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聖剣使う美少女(脳筋)が相棒です  作者: 東雲 立風
Chapter 3 -START AND START 《二色と闇影》-
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35

 『お待たせしました! これよりBブロック最終試合! 決勝戦を行います!』


 激戦特区B。

 ブロック分けは抽選制。

 完全なる運によって割り振られる。

 そしてこのBブロックはAに比べ猛者揃いだった。

 旗の振り手、自爆集団、黄金比、そして規格外の脳筋たち。

 そのカオスチックな成り行きにはようやく終着点へと向かう。


 『それでは両小隊の登場です! 皆様大きな拍手で迎えてください!』


 既にAブロックは片が付き、反対会場にいた観客と選手全員がこのBブロックに集まっている。

 その人数ひとかずは莫大。

 そして鳴り響く拍手喝采。


 『まずはバレンデッリ小隊の登場! 全員1年生ながら練りに練られた連携が特徴! 中等部時に結成され、 昨年では中学生ながらベスト16まで勝ち進んだ期待の新星です!』


 先頭を行くは数多の人の眼に映る紅の長髪。

 堂々と、臆することなく輝く瞳。

 一糸乱れぬ一列縦行進。


 「行くわよ!」

 「「「「おう!」」」」


 ここまで来たのはマグレではない。

 既に2年前には小隊を組み経験を積んできた。

 整えられていた不完全だった地盤。

 だが与えられた空白の2か月。

 短いようで長い。

 短期成長、超成長型国家並みに伸びた放物線グラフ。

 大きく広げた歩幅、ここに至る。

  

 『そして相対するは今回のダークホース! この学園、いや世界初の二人組小隊————!』


 相も変わらず。

 疲労も見せない実況。

 むしろテンション上がって絶叫とも。

 観客もそれに負けず歓声待望、待っているのだ。


 「————頃合いか」

 「————ああ」

 

 真四角ホワイトゲートの100歩前に佇む。

 俺たちは待ち人。

 なぜかそう認定されていた。

 ボクシングで言うなら赤コーナー。

 勝手に上がっていたパラメーター。

 そしてかかる青信号。

 

 「————ユウ」

 「————?」

 「————ついてこい」

 

 青信号どころか信号機破壊。

 加速ブースターセット。

 隣にいるのは脳筋エイラ・X・フォードだ。

 紅とは一線画す金色の髪。

 そいつの真横に俺が立っている。

 二人で見る。

 俺たちは二人。

 公平で平等、同じ景色を見ることがえきる唯一の片割れ。


 「—————何処までもついていくさ」


 いや見る景色は同じだが、等しい角度かというと微妙。

 なんせ若干ながら俺はエイラに引っ張られ、もしくは引きずられてさえいる。

 コイツの神がかった速さ、気を抜けば一瞬で置いていかれそう。

 だが、そんぐらいじゃないと俺は満足しない、ココロ満たさない。


 「なら安心だ!」

 「まあ一度は死ぬ覚悟もしたしな。地の果て空の果て、地獄の底でもついてくよ————」


 ピシッと張り付いた戦闘スーツ。

 無傷な服、そこに無機質な風が走る。

 緊張ではない、ある種の高ぶり、幾戦無双、悪戦苦闘。

 エイラと共に歩んできた数多の星繋ぐ軌跡。

 格別に。

 決して揺るがぬ魂。

 

 『それでは呼びましょう! 最強を謳う小隊————!」


 時間だ。

 世界へ布告した最強を冠すると。

 俺たちは至る。

 

 「行くぞユウ!」

 「おうよ!」


 何回も歩いた道。

 白色灯が照らす先への道。

 先頭はいない。

 どちらか先進むことはないのだ。

 横一列。

 迎い入れ、そして浴びる、ゲートの先にある世界を。


 『フォード小隊の登場だあああああ!』

 「「「「「「うおおおおおおお」」」」」」


 そこで待ち伏せていたのは数多の人だった。

 間髪入れずに鳴りやまぬ歓声、フラッシュ放つカメラ群。

 しかし一番に見据えるのは真っすぐ相手方。

 

