表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖剣使う美少女(脳筋)が相棒です  作者: 東雲 立風
Chapter 10 -The Last Battle 《脳筋は拳で語る》-
186/188

150

 聖剣への魔力供給が切れる。

 強化同調が切れる。

 ユウとの繋がりが切れる。

 相棒の生命線が、切れる。


 「ゆ、ユウ……」

 「次は、お前」

 「っ—————」

 「させん! 大爆撃!」


 私は初めて本物の絶望というものを味わった。

 ずっと一緒にいたから分かる、ユウは確かに死んだのだと。

 横たわる遺体、それだけに脳が囚われる。

 聖剣を握る手も緩く、もう構えも何もない。

 クラークが己が身に迫る裁定者の攻撃を爆破で弾いてくれるが、どうにもギアは動きそうにない。


 「しっかりしろフォード!」

 「私は……」

 「っち! 他はフォローに当たれ!」


 何故庇った、いや愚問。

 逆の立場だったら私も同じことをしただろう。

 だが、割り切れない、割り切れるはずがない。

 私を突き飛ばした時、ユウは笑っていた。

 まるでこれから一緒に買い物にでも行こうか、そんな柔らかい笑み。

 信じてくれている、そういう眼だった。


 「しっかりしてフォードさん!」

 「ヨーゼフ……」

 「そうだ! 無駄にするな!」

 「アーサー……」


 皆が私の前に、棒立ちのこの身を守ってくれている。

 その誰もがあと少しで崩れそうなくらい弱まっているのに。

 それでもその背中は自分の何十倍も大きい気がした。

 それでも裁定者の動きは衰えを見せず、ひたすらに攻撃を仕掛ける。


 「っぐ!」


 最前線、クラークの左腕が飛ばされた。

 アーサーも腹部に大きな傷、皆死にかけと呼べる。

 だがそれでも、死んではいない。

 ユウは————


 「眼を、覚ましなさい!」

 

 戦闘中に空いた隙間、シルヴィが顔を殴打してくる。

 平じゃくて拳、乾いた音じゃなくて鈍い音。

 すぐに鉄の味がする、強化は途切れており身体も意識も少し飛ぶ。

 

 「彼は、貴方を選んだ!」

 「……」

 「私じゃなかった! 守られた貴方が此処で死ぬことは許されない!」

 

 知ってる、私以外にもユウの好意をもっている女が沢山いると。 

 だがその上で、アイツは私を選んでくれた。

 命を投げうってでさえ、こんなバカな女を救ってくれた。

 それは今に始まったことじゃない。

 出会ったその時から、この身をずっと支えてくれていた。

 

 「————脆いのう聖剣使い」

 「————まったくね」


 ユウの遺体に変化が。

 銀と紫の輝き、そこから()でるのは銀神と魔女の王である。

 

 「エレネーガ様に魔女王……」

 「そう易々と死なせはせんよ」

 「ええ。だいぶ無茶をするけど、あの世から呼び戻すわ」

 「で、では……」

 「時間を稼げい。エイラ・X・フォード」

 「弟子が愛した女、そんなものじゃないでしょ?」


 遺体となったユウの身体には既に魔方陣が多数出現。

 自分に詳しいは分からないが、口振りからして蘇生の儀である。

 そうか、まだ希望は残されているのか。

 それだけじゃない、シルヴィに言われた、殴られた左頬が雄弁に語る。

 自分の為すべきことを。

 

 「……強化(ミラータ)


 もう聖剣に魔力は送られてこない。

 一度沈んだ気持ちも強化じゃ補えなかった。

 だが私には背負ったもの、そして僅かな望みを手に入れる。

 仲間に加え神と魔女にそこまで言われて、沈黙を貫くような安い生き方はしていない。

 そんな私を見ればきっとアイツは落胆する


 (すまないユウ、情けないところを見せた)


 謝ったところで返事は来ない。

 そもそも言葉にもしていないし。

 だが謝るものは謝っておく。

 相棒が帰ってくる時、それまではひたすらに耐えよう。

 

 「ここからだ————」


  















 身体は動かない。視界が真っ暗だ。

 俺はエイラに迫った必殺の一撃を代わりに喰らった。

 経験から確信、俺は死んだ。


 全ては敵が強すぎたことに。

 そしてそれに対抗するだけの地力がなかったのだと思う。

 後悔? 滅茶苦茶してる。


 だってエイラに向かったあの一撃からは確かに庇えた。

 だが今こうしてあの世待ちの死人となり、なにも手出しできない状況。

 今だってみんな戦っている。

 

 意識が有るのか無いのかもあやふや。

 傍から見てれば休憩してると思われるか、だがこれは退場ってことなんだ。

 もうすぐ天国なり地獄に行くだろう。

 

