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空虚な詩  作者: 鬼狐
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戦う物達へのレクイエム

誓うは機械仕掛けの女神

捧げるは己がギア(心)

我等の戦乙女は鋼のワルキューレ

振るうは鋼の剣

構えるは鉄の筒

放つは地獄の轟雷

進軍は己が心が折れるまで

友、家族、恋人が戦に出るのなら

己が変りに敵を撃つ

振るう一撃は友のため

踏み出す一歩は家族のため

放つ一撃は恋人のため

いつしか戦が終わりを告げ

彼らが笑顔で生きている世界を夢見ながら

――そして戦が終わりを告げた

何十万といた機兵は戦場で鉄屑となり

己一人が残っていた

守りたかった人は守れた

しかし、彼らに会う事は出来ない

遠くから見守る事は出来るが会う事だけは許されない

己は己の最後の任務をするべく町を歩く

戦場で散った戦友を家族の元へと送る責務

人は己を恐れる

この任務が終わる頃、己は曇りない空を見て

鉄屑に帰る

そして私は家族の元へ帰る


詩です。他にもあるんでちょくちょく上げてきます。

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