 「良い気を放っているな」

 「ああ。こりゃ楽しめそうだ」


 別に先も後もない。

 先頭要らずの戦闘モード。

 モーションは予定外。

 しかして万全にして盤石たるこのメンタル。


 「……待たせたわね!」

 「まあ待ったちゃ待ったか」

 「あの時のリベンジ、殺す気で行くわ!」

 「それは楽しみだな————」


 整列。

 戦いの狼煙発射までの時間は残り僅か。

 見つめるしかない。

 相手の姿形、そして自分の手のひら、何かを傷つけ、何かを守り、何かを成すための身体。


 「最初にユウに会った日を思い出すなあ」

 「……どした藪から棒に?」

 「殺すつもりだった男と、まさかこうして肩を並べるとは思いもしなかったのだ」

 「……今更それ言うか?」

 「人生とは、何が起こるか最後まで分からぬものなのだと思う」


 そうだ。

 こうして相棒という形になるまではヒットマンとターゲット。

 それがなんの因果か摩訶不思議。

 

 「何が起こるかわからない、か」

 「そうだ。言いたいことは分かるだろう?」

 「当然」

 「「叩き潰す」」


 手加減なしの手抜きバトル。

 全力であり不完全速なアビリティー。


 (もうシンクロも槍も見せた。 この二つあれば十分戦える————)


 もとはと言えば俺が持ち得たのはこの2つの能力のみ、槍に至っては近頃手に入れたばかり。

 この体面で十数年生きてきた。

 今はエイラもレネもいる。

 ならば今回は、いわば数か月前までの俺の真の姿で戦うということ。

 強化同調も銀も見せる気はないが、これは最大の賛辞である。


 『10カウントを始めます!』


 小刻みよく経過していくカウントダウン。

 一定のはずが、熱気のせいで若干早い。

 固唾を飲む暇さえない心臓の高鳴りが周囲から伝わってくる。

 エイラが構えた。

 俺は脚に力を入れる。

 ルチア達もまたその身に闘志を宿す。


 (光太郎こうたろう朱里あかり、俺は強くて、それで最高な相棒エイラを見つけたぞ————)


 カメラは俺たちを映す。

 無論日本らしきテレビ局もある。

 ならば幼馴染たちが俺を見るのも必然。

 世話になった、共に過ごした、電話越しでしか別れを伝えられなかった、そして連絡なしの数か月。

 まずはこの戦いで語る。

 俺は独りじゃない。

 闇を照らす真っ赤に輝く太陽。

 最高の仲間を見つけたと————


 『試合開始です!!!』


 「二重強化ダブル・ミラータ!」

 「大気同調アトモス・シンクロ!」


 能力爆発。

 溜まっていた力がとてつもない勢いで炸裂する。

 瞬間で粒子は集約、俺たちの身体はロケットみたいに瞬発。

 これは会長選と同じ戦法。

 いや似た戦法。

 違うのは一つ外された楔。

 奥底にかけられた南京錠、軽くなったこの身。


 「神を穿つ! 顕れろテンペスト!」


 前方に慣性する右足。

 交差する時発動。

 右手に握られるドッシリとした重み。

 風が巻きつく。

 黒銀の魔槍の顕現。

 

 「———初っ端来るわよ!!」 

 

 これもまた相変わらずのよく通った命令。

 だが俺とエイラは駆ける。

 重力という概念を無視。

 大地を蹴る。

 黄色と黒色の武器片手に接近。

 刹那で縮まっていく初期距離。


 「喰らえ……! 細炎剣グレムリン!」

 

 能力剣レイピアの口頭展開。

 黄金比形態から導かれるトラップ。

 足元で輝く紅蓮の炎。


 「ん!?」

 「これは……!」

 

 超接近するはずの身体。

 止まってはいない、しかして遅い。

 微妙な距離での失速。

 俺たちのスピードが見える速さへと減速。

 気付けば突如として足元にはメラメラ。

 地に突き刺したレイピアから炎が放たれていた。


 (能力を喰われたか、 軽く失速したな……)


 「なんだか能力の効きが悪いぞ!」

 「エイラ! 足元の炎が原因だ! さっさと抜けるぞ!」

 「足元? おおー燃えているぞ!」


 実際スピードは出てる。

 それでも俺たちからしたら下の下の下。

 それはルチア達にとっても同様にとらえられる。

 ならこの場を迅速に切り抜ける。

 減退範囲は限定されている。

 

 (そりゃ突っ込んでくると分かっていて罠を張らないバカはいない。そんでこのまま逃げしてくれるかというと————)

 

 「規模拡大エンゲージ! 逃がさないっすよ!!」

 「ザック……!」

 

 炎が広がる。

 身体は風で守りつつも、服は散った火花に焦がされる。

 ザックの能力は『事象干渉』

 炎、水、風、限度はあるが地球で起こる現象にある程度干渉できるというもの。

 範囲の拡大、範囲の縮小、増加減退は出来なくとも、罠は大罠へと進化した。


 「巨岩砦ロック・ウォー!」

 「……っち!」


 俺とエイラのセンターにそびえ立つ巨石。

 その高さ2、30メートル。

 前見た時よりも分厚くデカい。

 エイラの姿が隠れる。

 つまりは分断。

 ものの見事に俺たちは二分された。


 (チームの分断は初歩の初歩、ほんと合理的で王道だな————)


