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聖剣使う美少女(脳筋)が相棒です  作者: 東雲 立風
Chapter 9 -Dream to see on The Eve 《戦前夜に歌響く》-
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 巡り巡る場所の移り変わり。

 渋谷はスクランブル、浅草が雷の門、秋葉原にメイド喫茶。

 シルヴィの興味あるもの片っ端から、端から端へハシゴ、制覇していく。

 テイク1からテイク2、3、退屈を感じない勢いで。

 

 「しかし秋葉原のメイドには隙が多いな。動きが甘い」

 「そりゃ本職の人から見たらなあ」

 「だが、やる気はだけは本場にも通ずるな」


 プロからのアマチュアへの忌憚きたんない意見、それをメイドでもなんでものない俺がずっと聞かされている。

 本人たちに直接言ってやればいいと思うのだが。

 ただ久しぶりのメイドを感じたことで、だいぶテンションは上がっている。

 曰く、自分の後輩、メイド見習いたちの姿を思い出したそうだ。


 「にしても、メイドってのは意外にいるもんだな」

 「なんだ、私以外に会ったことがあるのか?」

 「エリクソンの家にな、名前は————」

 「マリア・ファーマンか」

 「あれ、知ってるのか?」

 「むしろメイドであれば知らない者はいないだろう。それぐらい大先輩、偉大な人だ」

 「へえ」


 流石に世界トップクラスの企業、いい人材を手に入れているというところか。

 確かにマリアさんはなんでも出来た。 

 気配りといった精神的面においても、絶妙な立ち位置で立ち回れる。

 

 (口振りからするに、シルヴィよりもメイド力は高いってことか)


 ただ戦闘力においてはシルヴィに分がある。

 そりゃ滅多にいないSS級、ぶっちゃけ俺はもう戦いたくないと断言。

 なにせ至近距離における支配権はシルヴィが上、今は魔法があって対抗手段があるものの、同調が完全に消されてしまう。

 まあ国際戦も18歳以下のため、戦う機会はなかなか無いはず。


 (それに、ここまで親しくなると情が湧いてな……)


 隙があっても顔面殴れるかどうか、もう無理である。

 今も隣でニコニコと思い出話をする彼女に、えげつない技を使う気概は無い。


 「しかし大分暗くなってきたな」

 「冬の真っ最中、日が落ちるのは早いだろうさ」

 

 これでも睦月、細かく言え初夢と七草の間。

 暗くなるのも迅速、そして雪は降っていないものの、気温もだいぶ低い。

 ただ同調があるから心配は無用。

 仕様は適温、理想は定温、低温を脱却する小さなユートピアの誕生だ。


 「そろそろ良い時間だし、飯食いにいくか」

 「ああ。私も————」


 良いかんじの時間だと見込み、食事を提案。

 ただ絶妙なタイミングで鳴くペリカン。

 失礼、鳥ではなくシルヴィの腹の音だった。

 マンガ通りの効果音、まさに手本と呼べるそれが響く。

 饒舌だった口調が緊急スリープ状態に、発熱するパソコンみたいにプスプス煙が出るよう。

 シルヴィが顔を真っ赤に染め黙りこくる。

 並みの人間だったら『気にしないで』という場面、だがシルヴィは普通に近い異常、ここは————


 「シルヴィってさ」

 「な、なんだ……」

 「意外に食いしん坊だよな」

 「っつ!」

 「いやあエイラと同じくらいなん————」

 

 真横からボディーブローが炸裂。

 俺の身体がくの字に折れる。

 どこにこんな力があるのか、まさしくスーパーヘヴィーのそれ。

 ただ実況している余力もあまりない。


 「い、痛ってえ……」

 「はあはあはあはあ」

 「そんなに本気で殴らなくても……」

 「お前が、ストーレートに、言うから、だ」

 「そりゃ悪かった……、でも恥ずかしさは消えたろ……?」

 「な————」


 どうせ恥ずかしがるななんて言っても、イジられ体質のシルヴィさんには響きまくりだろう。

 だからいっそのこと一発殴って解消。

 しょうがない、ただ貰うと言ったのは俺、時間だけでなく、その思いと拳もしっかり受け取ろう。


 「な? 怒りで恥ずかしさは忘れたろ」

 「……」

 「はっはっは」

 「……なんだか馬鹿らしくなってきた」

 「それは良かった」

 「……悪かったな殴って。それと、ありがとう」

 「あいよ」


 これくらいの距離感を、このくらいの気持ちをダイレクトに。

 レックを重ねるように、言葉に言葉を雑に乗っける。

 だが、これが俺たちに相応しい。

 

