~トランプさん家を過ぎて・・・~
新型肺炎ですが、ついに来てしまいましたね。
最悪の事態に備えて、出来得る限りの準備を
していただければと存じます。
もちろん私もパンデミックは頭の隅にはありましたが、
やはり気候変動による「初の世界同時飢饉」や、
地震・噴火の方が心配で、それらがない限りは、
20年代はあくまでも本選スタートに過ぎず、
本当の篩ゾーンは30年代であり、
(歴史のトンネル効果とでも言うのでしょうか、
新時代は不連続であり、ミッシングリンクという
絶縁帯を通り抜けた先にしかない?とにかく、
連続篩時代を通り抜けるのは至難でしょうね。)
ピーク(人類にとっての時間が狭まるピーク)は、
40年代になるものと思っていましたが、
20年代にもう時代のあい路に入り、
温暖化、飲食料、戦争、パンデミック等々の篩が
連続してくることになりそうな気配が出てきました。
いよいよ中国経済ショックに至ることは不可避かもしれませんので、
一党独裁の崩壊、中国の分裂などがなくとも、手の打ちようがない
ほどの経済危機が起こる可能性があります。
(日本の危機⇒超円安という第二ステージからが、本番になるだろう
とは思っておりますが。)
なお、篩、時代のあい路が生じるのは、
以前、階層的重力と申しましたけれども、
階層的アンバランス(格差や少子高齢化や文明の対地球比など)や、
繫栄・発展の引力が、様々な問題をも引き寄せるため、結果的に、
人類にとってだけ時間が狭くなる、時代のあい路が生じるのだと思います。
(世界線が集結してくるというか・・・。)
その意味では、
例えば肉食をやめる(ビーガン?)とか、二酸化炭素排出を目の敵にする
ことなどは、逆マリーアントワネットのようなものに過ぎないかもしれません。
「パンがないなら、お菓子を食べればいいじゃない?」が、
「肉がダメなら、パンを食べればいいじゃない?」になっただけです。
結局、地球の中で解決を図る、最大有効活用的に引き延ばそうというのは、
もちろん大切なことだとは思いますが、もうほとんど効果がないと思います。
もはや、歪な階層のこちらを引っ込めれば、あちらが出っ張る状態であり、
ドミノ効果的に跳ね返ってくるか、相殺されてしまうからです。
つまり、正しかった筈の?肉食廃止や二酸化炭素抑制をしても、それにより
後悔することになる悪影響が、必ずあると思います。それらは既に遅すぎ、
あとは、火星移民とかしかないと思います。なお申し訳程度の火星進出でも、
地球の狭さは大きく改善されるでしょう。物質量的に地球が狭くなっている
訳ではなく、比率的に、現文明と地球との比が限界に達しているに過ぎない
と思われからです。
火星があれば、この比率が小さくなり、現文明にあらゆる問題を引き寄せ、
時代を狭苦しくしていた引力が弱まるのだと思います。
しかし、数十年でしょうか、数百年でしょうか、当面は火星移民の全滅期が
続くと思いますが、くれぐれも移民に応募しようなどと思ってはいけません。
おそらくそれは、自由意志ではなく、配役ホルモンによるものだからです。)
暗黙の多数決(合意)と申しましたが、
互いに目配せしながら、うやむやに引っ張ってきているような現在の経済
状況と、(逆マリーアントワネット的発想は)変わらないと言えるでしょう。
つまり、それら(肉食をやめることも、ニューノーマル?ニューアブノーマル?
経済も)は、核戦争を選択することに等しいと言えるのではないでしょうか?
むしろ少しずつ噴火してくれれば、ギリギリコントロールされた戦争で済んだ
かもしれませんが、もはやこれほどマグマが溜まれば、核戦争への抵抗は、
ほぼ無力化されているものと思われます。
新型肺炎には、生物兵器説もありますが、武漢に研究施設があり、
そこでコロナウイルスも扱っていたことは確かなのでしょう。
新型肺炎が人為的に操作されたものに由来していようが、
そして事故ないし習政権を崩壊させようとした権力闘争に
より流失したものから変異したのであろうが、それはどちら
でもいいことのように思います。
(こうなっては原因を問うている場合ではない?)
