだったかなんて、
誰にも分からないのかもしれませんが・・・。
(北イタリアは集中治療室も満杯でトリアージが始まっている
ようですが、私は、どんなトリアージでも、黒ラベル?一番後
回しにされる自信あります。)
ロイターの記事によりますと、
国際通貨基金(IMF)は昨年10月、
「世界的な金融緩和が金融システムのもろさを助長している」と指摘した。
とのことですが、
副題は「Lower for Longer」
とのことです。
「より長期にわたり金利は低水準にとどまる」という意味のようですが、
「loser for longer」かと思って、
「長引くほど弱く(脆弱に)なる」みたいなことかと思いました。
なお、ドルクランチ(ドル需要ひっ迫)も起こっており、
「ドルの調達コストが高いといっても、まだ取引が成立しているうちはいい。出し手がいなくなって値段そのものがなくなった時が本当の危機だ」(金融シンクタンク)(ロイター記事より)
とのことでした。
<愛のコドン>
このまま天国まで持って行こうとしていた、
「暗黙の合意」が裏切られてしまいました。
集団トラウマの一種と言えるでしょうが、
元に戻るという意味での治癒例は少ないと思われ、
今回傷ついた信用の回復も容易ではないと思われます。
今回は、信用危機ではなく(金融機関は健全ないしバッファ十分)、
供給危機とも言われますが、すぐに信用危機にも至るのでしょうね。
コロナだけでかは分かりませんが、
延々と続く、コロナⅡ(変異等)or食糧危機or~~危機etc・・・により、
大きすぎてつぶせないとか、そういう次元の話ではなくなるように思います。
前提シフト、あるいは前提の喪失が生じています。
これまでの繫栄を支えてきた「前提」を返却することになるのです。
前提が変われば、価値観も、その根底から変わることになります。
民主も平等も、今ある前提の上に成り立つということを忘れてはなりません。
「次の前提」の上では、それらはハミ出してしまうかもしれないのです。
親知らず子知らずということではありませんが、
愛でさえ、何らかの前提を必要としていることは間違いありません。
(コドンとは、mRNAからアミノ酸を合成する時の、3つずつのコード縛り?)
慣性とは、
(変化0を)維持しつづけようとする(なかったことにしようとする)抵抗、
つまり返済拒否そのもの、借金の返済逃れに過ぎないのでしょうか。
どうなるかは誰にも分かりません。
おそらくハードルは連続しているため、
(渋滞中のバスのように数珠繋ぎ。
一式セットの危機なので、ばら売りはコスト的に一層困難。
それはあたかも確固たる意志のようにも見えることになる。)
そのすべてを予測できる人はいないからです。
当然、どうすればいいのか、ということも誰にも分かりません。
飛んでも飛んでも、次のハードルがあり、
それがどこまで続くのか知れないからです。
すべてのハードルを飛べる人はいませんが、
まだ人間に役割があるのなら、
恐竜のようになるにはまだ早い筈です。
恐竜は、鳥へ進化して、空という新たな領域に進んだのかもしれませんが、
人類は、電脳世界へ、バーチャルな遺伝子を残すのでしょうか。
文明は、
人口爆発は、
結局、大気圏を突破できなかったということなのでしょう。
(垣間見た程度。垣間見て満足?)
恐竜のように、鳥へ進化して空へ進出、という具合にはいかないようです。
ソユーズ11号の3人は、地上150kmくらいの宇宙空間で窒息死していた
と考えられているようですが、宇宙船は帰還しているため、宇宙に人間の死
は残されていません。(たぶん)
しかし、はっきりしていることが一つだけあります。
「分け合えば足りぬ」の状態になるということです。
みつお氏の「分け合えば足りる」という言葉は、
逆説的には「足りる(ことになる)から分け合う」のであり、
「足りないのに分ける」とは言っていません。
(米国、ブラジルなど単独で回せる国と違い、
日本は、分け合わない世界では大変厳しい。)
裸の日本では、現人口の半分も生きられないかもしれませんが、
日本に限った話でもなく、
中国は混迷し、EUは崩壊し、アメリカは傍観者のように立ち尽くす?
糖尿病(贅沢病?もちろん2型に限るでしょうが。)と人道主義は消え去り、
弱者は見捨てられ、強者はより強い者に狙われる?
