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4,武器の真価と初授業と彼女から見た俺

前半は(というかすこしだけ)ヒロイン、フォルテ視点です

よろしくお願いいたします

試験的に入れていますがこれから先、女キャラ目線はなかなか出さないと思います…

(むずすぎんだろおおお)


フォルテ視点




「フォルテ、今日はありがとう、俺は自分の荷物もあるし

先に寝台のほうで休むよ、明日の朝からまた頼む」

そう言いながら彼は自分の寝台へと向かった

私も

「わかったわ、明日の朝いろいろやってもらうことあるしね

おやすみなさい」

そう言いながら私も自分の寝台に戻る

といっても、部屋の天井裏が私の寝台だけどね

出来るだけあったかくして眠る



寝れるかああああ‼

一目惚れしたかっこよすぎた彼がまさかの同居人⁉

キャー!最高かよぉ

きれいな真っ白な白髪、そしてそれに相反する真っ黒い目!

それに武器適正の覚醒のせいかな?ヒューマンだと武器適正の確認?

っていうの?なんにしろ彼はそれのおかげで気づいてないけど

黒目の中に私の目と同じ灼眼の色の縦瞳孔が増えてた!

かっこいいのよぉ…

それに彼が来る前に先にちょこっと武器見せてもらったけど

まさかのサイス!私の家に伝わるおとぎ話と一緒…

聞いてみないとわからないけど彼は月に魅入られたのかな…?

だといいなぁ…そしたら私と相性いいし…

でもあの目…蛇に魅入られたのは間違いないから

誰かに取られないように早く私が横に立つんだ!




はーはー

興奮しすぎちゃった…反省、反省

ま、明日の朝どっちにしろお風呂手伝ってもらわなきゃいけないけど

どうしよ…

いろいろ見られないように気を付けたらいっか

眠いし…もう寝よう…





アスタ視点



寝台に戻ってきた俺はまず荷物をほどいていた

この部屋は、大きな部屋とその上にフォルテの寝台のある屋根裏部屋、

そして大きな部屋の横に少し大きい俺の部屋、俺の横にはデカい浴室と

洗面所がある、明日はキッチンがある大きい部屋で集合だ

というか可愛すぎんだよなぁ…フォルテ

まぁそれは置いといて…

ニコルソンの手紙と共に武器が置いてあった


:アスタロット・ソフィー・ジェニック殿:


お主の依頼、まことに楽しかった

初めて店に来てもらったとき変形機構の話を忘れておったな

簡単に説明をするとサイスは自分の魂と武器に課せられた

枷を解き放つことで新たなる力を持つ

例えば

「4回以上の魔法属性付与」

「属性付与後に16回の近接戦による斬撃」

みたいな感じでの

まだそのサイスはその魂の枷はついていない

お前がお前の魂とサイスの魂を繋げて枷を付けよ

それができれば変形機構が使用可能だ

今回変形する形は「大太刀」だ

のちのちお前の意見も聞きたい、時たま手紙をよこせ

※枷を付けるときは気を付けろ食われないようにな

それから、そのサイスの名前だが

お前が月と蛇に魅入られた男ということもある

名を

蛇食月ジャグイヅキ

と名付けた


達者でな


ニコルソン



手紙にはそれだけしか書かれて無かった

蛇食月を包んでいた油紙を剥がす

そこには青みがある黒の柄に三日月を思わせる曲線状の刃

月を思わせる白色の刀身に真っ黒い刃

恐ろしく手がなじむ

俺は咄嗟に刃に手の甲を滑らせた

そうしなくてはいけないと思った

傷ができ、そこから滴る血を刃が受け止めると刃に紋章が出てきた

いや文字だ

{汝、我が主にて唯一無二の使用者なり}

読み取れた後、すぐに文字は消えた

そして脳内に声が聞こえてきた


{主よ、我が銘は蛇食月、そなたの魂、確かに我とつながりましたぞ

枷は2つ

1つは適正魔法、呪殺による戦闘不能者一名を出すこと

2つ目は我を使い、2人の戦闘不明者を出すこと

我を、我が主が使いこなすことを切に願う}


その声はそれ以来一切聞こえてこなかった

とりあえず枷の条件は分かった

さっさと寝て明日の朝に備えることにした



お気に入りの目覚まし時計を叩き潰しつつ起床

服を着替えて…リビングで待つ

ズルゥ…

どうやら何とかフォルテが起きたらしい

服と一緒に降りてきてくれた

「おはよう、フォルテ、浴室に連れて行けばいいか?」

そういうと

「お、おはようアスタ…肩貸して…あとお風呂連れてって…」

肩を貸し、浴室まで連れていく

重い…いや軽いぞ!絶対に重いんなんて口に出すな!