 「さて本題、何か食べたいものあるか?」

 「そうだな……」

 「何でもいいよ。フレンチでもイタリアンで————」

 「ラーメン」

 「え?」

 「ラーメンが食べたい」

 「マジで言ってんの?」

 「大マジだ」


 エイラにでも感化されたのか、まさかのラーメン選択。

 何でも良いと言った手前、断るはずも無い。

 むしろ親しいものすぎて。

 シルヴィのことだから、結構お高い、洒落けある食事を望むと踏んでいたから。

 予想外すぎて驚いてしまう。


 「確か、聖剣使いとはラーメン巡りをしたと言っていたな?」

 「したというよりかは、連れ回されたというのが正しいけど……」

 「その時に行ってない店を紹介して欲しい」

 「ん? 行ってない?」


 なんとも意味深な。

 でもシルヴィの顔は神妙、そこに笑いは含まれていない。

 確固たる意思が存在しているように思える。

 

 「エイラ・X・フォードの影を踏むのは嫌だ。私は、お前と初めてを過ごしたい」

 「シルヴィ……」

 「ラーメンは日本で有名な食、ユウにもお気に入りの1つや2つはあるだろう?」

 「まあ……」

 「どんな所でもいい。どんなことでもいい。お前の大切なことを知りたいんだ」

 

 その言葉、その表情、それはエイラみたいな純粋の食好きからじゃない。

 正直食べ物なんてなんでもいいのだ。

 だが俺が一番行くのはラーメン屋と踏んで、それに合わせた。

 味ではなく記憶や思い出、俺の過ごした時を探求しようとしている。

 誰かを求めるその瞳、俺もずっと持っていたから、確証も根拠もないが、そういうものだと理解。


 「私は————」

 「行こう。エイラにも教えてないとっておきの店がある。そこに行こう」

 「ユウ……」

 「俺の家の方になるからな。すこし時間かかるけど」

 「構わない。むしろ遠ければ遠いほどいい」

 「それじゃあ日が変わっちまうよ」

 「……ふふ、それもそうか」


 そうは言うが終電なんて先の先。

 まだまだ時間に余裕はある。

 シルヴィを連れていくには十分の猶予。


 「それとだ、同調を解いてくれ」

 「寒くなるぞ?」

 「だ、だから、そ、その代わり……」


 一度はそっちから差し出してきたはずなのに。

 いつもクールで毒舌なくせに、小学生かよって疑う照れた態度。

 若干顔を逸らしつつ、乱雑にその右手を俺に差し出す。

 

 (こういうところは不器用なんだよな)


 ホントに、俺にそっくりだ。

 表裏一体ではなく表表(ひょうひょう)裏裏(うらうら)一体。

 一切合切、伝わっているとも。


 「は、早くしろ……、恥ずかしい……」

 「自分からやって何言ってんだが」

 「い、いいから————」

 「ほらよ」

 「っ」

 

 これ以上やるとイジりではなく虐めに。

 突き出したのは自分だろうに、握り返せばプシューと顔から音をたてる。

 さっきもそうだが、なんとも音を出すのが上手いことで。

 まあそんな冗談を言える状況でもないが。


 「腹も減ったし、身体も寒いし、早く行こう」

 「あ、ああ……!」


 見せかけだったマフラーにも役割が誕生。

 同調発動を前提、手袋は流石に持っていない。

 だから右手はすごく寒い、半分服の中にしまい込むほどに。

 しかしシルヴィと握るこの左手は、手袋するなんかと比にならないくらい温かい気がした。


 















 俺の家は一応東京が特別区に該当。

 ただ天まで届きそうな高い建物はない。

 コンクリートの侵略もそこそこ、緑も少しだが共存している。

 そんな平凡な街、まちゆく人、過行く人が溢れるここに1軒、いや1台のラーメン屋がある。

 

 「へい! いらっしゃ————」


 見た目は屋台、というかオンボロ車。

 暖簾のれんも年季が入り、置いてある数少ないパイプ椅子もガタガタだ。

 迫ってくる俺たちを客と察知、声を掛けてくるが————


 「どうも、久しぶりです」

 「お、お、おおおおおおおおおお!」

 「相変わらず声デカいですね」

 「ゆ、ゆうじゃねえええかあああああああああ」

 

 近所迷惑間違いなし。

 そんなんだから住宅街のベストポジション追い出され、こんな人うろつかない公園前に店を出すことになるんだ。

 

