プロローグのエピローグ
おひさしぶりです。
とりあえず思い浮かぶところまで・・・
さて、あと数分で集合時刻の8時半と言ったところかな....
試験会場となっているこの2-A教室内を見渡すと大体の席が埋まっているのだが教室の一番後ろ窓側にある席にはカバンはあるみたいだけど
持ち主は席を外してるようだ。
持ち物も確認し受験票を用意していると担当教師らしき人物が入ってくる。
教師は自分の腕時計を確認しつつ軽く咳払いをすると
「ただいま集合時刻の8時半となりましたので、トイレや体調不良以外は原則として退出は禁止させていただきます。
なお諸注意を終わりしだい10時まで総合学力試験開始となります。
10時からは面接試験への案内と学力評価試験を受験するかアンケートを実施いたします。また学力評価試験を受ける方は面接室入室後に面接官にアンケートをお渡ししてください。」
そうこの【私立海雲高等学校】には普通の学力試験とは別に学力評価試験というものがある。
学力評価試験とは、私立学校である本校には生徒数確保のためにある程度の学力さえあれば入学は可能だが、優秀な生徒にはある程度の優遇をしてあげようという制度で、A,B,C評価の3つに分けられるらしい....
らしいというのもパンフレットやホームページなどには一切情報が書かれてなく、願書送った生徒に郵送で送られた書類でしか説明されていなかったから受験生ですら把握できていない。
そうこうしているうちに諸注意も終わり、テストが配布された。
(まぁ、アンケートまで時間もあるみたいだし、それまでに考えておこう)
試験開始のチャイムが鳴り響いた。
まったく進んでる気がしませんが生暖かい目で見守ってください。