浴室ドアを開け、中に連れて入るとすぐに俺は外に出る

「あとはできるな?俺は朝飯作っておくよ、ゆっくり入れ」

そう声をかけるとフォルテも

「ありがと、よろしくね!卵料理欲しい!」

おおう蛇なのに卵行けるのね…これも覚えとかなきゃ…

んじゃ朝飯は軽く卵サンドでも作りますかね

なぜか部屋にある冷蔵庫に食パンと卵あったし

まぁいっか、学校側からの粋な計らいということで考えていよう

ちゃちゃっとゆで卵を作り、細かく刻み、塩コショウ、マヨで味を整える

あとはそれをパンに塗り付け、完成

出来上がったサンドイッチを皿に盛り付けリビングの机に置いていると

体をホカホカと温かくしたフォルテが戻ってきた

「あら卵サンド!好物なのよね~」

喜んでいてくれて助かる

「ん、食おう、いただきます」

「いただきまーす!ん、美味しい!今度は私がご飯を作るね」

「嬉しいね、頼むわ」

そんな朝の会話をしつつ、時間は過ぎていった



そこから2日後・・・

俺とフォルテは2人で歩きつつ、学校に向かっていた

「武器と筆記道具だけ持って学校来いって何するんだろうね」

そう腰のベルトにレージング・ウィップを装備しルンルンで

俺と歩いていたフォルテが聞いてきた

「さてな、確かに最初の授業で武器と筆記用具のみ…

まぁ自分の武器の使い方と自己紹介、後は第1学園の復習?

とかじゃねぇの?魔法とかの」

そう答えた俺は自分のサイスを肩にかけなおした

フォルテは雷をバチバチと手に出しながら聞いてきた

「アスタって適正魔法属性何?私見てわかる通り、雷撃」

もう手の上で遊ばせれるんか…スゲェなと思いつつ答えた

「んー俺は呪殺、使い方は知らん、ただ、このサイスの枷で

戦闘時に戦闘不能者1名を出さなきゃいけないから練習せねばな」

そう答えるとフォルテは不思議そうな顔をしつつ言ってきた

「へぇ~あたしのお父さん、サイス使ってたけど枷持ってなかったな

人によるのかな?」

俺は答える

「いや、フォルテの前では使わなかった、または使うことが出来なかった

が正解だろうな」

そう答えた俺の目にある人物が映る

あれは…

「エトワール!おはよう!」

そう声をかけるとエトワールも振り向いて挨拶してくる

「お、アスタ、おはよう、今日からよろしくな」

背中にイージス…重力魔法適正者によく出る適正武器を浮遊させ

こっちに近づいてきた

「ふむ、となりにいるのは同室の子か、珍しいなまさかの男女混合か

そして武器は…サイスとレージング・ウィップか

珍しいといえば珍しいが戦闘においては多対一と一対一

いいね、組み合わせも」

コイツ武器マニア?めっちゃ詳しいじゃん…

「詳しいねぇ…お前の相方の奴は?」

逆に気になった、コイツの相方はどんな奴だ?

