自分(愚痴ポエッセー)2
親方、まだ女の子が降りてこないんだが。
なに想定の範囲さ。ただ、本当にこうなるとは思っていなかっただけだ。
一番の問題は、神ゴミの日がないこと。
死刑囚との違いは二つだけ。
まだ何が残っているのか分からないということと、
どんな死に方になるのかまだ決まっていないということ。
死刑囚との共通点は一つだけ。
死後が分からないということ。
人は時間を濾過できているだろうか。
オレは時間を減速させることができているだろうか。
誰も帰りの旅費を持たない。
帰ることができないのなら、来ない方が良かっただろうか。
法則なんてなければ良かったのに。法則には自由がない。
もちろん運命は変えられる。だが、法則の中に限られる。
法則にはオリジナリティーなど加えられないというのに、
どうして運命や個性は自分次第などと思えるだろうか。
名曲の量はとっくに十分なのに、毎年新曲が必要になる。
それは何のための上塗りなのか。感動の肺胞をつぶす煙のようだ。
感動(余地)も肺胞も、多少は再生するのかもしれないが。
NHKをつぶしても、
利権を手放すはずもなく、担税力が見逃される訳もないから、
NHKから他の何かに付け変わるだけだ。
福祉の方がまだ増しだとすれば、
NHKから日本福祉協会に変わるだけ。