 俺はエイラや皆を信じている。

 だけど悔しくてたまらない。

 まだまだやりたい事が沢山あった、過ごしたい時間があった。

 恩を返さねばならない相手が山ほどいるんだよ。


 もう死んだんだって事を嫌というほど理解している。

 だけど死にたくない。死にたくないんだ。

 宿す大きな矛盾、水準点を逆さまにしても戻ることのない生死の境目。

 でも俺は、生き続けたい。

 自分勝手な想いを何処かにぶつける。

 

 停滞する時間、真っ暗な世界に今までのことを映し出す。

 エイラと出会い、友と出会い、魔王を倒しに行って、大会にも出た。

 そこで知り合う奇人変人狂人たち。

 レネにも相当しごかれたし、師匠には魔法を教わった。

 

 今思えばなんて充実した人生だったんだろう。

 こんな可笑しくて楽しい生活、俺ぐらいしか送れてないんじゃないか?

  

 それに此処に来るまでに友人たちからメッセージも貰ったんだ。

 トニーやザック、ルチアたちにも世話になったと思う。

 そういえばルチアに宣言、エイラに今度こそ勝つって約束したな。


 それだけじゃない、トニーたちと飯に行く約束もしたし、シルヴィやヨーゼフとも未来の話をした、エイラと婚約はしたけど結局結婚はしていないじゃないか。

 

 前言撤回。

 俺は充実した人生をまだ送れていない。

 こんな穴だらけのストーリー、天が許しても俺は許せない。

 

 流れていく記憶の記録、やはり帰路につかなければいけない。

 俺は皆とまだまだ一緒にこの世界で生きたいんだ。

  

 意識も薄れることなく変化の起きない現状、時間だけが淡々と経っていく。

 しかしある時に、この暗闇の世界に青い粒子が生まれだす。

 その様相は星空の如く、ことごとくを内包する温かな青である。

 闇に光、段々と辺りを見渡せるように。

 

 するとどういう原理か現実世界の様子が見れるように。

 瞳孔は未だ開たまま、ただそれでも把握、現実ではは案の定エイラ達が戦っていた。

 しかしクラークは片腕を失って至り、アーサーは腹部に大きな穴、シルヴィも出血がひどい。

 他にもヨーゼフやユリア先輩、後から合流したベリンダの姿も見受けられる。ただその殆どが瀕死状態である。

 もちろん、エイラも。


 本当にこのまま死を受け入れるしかないのか?

 否、この人生をもってその天誅を否定する。

 そして明るくなったことに気付く、何故か左手に砂時計があるのだ。

 造りは立派、いっそ厳粛さまで感じる。

 しかも砂時計だけじゃない、周りを見渡せば見渡すほど様々な武器や物が置いてあるのだ。


 聖剣、ナイフ、鎖、船、ダイナマイト、天使の彫像、戦士の骨、榊の葉。

 まるで最強の脳筋アルティメット・パワーズたちの持ち得し能力を具現化したみたい。

 すると手に持った砂時計はシルヴィの能力に由来しているのだろうか?

 それは殆どの砂が落ち、残すところあと数秒もない状態。

 まるで今の俺を表しているよう。

 いやそうなんだと理解する、根拠のない自信でそう確信する。


 これは全て同調(シンクロ)という力が見せてくれる世界。

 対人、エイラにしか繋がっていなかった感覚が複数。

 俺は仲間たちと同調でリンクしている。

 

 気付けば身体に銀と紫の粒子も纏い出す。

 色からしてお分かりだろう、レネと師匠だ。

 

 どうやら俺が死ぬにはまだ早いらしい。

 やられっぱなしってのも性に合わないしな。

 

 なら、行こう。


 持っていた砂時計をひっくり返す。

 足元に光が、進んでいた方向が逆を描く。

 途中まで来ていた道を引き返す。

 手ぶらじゃない、貰った物を全部腰にひっさげて。

 成り上がりじゃなくて生き返り、これが本当の逆転ストーリーだ。















 「————ようやくじゃな」

 「————もう魔力スッカラカンよ」


 声の主と繋がる。

 皆と繋がる。

 世界と繋がる。

 相棒と、繋がる。


 「ここ、は……」

 「ユウが眼を覚ましたぞ!」

 「ようやくか!」

 「待ちくたびれたぞ変幻!」

 「……ひさし」


 視界開帳、現実に舞い戻る。

 そこには傷だらけ、真っ赤に染まってもなお立ち上がる仲間がいた。

 横たわる俺を守ってくれていたのだろうか、レネの外傷も酷い。

 師匠なんてあれだけあった魔力が1ミリも残っていない。

 ただそれよりも異変に気付く、俺たちが戦う大地、それが青く輝いているのだ。

 果ての果てまで、同調の光が全てを覆っているのである。


 「寝坊、だなっ!」

 「シルヴィ……」

 「砂時計、役に立ったか?」

 「え」

 「どうやら此処にいる殆どにお前の同調が掛かっている、まあ一方的にでこっちに利点はないがな」

 「そ、そうなのか……」


 胸に押し当てる手、全員の鼓動が聞こえる。

 そして俺には10を越える能力を————


 「(チェーン)