 「久しぶりだなあ、元気にしてたか?」

 「お陰様で。おっさんも元気そうで良かった」

 「おうよ! ビンビンでボッキボキだぜ!」

 「あ、一応連れが女なので、下ネタは程々にした方が……」

 「え! まじで!?」


 この老け気味のやかましい人は、通称おっさん。

 名前は聞いたが教えてくれず、結局その相性で定着した。

 とりあえず酷い挨拶も済み、数歩引いていたシルヴィが暖簾(のれん)を潜る。


 「初めまして」

 「おおおおおおお! なんだこのクソ美人は!?」

 「あ、ありがとうございます……」

 「おっさん、シルヴィ引いてるから、程々にな」

 「え!? まじで!?」

 「気付いてないんかい……」


 そういうバカっぽいところ、裏がないところがまあ好きなんだけど。

 自分で言うのもあれだが、イタリアに行く前は能力故に友達という友達は殆どいなかった。

 呆けて、廃れて、放棄して、どうでもいい毎日を過ごしていた時、たまたまこの人と出会う。

 会った時と同じ、俺の話をなんにも聞かない人で、かなり自分勝手な性格だ。


 「しっかし嬢ちゃん可愛いねえ。気を付けろ、夕はいつ襲うかわからんぞ」 

 「おっさん、シルヴィは俺と同じくらい強いんだよ」

 「え!? まじで!?」

 「……ふふふ」

 「あ! てか笑ったねえ嬢ちゃん!」

 「す、すまない。ついな」

 「いやいや、それぐらい笑ってた方が良い! 何倍も可愛いし、何倍もカッコいいぜ!」

 「か、かっこいい……」

 

 乱用する『え!? マジで!?』に苦笑する。

 ただその後の謎のアドバイスには困惑、いや、根が真面目だけあって考え始めている様子。

 どうやらシルヴィもおっさんに適応したらしい。

 滅多に客は来ないそうなので、前に光太郎と朱里を連れてきたが、両者ノックダウンだった。

 やはりSS級くらいの変わり者には受けがいいようだ。

 

 (エイラの時は有名店巡りだったからな。だから結局ここには来なかったけど)


 こんなオンボロ屋台が有名店になるはずも無し。

 むしろ近所では敬遠されてるらしいし。

 豪快に笑ってはいるが、なかなか大変そうだ。


 「しっかし見ないうちに変わったなあ」

 「目の色とか?」

 「それもあるけどよ、なんかカッコよくなったぜお前」

 「なんだそりゃ……」


 抽象的すぎて理解困難。

 霧の中で遭難した船を見つけるみたいに難しい。

 ただおっさんは止まらない。

 喋りのリミッターは解除済み、壊れた人形みたいに語りまくる。

 

 「でも夕がこんな可愛い彼女連れてくる日が来るとは、俺悲しいわ」

 「か、彼女!?」

 「なに驚いてんだいお嬢ちゃん?」

 「い、いえ、あの話を知らないのですか?」

 「あの話? なんのこっちゃ?」

 

 あのとは俺とエイラの事だろう。

 たぶん、この人はエイラ・X・フォード、脳筋の存在すら知らない。

 外のことに興味は無いのだ。

 それに————


 「この人はテレビ無いからな」

 「え……」

 「おうよ! 携帯もねえ! 金もねえ! そして家もねえ! はっはっはっは!」

 「……」

 「まあ自分にしか興味ない人なんだよ」

 「なるほど、ユウの紹介する店の主だけはあるな」

 「どういう意味だよそれ」

 「はっはっはっは!」

 「おっさんはうるさい」


 目線は上にも下にも、横にもない。

 だが、良い角度。

 俺たちにそういう対応してくれるだけで有難いもの。

 年齢近いなら兎も角、大人ならあの雷槍ですら若干腰を引いてるし。


 「それじゃあラーメン2人前」

 「おうよ!」


 ぶっちゃけた話、ここのラーメンは普通だ。

 むしろ東京が激戦区と考えると、どちらかと言えば美味しくない部類に入るのかも。

 喋りつつも調理、少しして品が完成する。


 「へいお待ち! 俺のラーメンだ!」

 

 もう絵柄も消え始めた丼、そこに映る醤油の色つや。

 ただ上に乗せるのはナルト1枚とかんぴょう数本だけ。

 曰く資金的にはこれが限界らしい、

 そんなんでよくラーメン屋をやるもんだと常々思うよ。

 でも————


 「これが……」

 「たぶんコッチで俺が一番食べたラーメンだ」

 

 内容がこれだが、価格はリーズナブル。

 だから中学生だったあの時でも、何度も来れた。

 安いが対して美味くないこれをすすりに、そして、今だから言えること、心のすすり泣きをするためにも。

 この人は常識が欠如している、だからこそ。

 この店は俺にとって中学青春の大部分なのかも。


 「じゃあ」

 「ああ」

 「「いただきます」」

 