 『おおーっと! フォード小隊が分断されたあああ! 善戦しておりますバレンデッリ!!』


 (なーにが善戦だよ、たかが少し高い壁が挟まっただけじゃねーか)


 「————嵐が轟く、嵐が轟く」


 こうしてる間にも拡大する炎。

 分断と減速。

 これで俺たちは連携と俊敏性を失ったことになるんだが————


 (やっぱ決め手、必殺技・・・がないとな……!)


 「神を穿つ! 吹き荒れろ黒嵐ダース!」

 

 垂れ流しの詠唱。

 黒い風が生まれる。

 それは万物あらゆる神性を飲み込む、威力は絶大なのだが————


 「ここは通さない!」

 

 立ちはだかる。

 そして出現する小さな光たち。

 それごと穿つ。

 そうして放つ。 

 破壊するはずだった黒嵐は反射。

 その破壊の任務は失敗したのだ。

 強靭な見えない薄緑の防壁によって、ものの見事に弾かれたのだ。


 (テンペストが防がれた!?)

 

 俺の前に立ちはだかったのは妖精使いアリエル・セントリヒ。

 かつては蚊を潰すと同等、薙ぎ払った妖精の軍勢。

 その再現を2か月ぶりにやるつもり、障害としてのレベルも低いと思っていた。

 だがその妖精がなんとこのテンペストを止めたのだ。

 炎が足を奪い、邪魔な壁に気を取られ、 風に手加減ものせた。

 だが、その程度のハンデでか?


 『我と同じく隠居したと思っていたんじゃがなあ————』


 レネの俺にしか届かぬ呟き漏れる。

 その理由は明確。

 このテンペストを止めた存在。

 それは妖精ではない、 妖精を従える上位種『精霊』だ。

 

 「————ぼくの愛しいアリエルちゃんに手を出すとはねえ」

 「おいおいまじか……」


 見えざる者の声。

 驚愕した。

 正直言っての驚愕だ。

 まさか俺やエイラ以外に、 この学園で異形のモノを飼いならす生徒がいるとは。

 見誤っていた。

 このバレンデッリ小隊で一番厄介なのは目の前、 人の身になりを潜ませた男《精霊》。


 「アリエル、さん……」

 「私もね、悔しかったんだ。だから賭けに出た。君たち程ぶっ飛んではいないけど、私史上最高の賭けに。そして契約した————」


 形づくる。

 背後にいた男が姿を現す。

 

 「————ぼくさんじょおおおおおおおおおおお」

 

 人の前に自らを晒す。

 黄色がかった緑の長髪、おとぎ話に出てきそうな白ローブ。

 見た目だけじゃただカッコいいお兄さん。

 しかしそれは規制された同族種族の仲でしか生きない存在だ。

 絶大な力を持ち得ながらも他者を嫌う『精霊族』

 それがまさか人と手を組むとは。


 「まったく物騒な風を操るんだな少年!」

 「あんたに見事弾かれたんだけどな」 

 「神殺しの魔槍、 噂にたがわぬ力だが、 ぼくには全く関係ないねえ!!」

 「…………」

 「ぼくは盾の精霊ハイルン! どうぞよろしくううう!」


 無駄にハイテンション。

 コイツの登場で会場も実況もさらにヒートアップ。

 だが俺にとっちゃ由々しき事態。

 軽々風を弾いた精霊術、おそらく精霊の中でも最上位クラスの存在。

 妖精使いから精霊使いアリエル・セントリヒ、限りなく限定的だが彼女の能力は『S級』に届きうる————


 「にしても君の瞳はキレイだねえ!」

 「そりゃどうも」

 「まるでどこかの神様みたいだよおおお!」

 

 (知り合いか?)

 『そうじゃなー昔いざこざあって、こやつらの住処を破壊したことがあったぐらいじゃのう』

 (……)

 『我の存在には半信半疑といったところじゃろう。銀は使わんようにな』

 (はいはい。気付かれたら面倒なんだもんな)


 「まるでかの闘神のようだなあ!」

 「……で、あんたは何をしに来たんだ?」

 「無論愛しのアリエルちゃんの敵、君をブチ殺しに来たんだよおお!」

 「精霊はみんな清い心を持つって聞いてたんだけど……」


 教科書は嘘をついていたようだ。

 そして気付いているか?