 空間よりヨーゼフと同じ鎖を生み出せる、本当にエイラ以外の能力を使えている。

 克服したのだ、それも当然、俺は仲間を心の底から信じている。

 ただ寝てばかりも、出現した鎖を掴んでなんとか掴んで起床する。

 生き返ったとはいえ身体はボロボロ、ボロ雑巾と呼ばれても否定できない。

 だけど中心核には太陽よりも熱い魂が。


 「お帰りだユウ!」

 「エイラ…… 」

 「待ちくたびれたぞ! もうクタクタ、だっ!」


 やはりと言っていいのか、最前線で裁定者をなんとか食い止めている。

 感動の再会、そう喜ぶのは全てが終わってから。

 言われずとも分かっている。


 「何故、生きている?」

 「気合いだよ」

 「理解、不能」


 エイラの防波堤もすぐ決壊、何人をも巻き込んで俺へと迫ってくる。

 相変わらず凄まじい威、ただ腰はぬかさない。

 

 「借りるぞシルヴィ! 逆転(バック)!」

 

 期待には応える、堪える痛みは何処かへと。

 逆転を重ね掛けして肉体を前の状態に近づけ、つまりは直していく。


 「————裁定」

 「————爆撃」


 裁定者のすぐ足元でクラーク並みの爆発を披露。

 だが固くて効かないのは嫌というほど承知している。

 そもそもダメージが深い状況、長く戦えば俺たちの敗北は必至、必ず死ぬ。

 だから必死で、一発で決める。

 なにせエイラの本気一刀も不発で終わったんだ。

 最後の大勝負に出よう。


 「ヨーゼフ! 一緒に!」

 「うん!」

 「「時を縛る鎖(タイム・チェーン)!」」

 

 亜空間より鎖を出現、裁定者を絡みとる。

 2倍なんてケチな数字じゃない、なにせ相棒の強化を流してある。

 数秒ぐらいは止まるはず。

 それに————ー


 「流石に止まっている的には当たるさね!」

 「……鉄砲」

 「爆! 爆! 爆!」


 間合いは取れている。

 弾幕に重ねる弾幕がその絶対という事象を揺るがせる。

 この一発で決めるしかない。

 全てを乗せて放てば————


 「エイラ! 出来るか!?」

 「ありったけの一発は出来る! が、それだけでは通用せんぞ!」


 俺とエイラが横並び、他は最後の持ちこたえに。

 グダグダもしていられないがエイラの言い分は最も。

 今ある人の力だけでは勝つことは出来な————


 『ハローエブリワン! ギリギリ間に合ったみたいね!』


 後方より圧倒的な気配、すぐさま同調の手が伸びる。

 しかし目視で確認、それは『浮遊城』であった。

 それもタダの城じゃない、エルフ最強が使った神さえも用意に屠る古代兵器、アトランティスである。

 

 「シャーロット……!」

 『あーあー! もしもーし!』

 「大気同調!」


 向こうは拡声器を使ってるんだろうが一方通行。

 大気を操り声を乗せる、一瞬でコンタクトを取る。

 そして閃いた、最後に相応しい最高の策を。


 「シャーロット! 聞こえるか!?」

 『はいはい。やっとよ、どんだけ操作が大変で……』

 「俺の合図で一発、全てをつぎ込んだ主砲を撃ってほしい」

 『裁定者の奴にかませば良いのね! 任せ————』

 「いいや、目標は俺とエイラだ!」

 『はあ? そんなの自殺行為じゃない、ミクロ以下まで木端微塵よ』

 「大丈夫! やってくれ!」

 『はあ、ユウって結構自分勝手よね』


 そうこう言いつつ了承を。

 古代兵器(アトランティス)の最大火力をこの身に向けて。

 誰が見ても自殺行為、俺だって本来は裁定者に喰らわせる予定だったさ。


 「変幻! もう持たんぞ!」

 「……めちゃキツイ」

 「早くしてください!」 


 7人がかり、なんとか止める現状にもタイムリミットが。

 もう少しだけ耐えてくれ。


 「師匠、レネ」

 「はあ、我はもう限界じゃ」

 「あら? もうへばッたの?」

 「よ、余裕じゃわ!」

 「ははは、じゃあ頼むわ。最後(・・)の、大技になる」


 頭上に創り出すは最終兵器である『|秘密の箱《パンドラ・ボックス』

 本来は裁定者の攻撃のために取っておいた最後の一発である。

 レネと師匠に補助を、いかせん99パーセントでこっちが押し負けるだろうから。


 「ユウ……」

 「古代兵器(アトランティス)の主砲を箱で受ける。そして変換、最終的に……」

 「聖剣の一撃に上乗せすると」

 「ああ。周囲に生き残っている廃船(魔力タンク)からも全てをつぎ込む」

 「人間が地球を支え、それをぶん投げるようなものだな」

 「ほぼ無理だと思う、だけどやるしかない」

 