「俺?俺の相方は先に教室にいるからさっさと行こう」

そう言ってエトワールはさっさと学校内に入っていった

俺は一人ぽつんと置いてけぼりを食らっていたフォルテに声をかける

「フォルテ、ごめん、入学式で仲良くなったやつと話してた

学校ん中入ろう」

そう声をかけるとぽけーっとしていたフォルテが

「うん…早くいこ」

そう答えて俺の手をつかみ、すごい速さで引きずって行かれた

「うわあぁぁぁあぁ!!」

引きずられて悲鳴を上げながら俺は学校に入っていった…




教室にて・・・

俺含めたクラスメイト12人が先生を待って各々好きな席についていた

俺の右隣にはフォルテ、ほかの机にも多分同室どうしになった子たちが座っていた

ガラっと先生がドアを開けて入ってきた

教壇の前に来ると自己紹介をして先生が話し始めた

「皆さんおはよう、私の名前はジャン・リエール・スパーダ

皆さんバリアントクラスの顧問教師で今年一年の担任教師になります

今年はバリアントクラスの人数少ないですが皆さん仲良くしていきましょう

バリアントクラスですが、イージス、サラマンダー、レージング・ウィップ、

サイス、ガントレットの5つの武器を使う方々のクラスです

テストに出ますよ」

人数少ないってことはやっぱり少数しか発現しないもんなんだな

「さて今日は初の学校ということで午前中はお互いに自己紹介を

そのあとは第1学園の時習った魔法の復習、そのあと

学校案内と昼食、午後からは皆さんの武器を使い、少し訓練しましょう」

そういった先生は自分の名前を前の黒板に書いた

「さて、今から1人ずつ前に出てきて名前と…そうですねぇ

まぁ今日皆さん大体武器見てわかってはいると思いますが適正武器と

適正魔法属性、それから趣味かなんか、一言お願いします

誰から行きましょうか…問題児のアスタ君、前へ

そのあとは右隣順でお願いしますね」

ええぇ…いきなり俺かよぉ…

仕方なく前に出て黒板に名前を書きみんなのほうへ向き、自己紹介する

「はい、問題児のアスタロット・ソフィー・ジェニックです

アスタって呼んでくれて構わない

適正武器はサイス、魔法は呪殺、趣味は…料理?と読書

いろいろよろしくな」

そう言って席に戻る

みんな不思議そうに俺を見ていた

サイスってのが気になるんだろう

実際この教室でサイスは俺以外見ていない

次はフォルテだ

前に進んでいったフォルテが自身の名前を書き自己紹介する

「アスタのルームメイト、ラクネア・シャイ・フォルテっていうわ

ヒューマンの読み方と違って反対から読むから気を付けてね?

見ての通り、ラミア族ね

適正武器はレージング・ウィップ、適正魔法は雷撃、

趣味は裁縫と読書、みんなよろしく~」

そういったフォルテは俺の横に戻ってくる

次のクラスメイトが立ち上がり、前の黒板に名前を書きこちらを向く

「イリス・ノヴァ、さっき紹介にいたアスタの第1学園の時のクラスメイト

適正武器はレージング・ウィップ、適正魔法は冷気と電撃

趣味は魔法実験よろしく…」

イリス…イリス・ノヴァもここだったのか…アイツ第1学園の時から魔法使えてた天才だからなぁ

しかも俺を魔法の実験に突き合せちゃ爆発に巻き込んで吹っ飛ばしやがって…

あいっかわらずぽけーっとしてやがる…

ほかのクラスメイトからも

「スゲェ、2属性持ちか」

「すごいなぁ…」

って言ってる

お、次のクラスメイトだ

「ゼイン・ガラクシアス、ラミアとヒューマンのハーフだ

適正武器は蛇腹刀、東洋ではからくり刀なんても言われたりもする

まぁ見ての通り筋肉が好きだ、筋トレするときは俺を呼べ

あ、適正魔法は電撃だ、趣味は筋トレとお菓子作り、よろしく頼む」

そういったゼインは席に戻った

顔に若干のウロコと蛇のしっぽを持つ彼は…なんというか…筋肉もりもりです

しかもお菓子作りが趣味ときた…

次は?

「アクセル・ヴァイパーです、家は医師の出です

ですのでお怪我された場合は私にどうぞ、言ってください

適正武器はサラマンダー、適正魔法は火炎です

趣味は読書と水泳、よろしくお願いいたします」

めっちゃ礼儀正しい奴だ…医師の出か

いろいろ教えてもらえそうだな

サラマンダー…ナイフに似た形状の武器で常に燃えている刃を持つ面白い武器だ

次は…

「クロノス・セリーナ、さっきいたフォルテの幼馴染よ、あとライバル

覚えやすいように青いと私、赤いとフォルテって覚えて

適正武器はサイス、適正魔法は冷気、フォルテと同じく後ろから

名前はセリーナって呼んでね

趣味は…そうねお風呂かしら、よろしく~」

わぁ…フォルテめっちゃにらんでる…

下手に名前呼び間違えたら殺されかねん…

次はぁ…

「レックス・フェニックスっていいます

テイマーの一族の出です、いつも相棒のキャバルリィっていう

フェニックスを連れているよ

適正武器はイージス、適正魔法は重力です

趣味は…キャバルリィと一緒に散歩かなぁ、よろしくです!」

肩にフェニックスを乗せたちんまい子だ…

ほんとに同い年か…?