 エイラからの応答がいまだに無い。

 アイツが放つ爆音も破壊音さえ響かない。

 

 (結界に閉じ込められている? いや結界ならエイラの腕力で解決できるはず。待てよ確かザックの他にもうひとり後衛がいた————) 

 

 おそらく、原因は『空間想像』を持つサリー・シルファ、あの根暗ちゃんの仕業。

 きっとエイラは第三世界に送られている。

 既に設置済み、壁出現のタイミングで発動そして嵌められたんだろう、またアイツの能力じゃ世界リープは不可能。

 でも空間想像の大技であるのは確か、持続可能時間はもって3分といったところか。


 「————もう察しているようね」

 「ああ」

 

 壁を越え現れるルチア、そして各々。

 ザック、壁出したやつ、アリエル、サリー、精霊、勢ぞろい。


 「……フォード先輩は、……向こうに送りました」


 (やっぱりか、ようはエイラがいない数分で俺を全員で倒そうってわけか。確かにこれはリベンジだわ)

 

 「……これで、……5対1です」

 「っは! デカい口叩くな!」

 「……っひ」

 「たかが『雑魚』5人と数分戦うだけだ————」

 

 これがリベンジ?

 相手に友人がいる? 精霊がいる?

 おいおい。

 何を恐れる必要がある?


 「雑魚、ね」

 「言い方悪かったか?」

 「ええ。とても不快よ」

 「なら言い換えるか、弱者ってな」


 なんかイラついてきた。 

 なんというか、 エイラがいなかったら倒すチャンスがあるみたいな。

 目の前のこいつらにとってはそれが正攻法で、勝てる見込みのある唯一の作戦なのかもしれない。

 でも俺はエイラ・X・フォードの相棒。

 同時に俺はエイラの相棒でもある。

 未だにメラメラ燃えてる足元、もう走らないって。

 真向から、叩き潰すって。

 俺も強いって。

 

 「レネ、身体を預けるぞ」

 

 テンペストの操作をレネに委託。

 俺は外部シンクロへと移行。

 大気、大地、能力、すべてを操る。


 『ほほう! 我が戦ってもよいのか!?』

 

 確認とる。

 たまには息抜き。

 ここ最近はおいおいと出せなかったが、なんか今回は任せていい気がした。

 大丈夫『銀』は使わない。

 お前の技術だけを体感させる。


 「適当に遊んでやってくれ」

 「……一体誰と話しているの? フォード先輩がいなくておかしくなったのかしら?」

 「失礼な。自問自答だ————」


 言葉は語らず。


 「経験同調エクス・シンクロ————」


 体に青を纏う。

 その奥底には銀の血が。

 目に見えぬが確かにそこに。

 レネの意志が明確化。

 いつもより深層へ、繋がり深く、再確認、これはエイラが帰ってくるまでの無双だ。


 「————うおおお!!」

 「どうしたのハイルン?」

 「気を付けたまえアリエル! 彼は彼ではない!」

 「どういうこと?」

 「彼にはいまナニカ恐ろしいものが宿った! ナニカというのはわかないが! 兎に角とんでもないやつだぞおおおお!」

 「う、うん、みんなも気を付けて」

 

 まずは足元。

 今となっては走るつもりも無く意味もない、だがチラついて気になるのも確か。


 「————消えろ」

 

 バシンと音立て。

 一瞬青く、一瞬で形を失う。


 「炎が消されたっす……!」

 「みんな、タイムリミットまで死ぬ気でやるわよ!」

 「「「「お————」」」」


 轟。

 なに仲間での掛け合い?

 そんなんしてる暇ないっての。

 ハッと振り向くように。

 そこには新星さえ飲み込む大宇宙。

 ヨンミチ・ユウという人間を被った神。

 見えない速度、達人という域かどうかさえ怪しい見たことのない我流の動き。

 テンペストは軽々と回り、構えられる。


 「————さあ人の子たちよ」


 聞き慣れた俺の声。

 口を閉ざさせたのは威圧、畏怖心。

 放った主は俺ではないのだ。

 たかが男子学生、しかして言葉は鉄塊。

 両立した意志。

 ルチア達は知らない。

 これはリベンジという形でもあり、また普段は考えることもない偉業の入り口。


 「————我にどこまでついてこれるかのう」


 世に言う神降ろし。

 銀を司り戦を愛す、千差万別あらゆる武具を極めた武神。

 闘神エレネーガへの挑戦でもあった。


 

 

 

 



 

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