感染力と毒性は反比例するらしいですね。
(毒性が強いと感染させる前に亡くなってしまうので、
拡がるためには毒性を小さくする必要がある。
つまり、感染力が強いものは、通常、致死率は低い。)
以前、エイズは細胞に取りついてからしか変異できない、
みたいなアホなことを申しましたけれども、
(とにかく、増殖時に突然変異するということなのだと思いますし、
細胞に取りつかないと増殖できないということなのだと思います。)
RNA?がタイマー付きで発現したり、
一部の塩基配列?に寿命差があって、次第に失われていく部分があるとか、
つまり、ウイルスが時間差まで獲得したら、最強のような気がします・・・。
新型肺炎のタンパク質に、4つだかのエイズウイルス由来と思われる部分
が見つかったらしいですね。新型肺炎のゲノム配列(RNA?)に、エイズと同じ
ものがあるということなのだと思いますが、
インドで見つかったのだと思いますけれども、逆に早え~なおい、という気も
します。日本では、ようやくコロナウイルスの分離に成功したくらいの段階で
しょうから。(もちろん、最初から知っていたとかではないでしょうけれど・・・。)
また、タイの厚生省だかが、抗HIV薬で効果が見られたと報告しているよう
ですね。複数の患者の話のようですし、中国でも既に抗HIV薬を使用して
いるらしいですから、本当にそうなのかもしれません。
(エボラ出血熱の抗ウイルス剤?が、アメリカで効果があったとかも?)
しかし、おそらく一生、抗HIV薬を服用し続けなくてはならず、
つまり副作用や、耐性化の恐怖につきまとわれる、ということ
なのだと思いますので、
やはり安心感にはほど遠く(抗HIV薬があるからエイズは怖くない
なんてことはないのと同様)、世界的な移動や交流の減少、そして、
リーマンを超える経済活動の大幅縮小は不可避のように思います。
(ここまで引っ張ってきている経済には、もう余裕がほとんどない状態
に見えるからです。過冷却状態が、ちょっとの刺激で一瞬に氷結する
ように・・・。引っ張ってきているだけの経済に見えるのは、ただ債務が
膨張し、格差が拡がり続けているように思えるからです。)
なお、SARSやMERSでさえ、いまだにワクチンはできていないのだと
思いますから、新型コロナでも難しく、少なくとも東京オリンピックまでに
開発されることは期待できそうにありません。
(東京オリンピックは、本当に呪われているのでしょうか?)
増殖時だけでなく、ウイルス同士が融合や分離を繰り返して、
自前で変異ができるようになったりすることはないのだろうか?
なんて素朴に思ったりもしますが、
とにかくコロナ+エイズ(の特性がある?)により、
人類は永遠に新型肺炎への耐性を得ることができない
なんてこともあるのでしょうか?
(前回のパンデミック?スペイン風邪が、その後はただのインフルエンザに
なったように?一度耐性を得れば、その後の流行(小変異)では、それほど
怖くはなくなるのだと思います。もっとも、インフルエンザは現在でも世界的
にはすごい死者数みたいですね。また、アメリカで今猛烈なインフルエンザ
が蔓延中で、その致死率がパンデミック級というか、通常のインフルレベル
ではないらしいですね。中国では鳥インフルまで発生したようですし、突然
ウイルス包囲網が出てきた感じもします。しかもこれを超えても、次の篩が
連続して待つのでしょうか・・・?)
想像は、観測の一種というか、代理というか、多少は観測力(決めつける?)
があって、その圧を避けて事象が生じる傾向にあるため、誰もが想定して
いなかったようなことが起こるのではないかと思います。
今回は、地震や気候変動をより心配していた人が大多数だったため、
パンデミックへの想定、観測力という圧が下がっていたのかもしれません。
前回、アリは越冬できないと申しましたが、
できるようですね。大変失礼いたしました。
越冬できないなら童話になる筈がありませんね。
女王しか越冬しないのはハチのことだったかもしれません・・・。
「秋、アリの想い。春、キリギリスの覚悟。」
に変更したいと思います。
<本題>
以前、
「トランプ大統領がアメリカの覇権を終わらせる訳ではない。
ただ、「その道はトランプさん家の前を通る」というだけのことだ。」
のように申しましたが、
今、トランプさん家を通り過ぎて、
目的地は見えてきているでしょうか?
くどいようですが、
決して道を間違えている訳ではありません。
しつこいカーナビのように、
どちらから行こうと大差ないというか、
最終的には同じ「隘路(検査場のようなもの)」を通ることになります。
時間の阿弥陀くじを逸脱できる訳ではないんですね。
(せいぜい横線を入れて遊ぶしかない?)
その先に待つ篩は、
この「私」に適合するのか否か、
誰もがそれに戦々恐々としているのではないでしょうか・・・。
<ピックアップ>
米空母は11隻体制と聞いておりましたが、
ここ数年?実際に展開配備されているのは2~3隻だけ、
という状態がずっと続いているらしいですね・・・。
他の空母は、いつも大規模メンテ中とか訓練中とかばかりで、
結果的に稼働しているのは常時2~3隻状態・・・?
(蒸気カタパルトを実現できたのは米軍だけだと思いますが、
今や技術的にも、人材的にも、予算的にも疲弊している?)
