マジ格好いい服とマジヤバいクエスト。
学校から帰って来たのでログインしまーす！今日は色々やる事あったんだけど、ナナナナが既にいい感じの場所を見つけてきたとかで。問題なさそうね。服屋に来たぜ！
「おっこのマジックハットもくれよ！」
「はいはい……。お金大丈夫ですか？」
「ん？今俺大金持ちだからな！五百万エン持ってんぜ？」
さて今俺はと言うと、服を買っていました！こういう感じのオシャレ感のある燕尾服！そして魔法使いにありがちな三角帽子！これぞオシャレ！ぶっ壊れても修復可能！凄い！誰かに見せて回りたいくらいだ！
「よっ、なんかいい感じっすねぇ」
あっクヌギだ。そういやこいつの服割とダサいな……。ジャージは無いよジャージは。利便性とかじゃねぇよ、ステータスほぼ無いんだから、見た目で選べ！今度買ってやろうか？こいつ金稼ぎ以外の事考えて無さそうだしなぁ。
「まぁな！ところでナナナナから良い感じの場所が見つかったってさ。行くよな？」
「……まぁ一応用が無かった訳じゃないんで。行くっすけど……。どこっすか？」
「隣街だってよ」
しかし隣街ってどの辺にあるんだっけ？地図は無い訳じゃないが……。ツギノっていう名前だったか。
「ツギノって街らしい」
「ツギノかぁ……。まぁ一回行った事あるっす。チンケな街っすよ」
中々辛辣な評価だなぁ……。行った事無いから分からんのだが。さてナナナナは既にたどり着いたと。金はあるから大丈夫だろ多分。場所は……。
「お、湖の近くかぁ！いいねぇ湖！なぁ？」
「まぁ好きっすけど？それよりどう行くんすか」
「ファストトラベルは？この前に何回か使ってたじゃん」
「アレアイテムの方のファストトラベルで……一回消費タイプなんすよ。……はーあ。まぁ仕方ないっすかねぇ」
いやまぁファストトラベルは出来なくはないが、魔力すっからかんになるからちょっと使いたくないんだよねぇ……。行ったこと無いからそもそも使えないんだけど。ちなみに固定値消費なので、全消費なのです！コスパクソだよクソ！ハハハ……（乾いた笑い
「ウチのファストトラベルでなんとするっす。幸い金はあるんで」
「そりゃよかった！……ちなみに幾らくらいするんだ？」
「一冊五千エンっす。高いっすね」
「そうか？」
いかんいかん、金銭感覚がマヒってるなこりゃ……。ま、いっか！使えるなら早速行くとするかなぁ！そぉれファストトラベル！
「おっ、着いた」
「よく来たな。ここがギルドだ、さぁ行くぞ」
「湖の近くっすねぇ……本当に」
「ちなみに値段は、千万エンだ」
「高っ！買えたのか？」
あっ親指立てた。大丈夫らしいですね。さて中は……、おぉ。良い感じに広いな。こりゃいいや。家具はまぁ今度買えばいいかな。今マジでだだっ広いだけの部屋がいくらかって感じだけど。
「ところでどうする？これからクエストでも受けに行くか？」
「それだがな？一つ見つけた。これで行こう。……『世界進行依頼第二進行」
世界進行依頼……。あぁアレか。確かこれをクリアすると世界が進行するって奴……。世界が進行するって何？ちなみに今段階は確かレベル２まで進んでるんだって。クエスト名は『とある機械と少女の話』……。か、何でしょうねぇ？
それで世界がどう変わったのかはよくわかんないけど。俺やってないもん、レベル１の世界とか。
「ちなみにレベル１の世界ってどんな感じだったんだ？」
「あぁそれなら知ってるっすよ。確か第四エリアが解放されて、武器が色々増えたっす。ただ今回のは全然ボスも何も分かんないってんで、誰もやってないんすよ」
「へー……。と言う事は誰でも出来るって訳だな？」
「そういう事っす。まぁ、全部が全部いい事が起きるって訳じゃないんすけど……」
「変貌後、一つの街が、無くなった。今は平原、何も残らず」
「メインクエストの成功報酬は膨大っすけど……。その分、失敗した時にヤバイ事になるんす。……イチノ街の隣に、『ニノ町』『サンノ村』『デカ平原』があったんすけど、今は全てデカ平原になってるっす……」
要するに街三つぶっ壊して何とかクリアしたって事？ヤバいじゃんこれ！
「良いね受けよう！」
「マジでやるんすかぁ！？」
「じゃやらないって選択肢があるのか？」
「い、嫌無いっすけど……」
「よーし！そうと決まれば早速情報収集からだな！」
骸「今回も特に言う事が無い……」
白「いやあるだろ。メインクエストってなんだよ」
骸「メインクエストォ？……あぁ。それね。まぁ簡単に言うとさ、次のステージに行くために必要って言うけど、見つけられないし難易度高いし無駄に面倒で……まぁクソクエストだよ」
白「受ける意味は？」
骸「あるよ？前回のレベルじゃ剣と魔法しかマジでなかったんだが、レベル１になった事でアイテムとユニークを手に入れられるようになった」
白「……クソ重要じゃねぇか？その情報」
骸「まぁそうだなぁ。あ、ブクマよろしく」
白「適当だなぁ」
