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空虚な詩  作者: 鬼狐
7/7

第四弾

―取り戻せない時間―

君が「死にたい」

そう思って

過ごした1日は

昨日「生きたい」

そう思って

必死に願いながら

死んだ人たちの

明日なんだょ。


―瞳の奥の住人―

自分の身体は本当に自分の身体なのだろうか


自分をよく見ると身体が無愛想に見える


そう見えた瞬間全てが無機質になる


世界は無機質過ぎる


周りを見ると、有機物が次第に消えてゆき


無機物が増えてゆく


その内人も無機物になるのだろうか


いや・・・もうなっているのか・・・・・


私は私で私はあなた


じゃぁあなたは 誰?


―平行世界―

一つの世界に


二つの世界がある


一つの木に


二つの木がある


二つの世界に


人が一人づつ立っている


二つの世界の二人は


二人とも似ているけども


二人とも違う


立っている場所もそうだけども


目の奥の色が違う


彼らの世界の


彼らの価値観


立っている所は同じだけれども


歩いてきた道は全く違う


彼らは同じ時間を進んでいるが


使い方が違う


彼らは私を見ている


二つの世界の一つの世界にいる私を


彼らは見ている


二つで一つではなく


一つは一つであることを


知るために



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