死体(犠牲⇒他種族含む)が足りなくなると、
生者が死体とならなければならない?
(生者で必要な死体を間に合わせようとする。死体=犠牲の意味です。)
危機の洪水を乗り切る箱舟は用意されていない。
たとえ隠されていたとしても、手の届かないプラチナチケット。
100年前後に1度は、
総力戦争、飢饉、天災、疫病等に見舞われると申しましたが、
それはつまり、100年前後に1度は、
人は自らの真の姿を知ることになる、ということなのかもしれません。
1970年頃が、総合的な意味ではピークだったとすれば、
(それ以後は惰性というか、後は結果を出すのみの状態で、
準備は万端、もう台本は書き上げられていた?
少なくとも、成長の限界や、高齢化などは分かっていましたよね。)
人口爆発前の平均寿命が仮に50歳として、
1970年+50歳=2020年から「終わりの終わり」が始まっている?
なんてことも考えてしまいます。
その場合、
2024年までは戦前(後半の2年は日常喪失状態かもしれませんが)、
2028年までは戦中(後半の2年は石と木の棒で闘うことに?)、
2031年前後には、デッドエンドなんてことも想定してしまいます。
(もしそうなれば、私は真っ先に消えてしまい、見届けることはできないでしょう。)
繫栄の返済時は、
数年やそこらのタイムラグはあるとしても、
概ね同時に、天災や飢饉も起きることが少なくありません。
(時期を任意に指定可能な戦争は言うに及ばずですが・・・。)
それは、どちらかが原因であるというより、
互いに(タイミングを)察知しているかのようにさえ感じます。
やはりハチと花なのではないでしょうか。
例えば、温暖化の異常気象で初の世界飢饉になるとすれば、
その後の(激減した)キャパに、
あらかじめ合わせておく必要があるとでも言うように、
事前に繫栄をこそぎ落としておこうとするのかもしれません。
もちろん、先に天災や疫病が来て、
それによって繫栄が崩壊することの方が多いかもしれませんが、
それでも、
あれがなければ、あの大統領がいなければ、というのは間違いで、
やはり崩壊と環境変化はマッチングされる、温室効果ガス云々ではなく、
環境変化が、繫栄の崩壊に引き寄せられるようなところはあるように思います。
エネルギーとは、結局すべて、元に戻ろうとする力であるのかもしれません。
だとすれば、繫栄の崩壊も、何らかの圧力(緊急停止ボタンのような力)が
弱まってしまうことを意味し、それにより天災や疫病が起こってしまうという
ことなのかもしれません。
(もう終わるんでしょ?じゃあもう始めちゃっていいですか? 的な・・・。)
繫栄の自壊も天災も、
同じ力の波動(ベクトルは逆かもだが)によるものなのかもしれないからです。
あるいは、返済拒否と回収とのマッチングと言ってもいいでしょう。
負債を返そうとしないから回収屋がやってくるように、
片方だけでは成立しないのです。
なぜ負債は返さなくてはならないのか。
なぜそのまま借り続けることができないのか。
時間のデッドエクイティスワップはなぜできないのか。
繫栄という花火は、
さらに大きくするか、今爆発させるか、
常にその二つに一つなのです。
<時間の嘔吐、あるいは消化不良。
~永遠に生きるつもりで学べ 明日死ぬつもりで生きろ~ ガンジー>
創造的破壊は、誰かがうまいこと訳したものだと思っていましたが、
直訳なのでしょうかね。Creative destruction?disruption?
ところで「的」は、明治維新頃に、~チックを訳したことから始まったとか?
むしろ中国語っぽい気もしますが、とにかく使い勝手の良い言葉ですよね。
明治維新の頃の翻訳語の数々は、絶妙なものが多いようですけれども、
I LOVE YOUを「月がきれいですね」と訳したという逸話にはジンときます。
(夏目漱石による翻訳説は事実ではない?)
「破壊的創造」とひっくり返しても、意味は全然変わらない感じですが、
順番的には、破壊が創造を引っ張ってくる(逆ではない)という意味で、
破壊的創造の方が良い気もします。
英語と日本語は、並び順が逆になっていることが多いですよね。
破壊するための創造があるのなら、
現文明の滅びは、何を創造するためのものになるでしょうか?