何しろ最新鋭の11隻目は、
就役後すぐに長期メンテに入ってしまってドッグに引きこもり、
まともに作戦行動をしたことすらないようです。
(現場復帰も未定のようですが・・・。)
元々、ファランクス(重機関銃か何かを雨のように降らせる?
⇒昔、槍を持った兵士がハリモグラのように密集して戦った
戦術からとっているものと思います。)とかでも、
小型艇の集団なんかは防げないのでは?
のようには思ってはおりましたけれども、
(護衛艦がいるので大丈夫なのかもしれませんが。)
そもそも2隻では、
(その2隻もいつ行動不能⇒要メンテになるか分からない状況?)
世界展開にせよ、北朝鮮やイランとの2正面作戦にせよ、
ちょっと無理っぽい感じがします・・・。
(2隻とも出払うと、本土防衛用の空母はないということになりますね・・・。)
2隻では、
「ペルシャ湾付近にも居るよ」、「日本近海にもちゃんと居るよ」、
(「またトマホークだって撃てるよ?」⇒撃つのはイージスでしょうが?)
のように、まだ世界を制しているという体面を保つことしかできないのでは?
それから、攻撃するミサイルより撃墜するミサイルの方が難しく、
当然、開発・製造に金がかかりますから、イージスの対空ミサイル
には、搭載数に予算的な限度があるため、
中ロ(イランもミサイル数は相当らしいですが・・・。)
などのミサイル数の物量から言えば、
第一波とか第二波とかで対空ミサイルを打ち尽くしてしまって、
あとはただの的、ハチの巣状態になるとか?
(S-400?とか、超高速で、防衛システムが効かないのも
出てきているようですし・・・。)
いつのまにか、軍事面から言っても、
とっくに絶対的な覇権など失っていたのかもしれませんね。
(だからこそ焦りが出ているのでしょうが。)
これ(空母2隻)には、一層肝が冷えるような恐ろしさを感じました。
本当にそんな時代(の端境期)にいるのだな~と・・・。
以下は、たぶんロイターの記事だったと思いますが、を参考にしています。
世界銀行によると、
公的部門と民間部門を合わせた新興国の債務残高は、
2018年時点で55兆ドル(約6000兆円)に達し、
過去最大を更新した。
とのことです。
新興国全体のGDP比で168%とのこと。
このままの状況が続けば「金融危機が発生する可能性がある」
と警告しているようです。
世銀は、
1970年代以降、
債務問題が「低金利の環境」の中で始まった
とも指摘しているようですが、
アメリカ(「連邦」政府)の金利は、
「連峰」ではなく独立峰で、
70年代くらいまで一方的に上昇してピークを付け、
(15%前後になったように思います。)
その後、現在に至るまで趨勢的に低下し続けています。
やはり、70年代は、
人類にとってある意味転換点になるのかもしれません。
(小生70年代初頭生まれ・・・。冷戦とノストラダムスに踊らされた世代?)
以下は、ギガジンの記事だったと思いますが、を参考にしています。
地球の磁場の強さが、
少なくとも最近200年間減少を続けているとのことです。
地球磁場の逆転は、
最近360万年の間に11回あったそうですが、(単純平均32万年?)
最後の逆転から、既に78万年経過しているようです。
ポールシフトが起こった場合の一番の問題は、
もちろん磁場バリアー喪失による宇宙線等でしょうが、
(宇宙服が必要?)
電子データはどうなるのでしょうかね・・・。
ITは、(文明)老化の賜物と考えております。
老化、つまり「変化しうる能力」を振るい落としてきた末に生じた
秘蔵っ子であり、環境変化には脆弱であるものと思われます。
イエローストーンの巨大間欠泉「スチームボート・ガイザー」の噴出回数が、
2017年までの数年間は静かだったのに、2018年に32回、2019年に45回、
と連続して「史上最多」記録を更新しているそうです。
(突然活発になったというだけでなく、2年続けて「最多」更新。)
これが破局噴火すれば、
7万年前のトバ噴火並み?それ以上?
(トバ噴火では、人類が1万人?くらいまで減少して危なかったとも。)
準大量絶滅を引き起こすくらいの環境変化が危惧されるかと思います。
(種の喪失スピードは、(人類活動により)既に大量絶滅期以上であり、
現在は6度目?の大量絶滅期間中だという人もいますね。
大量絶滅の定義は、75%以上の種の消滅のようなことだったと思います。)
そこまで心配していたら、
隕石が落ちてこないかまで常に注意しなければならないかもしれませんが、
神の一息で消し去られてしまう以上、
その(神の)虫の居所はどうしても気になります。
命は、いつまでも人間にとどまり続けることなどできないのですから・・・。
人間は、終点ではないが、ゴールでもない・・・。