 これ以上の一撃は宇宙を探しても『絶対』にない。

 押しつぶされるのをはねのけ、そして決める。


 「っむ、ユウ」

 「どうしたレネ?」

 「巫女の奴が柱の解除に成功したそうじゃ。スサノオから神通がきよったわ」

 「なら後は俺たちが決めれば勝ちだ……!」

 

 流石は巫女姫、最高の働きぶりだ。

 コッチだって負けてはいられない。

 

 (秘密の箱、展開————!)


 師匠は魔力が殆ど無いだろうに流石、いい働きをしてくれる。 

 すぐさま器は完成、そして風に乗せてシャーロットにも合図を送る。


 「いい加減に、しろ!」

 「「「「っ!」」」」


 ついに皆をはねのけ裁定者が、ラスボスが迫る。

 だが十分な時間を稼げた、感謝する。


 『古代兵器アトランティス、発射————!』


 頭上では三色の混ざり合いが、島より放たれる最大級のパワー。

 天上よりもの凄い勢いで、まるで隕石のようだ。

 だがそれを全部受け止める、全部エネルギーに変えてみせる。

 そして遂に、力は箱へと直撃する。


 「っ重い……!」

 「気張れユウ……!」 

 

 脳みそが真っ二つになりそう、もうどんな言葉でも言い表せないような衝撃が。

 両腕を空に突き上げなんとか支える。

 その重みは強化同調をしていることでエイラにも。

 だが言い換えれば2分の1にまで負担は軽減、本当に感謝するよ相棒に。

 

 「っ流転(スキップ)!」

  

 ここにシルヴィの事象進行効果を、いっそう回転率を上げる。

 ケイデンスを上昇させろ、常勝ではなく必勝、この瞬間だけでいい。

 みんな俺たちに力を貸してくれているんだ。


 「ギリギリ、だけど……!」


 脳裏に過る出会った人たちとの思い出。

 黄金よりも価値のある毎日を、俺は絶対に負けない。

 魔力は当に聖剣へと移動、あとはこれを放り込めば————


 「っエイラ!?」

 「私たちは、2人で1人、だ!」


 天まで伸ばしアトランティスを支えていた両手。

 エイラが後ろから覆いかぶさるような体勢、自分の両の手を俺に重ねる。

 そうだ、負担が2分の1なんてチャチな考えじゃない。

 俺たちは2人合わさって百倍以上の力を得る。


 「よう、や、く!」

 「ユウ!」

 「聖剣に、移す……!!」


 秘密の箱をそのまま聖剣に付与。

 何時もだったら黄金の輝きを放つソレ、今だけは無限の色彩を。

 色んな力を加えたせいか刀身は虹色に煌めいている。


 「握れユウ!」

 「ああ!」

 

 柄をガッシリと2人の手で握る、波打つ大気が風を生む。

 

 「裁定者は、我は、誰よりも、誰よりも平和を望む!」


 もう目の前までいる。

 皆は、うん、もう退避してるのね。

 なら安心だ。

 思いっきり振れるじゃないか。

 絶対を断ち切る最後の一刀、甘んじて受けてくれ。

 

 「友情と絆が俺たちをここまで強くした!」

 「気合と根性でなんでも覆すのが私たち!」


 踏み込む足と足。

 魂を乗せた想いの力、これが裁定で真っ二つに出来ない人って生き物なんだ。

 この技にゴタゴタとした名前は付けない。

 パワーで上回る、シンプルがやっぱり一番強い、だから叫ぼう————


 「「ぶっ飛べ! 最強聖剣カリヴァーン!」」 


 振りかざす、陸海空、宇宙に存在するどんなものをも力でねじ伏せる。

 虹色の残光、絶を穿つ。

 俺たち人間は1人じゃ弱い。

 だが集まった時、それは想像を越えたものを導き出す。


 「あり、えない————」


 振り切って一発ノックダウンを。

 裁定者にも信念あるだろう、ただ脳筋が送る肉体言語をご賞味してから。

 さらば、これでラストもラスト。

 結局はパワーのごり押しだけど、俺たちの信念はブレちゃいない。

 最強と化した聖剣、それはこの戦いに決着をつける。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