表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/8

PKってマジ?


「言うじゃねぇかクソガキ共!まぁ良い、このさっき手に入れたユニークで殺してやるよ!」


 相手は二人いるんだよね!と言う訳で片方はナナナナよろしく!さて問題はアイツだ、何のユニークを手にしようとしてたんだ?そこからなんだよなぁ……。カバンっぽい見た目、何か出てくるのかなぁ?


「とりあえず先制、『二重詠唱の(ツイン)氷魔法(アイス)』!」


「うげぇっあぶねぇじゃねぇか!まぁ良いユニークをくらえ!」


「おっ何をするんだ!?」


 ……。おや、何も動きがありませんねぇ?どうしたんでしょうか?何か出てくると思ってたんだけどなぁ?攻撃が来ねぇなぁ?試合放棄かなぁ……?


「……で?」


「……あれ、なんだこれ?」


「アホっすねぇあんたら!そのユニーク見た目で分からないんすか?!そいつはアイテムを無限に手に入れられる『無限インベントリ』なんすよ!攻撃系のユニークじゃないんす!」


「えっ」


 そうなんだ……。じゃあもう面倒だし潰すか……。対人戦で一回使ってみたかった技あるんだよね。ちょっとね。


「『炎魔法と(フレア)風魔法(ウィンド)』!」


「うぎゃぁぁぁっ!!!!??あちぃぃっ!?」


「おー燃える燃える……。スリップダメージも出るし結構良い感じだな」


 あぁポーションで消化されちゃった。しかも回復まで……。


「クソッ!ユニークがなんだこんなもの無くても十分なんだよ!」


「じゃあこれ『貫通する(ストライク)水魔法(アクア)』!」


「だいってぇ!?普通の水魔法じゃねぇ!」


水を圧縮させれば鉄だって貫ける!更に圧力をかけたんだ、もう誰も止められねぇぞ!?


「コレが俺のユニーク、マジマジック!!覚えておけよ?もう二度と襲ってこないようにな!」


 トドメは『二重詠唱の土魔法(ダブル・アース)』で押し潰す!はい終了!ぬるいぜ!しかし、中々初めての戦闘にしちゃ良いんじゃないでしょうかねぇ?詳しい事は知らんけど。


「さてナナナナは……。あぁもう終わってる」


「弱すぎる。アレでは木偶と、変わらんな」


「そうか?」


「ところでそこの、クヌギをどうする?」


「あ、うぅ……」


 だよなぁ。騙してたんだから……。ねぇ?色々言いたいところあるんだけどねぇ?とりあえず一発ドついても文句は言われないと思うんだけど?しかし騙し騙されはゲームの華!寛大な心で許してあげましょう。


「も、申し訳ないっす……」


「まぁぶっちゃけ、ゲームってシビアなとこあるし」


「じゃ、じゃぁ良いって事で……」


「今回は、許すが次は、無いと知れ。ところでクロナキ、ギルドを作ろう」


「ギルド?……でも三人いなきゃダメだろそれって」


 あっクヌギを指さしてる。まぁねぇ~?実質一心同体みたいな感じだよねぇ~?お前も嫌だなんて言わないよねぇ~?


「お?お前も入れよ俺らのギルドに」


「うぅ……。わ、分かったっすよ……。でも幽霊ギルド員っすからね!ウチは商人として生きていくんすからねぇ!」


「はいはい。よぉしこれで俺らのギルド……名前どうする?」


「とりあえず、そちらで決めろ。我は無理。センスと言うのが、欠片も無いのだ」


「いやお前の詠唱センス結構あるけど?まぁそう言われちゃ仕方ねぇなぁ!じゃ俺のギルド……。『クロナナの樹』でどうだ!?」


「他のメンバーを考えない名前っすね」


「よくないか?分かりやすくて、いいと思う。ではまず(ホーム)だ、買いに行こうぞ!」


 さっきのゴルドオ(ファラオの本名)を倒した時に出たドロップアイテムで金策は十分!まず服を買おうか、インベントリもパンパンだし!ナナナナも同じらしい。


「おいファストラ使えよ」


「ひぃん!」


 帰ってきました『イチノ街』!名前ダサいな……。さて一度解散!それぞれやりたいことをする時間だ!まず俺は……。今日はもう終わり!ログアウトして飯食って寝よっと!


「起きたなら宿題しなさいよ!」


「げぇ母さん!分かってるよ!」


 おっと忘れてたな!もうすぐ高校生なんだ、しっかりしないとなぁ!まぁまずは飯飯!多分今日の飯カレーだからな!

骸「特に言う事がありませんラジオコーナー!」


白「いうなよそう言う事は」


骸「しょうがないじゃないか……。PKの話でもする?」


白「最初からそうしろよ」


骸「じゃあいうけど。PKはかなりペナルティがデカいよ」


白「例えば?」


骸「罪に応じてペナルティエリアに飛ばされます。かなりキツイから初めからやる奴もいるくらい」


白「そりゃヤバいな」


骸「でもやっちゃう!それがPK。実際PKばかり集められたPKギルドもあるしねぇ」


白「ちなみに誰がいるんだ?」


骸「それは言えないの。んじゃぁブクマ、コメント宣伝何でもよろしくな!」


白「出来る範囲で良いからな~」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