 冷えた手を合わせ、箸を持つ。

 臨むは薄黒の世界、中には黄色い線が何本と。

 ただそこに追加調味料、つまりは隠し味。

 それは隠しきれてない程大きな、派手に笑って喋るおっさんの存在だった。

























 「————ふう」

 「————満足したか?」

 「————ああ」


 意外と長い間、というかおっさんが俺の中学時代の話をするもんだから、だいぶ引き留められてしまった。

 興味を起こしたシルヴィを止める術を俺は持っていないのだから。

 宝を開帳、地図は開示、きっと忘れることはないだろう。

 

 (なにせおっさんのインパクト相当だし)


 あのエイラですら、いや、むしろ波長が合いそうで怖い。

 2人を会わせるのは考えものだろう。


 「悪かったな」

 「ん?」

 「だいぶ、我がままを言ったと思う」

 「そんなことねえよ。というか引いただろ?」

 「無い、とは言えないな。でも、楽しかった」


 あの後昔話もそうだが、付き合ってるんだろネタも多かった。

 すると、今が若干気まずい。

 お互い、少なくとも俺は少し察してる。

 唐変木、鈍感って言葉で逃げる、それこそ恰好悪いってもの。

 勘づいている、シルヴィが俺にどんな感情が渦巻きかけているかを。

 

 (これで全然大外れだったら恥ずかしいけどな)


 ただそれなら、そうであって欲しいと思う自分もいる。

 だって俺にはエイラがいるから。

 結ぶ糸は1本だけ、2本も3本も掛ける気は更々ないのだ。

 

 「……いい風だ」


 だが反面、シルヴィの顔は少し前と違い清々しい。

 星も月も見えてない東京の空、そこに吹く冷たい風を誉める。

  

 「ユウ」

 「なんだ?」

 「お前が好きだ」

 「……」

 「ふふふ、唐突すぎてビックリしたか?」

 「いや、いやさ、あまりに自然と言うもんだからさ……」

 

 それは突風のように突然と。

 何の躊躇いもなく踏み込んでくる。

 警戒なんて意味なし、それはなし崩しにも見える。

 とりあえず出てくる言葉を吐いているような、弁を外した素直な想い。


 「まさか私が、誰かを好きになる日が来るとは、自分でも驚く」

 「なんか、急に男らしいぞ」

 「あの店主のせいかもな。なんだかビクビク怯えても仕方ない気がしてな」

 「そう、か……」

 「嫌というほど理解した。私はお前が好きだと」

  

 歩いていたという行動は自然と止まる。

 シルヴィの薄金色の髪が堂々と躍る。

 彼女は一歩前に出て、俺と改めて対面、視線と視線を逸らさず交わす。


 「今日は本当に楽しかった」

 「俺もだよ」

 「まさかこんな、普通の、女の子のような時を過ごせる日が、来るだなんて」

 「シルヴィ……」

 

 踊っていた声は段々と、少しだけだが震えていく。

 視線もいつの間にか外し、真っ暗な空、天を見上げるように。

 

 「俺は————」

 「待て」

 

 何か言わねば、そう思った。

 ただ近づいてきたシルヴィに言葉は止められる。

 瞬間と瞬間、モーメントに起こる1つの衝撃。

 それはキス、ただ口でなく頬に、それでも俺の行動を止めるには十分すぎるほどの想いだった。


 「し、シルヴィ」

 「今日の礼だ」

 「いやでも……」

 「今日の午前に、私が言ったことを覚えているか?」

 「い、言ったこと?」


 突然に突然の問いかけに。

 まさかの行動に思考が混乱している。

 だからなのかなんなのか、答えどころか求めるということにすら意識及ばず。

 結局、空白だけが続く。

 

 「まったく、分からないのか」

 「す、すまん……」

 「ならもう1度言う、覚えておいてくれ」


 低下する気温、風の中の深呼吸。

 空く数拍が心臓とシンクロ、その言葉を待った。

 そして今日一番、もう震えは去っても最高の笑みでこう言った。


 「私は、欲張りなんだ」


 愛らしい、美しい、気高い、自信、心配、不安、全部が感じられるそのフレーズ。

 ただ先の見えた戦いでも降参はしないと言わんばかり。

 俺の断りを聞きもせず、理を勝手に創り出す。

 諦めがその目に宿ってはいるようには思えない。

 そしてなによりも、頬に触れた唇の感触が、消えることなく熱く熱く残っていた。


 

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