従業員いがいの駐車はいかなる理由があろうとも一万円いただきます
警備員「すいません、一万円いただきます」
夫「なんだって?」
警備員「ですから、従業員いがいの駐車は一万円いただきます」
夫「今はそれどころじゃないんだ!妻が、子どもが生まれそうなんだ!」
妻「うぅぅ・・」
警備員「・・しかし、いかなる理由があろうと、一万円はいただかないと」
夫「そんな場合か!」
警備員「というか、救急車呼べば良かったのでは?」
夫「運転中に産気ずいたんだよ!予定よりだいぶはやかったんだ!」
警備員「では、そのまま病院までいけばよかったのでは?」
夫「あれをみろ!事故で車が通れないだろ?病院はすぐそこなんだ!この駐車場しかなかったんだ!」
警備員「あー、また事故か・・。あの道路呪われてんじゃねーの?www」
夫「のんきか!もういいから行かせてくれ!」
警備員「困ります、一万円いただかないと」
夫「鬼か!わかったよ!はらうよ!えーと・・万札ないな・・9000円しかない・・」
警備員「一万円いただきます」
夫「鬼か!妻がやばいんだよ!もういい!ほらっこれでいいだろ?ロレックスの時計、売れば40万にはなるだろ!」
警備員「ろれ?すみません、時計の価値とかわかりません!」
夫「無知か!もういいよ!だったらこの車くれてやる!ベンツだぞ?さすがにわかるだろ?」
警備員「べん?車の価値とかわかりません」
夫「無知か!車だぞ?売れば一万いじょうにはなるだろ!いいかげんにしろよ!子どもが生まれそうなんだ!」
警備員「いかなる理由があろうと、一万円はいただかないと」
夫「絵に書いたようなマニュアル人間だな!」
警備員「・・(照)」
夫「ほめてねーよ!皮肉だよ!だったらカードだ!ブラックカード!限度額なしだ!」
警備員「くろいカード?なんだか怪しいですね?わたし、Tカードとアニメイトのカードいがいみたことありません」
夫「世間知らずか!じゃぁ、小切手だ!好きな金額書け!」
警備員「では、7000兆円」
夫「小学生か!現実味がないわ!」
警備員「私はこの金で、尖閣諸島を買う!日本の領土は、私が守る!」
夫「正義感!なんだその愛国心!」
警備員「しゃぁ、この金で風俗行くよ」
夫「極端か!愛国心どこいった!」
男の子「おぎゃーおぎゃー」
夫「生まれちゃったよ!知らない会社の駐車場で、知らない警備員ともめてたら、パパになっちゃったよ!」
警備員「おめでとうございます。元気な男の子です」
夫「ありがとうよ!看護師さんとかから言われるセリフだけどな!」
妻「あなた・・この子、目元があなたそっくり」
夫「お前は冷静だな!」
警備員「名前は何にします?」
夫「何様だ!こうなったら、お前がつけろ!」
警備員「駐車・ ジョー、とかいかがです?」
夫「名前がジョー?欧米か!駐車場で生まれたからか?なめんなよ!」
妻「あなた、大声ださないで!赤ちゃんが泣いちゃうわ」
警備員「そうですよ?あなた」
夫「原因の100%はお前だけどな!お前オンリーだけどな!」
警備員「ところで、事故の後処理終わって、通れる見たいですよ?あと、一万円は僕からのご祝儀ということで今日はいいです。もうそろそろ引き継ぎなんで。」
夫「・・・・」