(何を創造するためであれば正当化されるのか・・・。)
しかし、次がない、つまり抗うべき相手(新手)が見当たりません。
すべてが自らの付けの巻き返しです。
創造しない(創造を創造しない)破壊もあるのでしょうか?
(広く長いスパンでは、創造と完全に分断可能な崩壊はありえないようにも
思えますが。例えば、最終的にはダークマターになる、みたいなことすらも
ない、完全に単独の崩壊は、どこにもないように思えます。
大抵のことはエンタングルメントですよね。)
消去法で何が残るか、あるいは、新たな組み合わせは何があるでしょうか?
所有形態の組み合わせが出尽くした時、文明は滅ぶなんてことも思ったり
したことがありましたが、実際、王制、共産、民主と出尽くしています。
しかし、民主主義の次なんてあるのですか?ということです。
恐竜から人間まで、命の打順なのか、ただの代打(の連続)に過ぎないのか、
いずれにせよ、今、塁上に誰か居るでしょうか?
恐竜が、哺乳類や被子植物の発展にどれ程寄与したのかは分かりませんが、
世界がただ人間のためにあるのでない限り、
役割が残っていなければ、次の存在のためにならなければ、
打席に立っている資格はないように思うのですけれども、
一体、あとどんな役割が残るのか、あり得るというのか、とも思います。
存在価値の希薄化は極まり、
DNA編集かAI以外では、もう付いていけなくなりそうです。
DNA編集やAIと比べれば、アインシュタインもイチローもビルゲイツも
みつお氏も色あせてしまうのかもしれません。
しかし、良いとこ取りのDNA編集はできないと思います。
直接負の効果を伴わなくても、
他の箇所に、負の効果を誘導することになると思います。
<洋の東西>
地球儀を見ると、(新大陸を除けば)やはりヨーロッパと中華平原(中原)の
広大な平野が目立つように思います。
人が東洋人と西洋人に分かれたのは、さもありなんという風にも思えます。
温暖化で水没地域が出てくるとすれば、
平地から山の時代になるのでしょうか?
現代文明は、地層を残そうともしません。
未来に何も遺さないつもりなのです。
(次の時代でも)ずっと主役であり続けたい、
そんな意思表示なのかもしれません。
ところで、偉人率が下がっているような気がします。
偉人の総数自体は近現代の方が多いでしょうが。
偉人率と人権はトレードオフであり、
人権がない時代は、虫けらのように殺されることも多かったとは言え?
それでも各人の存在感はずっと大きく、
偉人率も高かったのではないでしょうか?
人権が存在する今日では、その総数はとまれ、
偉人率としては減少しているのかもしれません。
半分以上?が大学に行くようになったのも、
これまでは、その方が発展を加速できたからです。
(「出生肯定性」の反転(IT革命)が生じているとしたら、
今後は屋上屋的なお荷物に?)
温帯における「死者的ストック」(熱帯の浅薄な表土と比して、
温帯の厚い土壌をそう呼称しています。)に対して、
熱帯においては、その拘束が解き放たれ、
(命の)流動性が許されている状態にあります。
(命の多様性・多さと、土壌の厚さとの逆相関。)
皆が大学へ行くということにしてみても、
それと少し似ているところがあるように思います。
熱帯における命の流動性は、
太陽エネルギーによる特権と言えます。
つまり理想でも何でもなく、
特権という排他性によるものであり、
アマゾンなど熱帯の脆弱な土壌が示唆するように、
ある意味異常な状態(皆元気に出払っていて空っぽ)
に過ぎなかったのかもしれません。
現在、日本のIT技術者率は、
先進国中でも際立って最下位クラスだと思われますが、
それが逆に有利になることもあるかもしれません。
これから出てくる若い技術者は、
上が居ないので自由な発想ができるかもしれませんし、
非デジタルによる棲み分け的な優位性が生じるかもしれません。
並みのIT技術者率であるよりは、
最下位くらいである方が、
案外勝ち残る可能性は若干高いのかもしれません。
(しかし、日本には現状維持以外のエネルギーが
残っていないのでしょうか?新しいことへの抵抗
が大きいですよね。もうこれ以上脱皮することは
ない、と確信しているようにも見えます。
官僚にせよ、どうせ未来への責任を問われる日
は来ない、と決め込んでいるかのような手抜き?)