次は…

「エレクトラ・サイラス、狼人ウェアウルフ

自慢はしっぽだ!自前の爪とサラマンダーで戦うのが得意だ!

趣味は山を駆け回ること最近できてないけどな

適正武器はサラマンダー、適正魔法は火炎だ!

よろしくな!」

めっちゃ元気な子きたなぁ

しっぽが自慢って言ってたけど若干焦げてねぇか…?

火炎が適正だし結構焦がしてるのか??

ま、いっか

次は…

「ニコル・ゼフィラです、猫人族です

趣味は寝ること、日向ぼっこです

適正武器はリストブレイド、適正魔法は火炎…寝てたら起こして…」

半分寝てる子が来た…授業受けれるのか?

なんか色々大変そうな子だ…

次はどんな子だ?

「ドレイク・オリオンだ、もともとはルガーランスを得意とする家系の出だ

けど母上の能力を受け継いだみたいでな

適正武器は二振りのレージング・ウィップ、適正魔法は冷気だ

趣味は釣りだ!魚釣り行こう!よろしく!」

おおう、今度は魚釣りか…こんど聞いてみるか

あと二人…次は

「レイラ・アストラよ~精霊ウンディーネと契約してるわ~

適正武器はガントレット~適正魔法は呪殺よ~

趣味はお料理!みんな~よろしくね~」

ふむふむ、料理好きか

俺とも気が合いそうだ

ギュ!!

めっちゃ胴体にフォルテのしっぽが食い込んでくる…イキ…デキナイ…

最後は…

「エトワール・ファン・トレモール、守護騎士ガーディアンの家系の出だ

適正武器はイージス、魔法は重力だ

趣味は…そうだな、鍛錬と昼寝だ…

おいアスタ…どうした?顔が真っ青だぞ…?」

フォルテのしっぽが少しだけ緩んだ

「んぐ!何でもない、続けて」

そう答えるとエトワールは

「ふむ、大丈夫ならいい、先生、俺で終わりです」

先生に声をかけたエトワールは横を通る際小さく

「お大事に」

と一言言ってきた、余計だよ!するとギチギチ!っと音を立てつつまたしっぽが締まった

先生が教壇に戻ってきてまた喋りだした

「はい、じゃぁ自己紹介終わったね

さて今日の授業を始めます

今日は魔法と武器の復習です

この世界には皆さんの持つ適正魔法、火炎、冷気、雷撃、重力、呪殺

この5つから皆さん1人ひとりの適正が決まります

そしてさらにその5つと風、水、光、の基礎3つの魔法属性があります

簡単に覚えるなら基礎は風水光ふうすいこう適正魔法は火電冷重呪ひでんれいじゅうじゅ

面倒ですがこれを覚えておいてください

それから精霊と契約することで使用できる精霊魔法が存在します

ですがこれは契約した方しか何と契約し、どんな魔法を使えるか、それは本人にしかわかりません」

すっかり忘れていたけどそういや魔法って結構面倒な感じだったわ

筆記用具で先生が言った魔法の話を書いていく

先生は武器の話もしていく

「さて次は武器の話です

この学園にはソードクラス、ランスクラス、そしてあなた方、

バリアントクラスがあります

そしてこの世界の武器の区別も基本この三つです

まずはソードクラス

カタナ・ロングソード・ショートソード・マインブレード・ダガー

この5つをソードクラスと呼びます

カタナは東洋にルーツがある武器です、切断力が高く、片刃であることが特徴、

ロングソードやショートソードとは違い製造する際、材料を熱し、叩き、

冷やし、また熱するこれを繰り返します

二つ目、ロングソードです、この武器は一番適正者を出し、

一番無難と呼ばれる武器です、カタナと違い、両刃であること、

カタナよりも大きいことが挙げられます

三つ目、ショートソードです

ロングソードよりも短く、基本は二刀流での使用となるため

近接戦での優位性を保ちやすく、また、柄に縄を結び付け投げて使う方もいます

4つ目、マインブレード、この武器は刃渡りこそショートソードと一緒ですが

片刃であること、刃が取り外し可能であること、使う人間の

適正魔法属性の爆発魔法を仕込めます

敵の体に刃を残し、次の刃に交換、戦闘続行、さらに刃を投げつけ爆発魔法で加速させ

敵に突き刺すなどなど、トリッキーな戦いができる武器です

これも基本二刀流で使用します

5つ目、ダガーですね、ソードクラス最後の武器です

この武器は刃渡りがとても短い武器になります

短いためスピードに特化し、早い斬撃と正確な刺突を得意としている武器です

ソードクラスはこれで全部です」

な、なげぇ…

もうクラスの何人かがもう頭から煙りだしてる…

俺も出そうですが頑張りますぞぉ…

フォルテも頭から煙りだしてすんごい顔してる…

おかげで胴体の締め付け楽になった

先生の授業…まだまだ続く…

「さて次はランスクラスです

このクラスは2つしかありませんので安心してください、

それから…皆さん疲れているでしょうが頑張ってください…

腹も減ってきましたね…先生、お肉がっつり食いたいです」

先生、最後、本音でてる

「さてランスクラスですね

ロングスピアから説明行きましょう、ロングランスとも言われます

標準的なランスです、穂先が刃のため柄の部分で殴りつける、投擲し刺し貫く、

といった攻撃が多いです

使う人間の技量が明確にでてくる武器でもあります

最後の一つのランスはルガーランス、といいます

まぁランスとは名についているものの実質はほぼ大剣です

幅広の大型剣を長くし、刺し貫く、叩き切る、破壊するといったことを主とします」

おおし、みじかい!

これはみんな書けて…

男子二名・ドレイク、ゼイン、頭から煙を出して沈没

女子三名・フォルテ、エレクトラ、セリーナ、やはり頭から煙りだして沈没

やはり…今度みんなで勉強会開かなきゃ

先生はさらに説明を進めていく

「最後にあなた達、バリアントクラスです

結構長いんでみんな起きてくださいね…

おなかすいた…」

やっぱり先生、本音駄々洩れ…

「バリアントクラスはサラマンダー・サイス・レージング、ウィップ・イージス・ガントレット

の5つです、1つ目、サラマンダー、これは適正魔法、火炎に目覚めた者によくでる武器です

刃渡りはショートソードと同じサイズですが明確に違う点が何点かあります

常に炎を纏っており、その熱で敵の武器を溶かしたり、

味方の武器を再形成させたりできます、また、火炎弾を打つことが出来ます

2つ目です、サイス、大鎌です、柄と刃に変形機構を備えており変形後の形は

作る職人や要望等で決まります

使用者の魂と武器そのものがつながることで枷を作りそれを満たすことで

変形機構が作動し、多対一の状況下、なおかつ連続での戦闘を得意とします

3つ目、レージング・ウィップ、鞭、ではあるものの柄以外は

鋭い刃物になっています

叩きつけるだけで相手に致命傷を与えたりすることもできます

先端がとがっているため突き刺し、自分に引き寄せることなどもできます

一対一での戦闘を得意とします

4つ目、イージス、魔法適正、重力に目覚めた者によく見られる武器

防御と攻撃を兼ね備えているがどちらかというと防御が高いです

形状は様々ですが盾と剣を融合したような形がおおいです

またイージスをポイントとして重力魔法を発生させることもできます

最後!5つ目ガントレット、腕につけ殴ったりする用の小手になります

ゼロ距離での戦闘を得意しますね

製作する職人によってデザインは変わるが防御する面が広いものや

二本の伸縮するナイフ状の刃をつけたリストブレイドという形態もあります」

なげぇよ、先生、俺とエトワール以外頭から煙りだして沈没してるわ

「さて皆さんお疲れさまでした、この後はお昼休憩です、学食食べに行くもよし、

もし持ってきているのであればお弁当食べてもらってもいいです

私はジャンボ・ボアのステーキを食いに行ってきます!!!」

そういった先生は授業に使っていた道具を残したまま、

ダッシュで学食に向かっていった

沈没してた生徒もだんだん復活してきている…

正直俺も限界…

フォルテに声をかけ、立ち上がる

「フォルテ、メシいこう、学食、先生も爆速で行くくらいだしうまいんだろう」

そう声かけると

「俺たちも行くよ、腹減ったしな」

後ろからエトワールとそれ+ほかのクラスメイトも来た

フォルテも起きてきた

「アスタ…ごはん食べいこ…」

結果的にみんなとご飯行くことになった…

さーて飯食いながらほかのクラスメイトとの交流を深めますかぁねぇ…

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