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超魔導剣士の逃避行  作者: ジグ
第1章 勇者の後日譚
2/10

あいつはヘタレだが役に立つ

かつての仲間、ヘタレ賢者オリアクを訪ねて霊峰オークトノスを訪れる。

あのヘタレっぷりは少しは改善されているだろうか?

ー霊峰オークトノス

この地には私と共に魔神を討伐した一人、ヘタレ賢者オリアクがいる。

魔神戦後、とある理由からこの霊峰オークトノスに居を構え、引きこもりのような生活を送っている。


猛烈な吹雪が視界を遮る。一寸先は白、何合目なのかは謎、オリアクがどのあたりに居を構えているのかは検討もつかないが、

度々侵入警戒用と思われるセンサー魔法?を蹴破っているから大きく道は外れていない・・・と思う。


この天候で半袖なのは正気の沙汰ではないが、”炎の外套”により暖が取れているため、私にとってはそれほど大きな問題ではない。


『何でこの天気で半袖なんだよ。頭おかしいのか?』


突如、吹雪がおさまり、白いコートに白い三角帽子の少年が空中に現れた。

甲斐性なしのヘタレ賢者だ。


「ねぇ、そろそろ家にあげてくれないかな。超寒いんだけど!」


ヘタレ賢者は地面に唾を吐くモーションをとった。実際には吐いていない。

あいつはよく格好を付ける癖がある。


『お前を家にあげたら家が消滅するわボケ』


「凍えてる女の子一人家に上げられないの?この甲斐性なし」


『誰が甲斐性なしだッ!』


プププ、すぐムキになるからついからかっちゃう。


『とにかく、お前だけは絶対に入れないからなッ!』


『”反魔の茨”!!』


今時魔法名を叫んじゃう男の人って・・・。

呪符を一枚取り出し、魔力を込める。”呪詛移し”。


光り輝く茨がヘタレ賢者に巻きつく。


『う、うわあああああ!!』


ヘタレ賢者が墜落する。反魔の茨を移された状態でテレポートでも試みたのだろう。

反魔の茨は魔法の発動に反応してダメージを与える。


『まだその呪符持ってたのかよ・・・』


尻餅をついたヘタレ賢者は腰を抑えながら極めて悔しそうに言った。

この呪符たちはこのヘタレ賢者が作成して譲ってくれたものなのだ。


「おかげさまで役に立ってるよ。ありがとねっ」


ヘタレ賢者の顔がみるみる赤くなっていく。

出会った当初の女性耐性の無さときたら会話するだけで顔が真っ赤になっていた。ずいぶん進歩したようだがまだまだヘタレだ。


『ええい、身が持たん!とっとと上がれ!』


一瞬で転移させられ、ふかふかのソファに座っていた。いかにも一人暮らしといった感じの、雑然とした狭い小屋だ。


このヘタレ賢者は自称異世界からの来訪者で、この部屋には発光したり謎の意匠が現れる黒い板(“すまーとふぉん”とかいうものらしい)や、

この世界では見たことのない、黒い布地に金色のボタンが目立つ服など、不思議な物品で溢れていた。元の世界ではコーコーセーなる仕事についていたらしい。

さらに自称124歳で、私と同じく”不老の妙薬”で若い姿を保っている。


『レオンハルト、噂になっているアレ、本当なのか?』


「私に子供ができた話?」


『ブッ』


オリアクは飲んでいた何かを吹き出した。


『マジで言ってるのか?』


「冗談に決まってるじゃん」


『お前が国を捨てて逃亡してるって話だよ!』


隠居老人のくせにやけに世情に詳しいじゃないか。


「そうそう。それで助けが欲しくてわざわざここまで来てやったんだ。」


『・・・追い出すぞテメェ』


「ずっと別人に変装できる魔法とか、魔法の出力を抑える呪具とかないの?」


『異世界人の俺に言わせれば、この世界の奴らは魔法に夢を見過ぎだな。』

『魔法の出力を落とすことならできるが、お前の魔力量じゃ神でも封印するような儀式でもやらんと無理だ。精々出力を抑える特訓でもするんだな。』


特訓をして魔法を弱める。ちょっと面白い響きだ。


『助けになるとすれば・・・これくらいか。』


オリアクは一枚の呪符を手渡す。


「なにこれ?」


『これは”超強運(グレーター・ラック)”。俺の設計が正しければ凄まじい強運を得られる。』

『使ったら具体的にどうなるかは予想もできないが、とにかく効果は保証する。1回きりの使い捨てだから慎重に使え。』


「うん。ありがと、オリアク。」


『逃亡生活に幸運があらんことを。』


「じゃあまた来るねー」


『二度と来んな。』


ヘタレ賢者の小屋を出る。随分と外が暗いし、目の前に壁のようなものが・・・。


ヘタレ賢者は顔を青くしながら尋ねる。


『レオンハルト。道中に魔法があったはずだが、アレどうした?』


センサー魔法のことか?アレは確か・・・。


「多分蹴り壊した。」


目の前の巨大な壁が飛翔する。なるほど、これは巨大な鳥だったのか。

しかも、古代兵器のようだ。


「オリアクが置いた侵入検知魔法じゃないの?」


『アレはな、登山者が古代兵器に索敵されないように設置した欺瞞(ぎまん)魔法だよ!』


古代兵器の巨鳥が羽ばたくと、辺りに凄まじい暴風が吹き荒れ、私とオリアクを容易く吹き飛ばした。

盾をスノーボード代わり使い、雪上の斜面に着地する。


オリアクはその上空を浮遊魔法で通り過ぎていく。


巨鳥は私を目掛けて一直線に急降下する。

そのまま盾を使って斜面を滑り降り、寸前で回避した。


巨鳥の衝突で巻き上げられた雪が雪崩となり、怒涛の勢いで迫る。


「これまずくない?」


明らかにこちらが斜面を下る速度より、雪崩の方が高速だ。


熔却(プロミネンス)”、”地殻の隆起(メガマリオン)”を連続で発動する。

超高温の火炎の塔は、雪崩(と周囲の雪)の一部を蒸発させるも、思ったよりも雪崩の範囲が広く、雪崩の全て蒸発させる前に炎が消滅。

続いて地面が広範囲にわたって隆起し、雪崩の勢いを減衰させるも、隆起により押しのけられた雪が新たな雪崩となり、結果として事態を悪化させた。


『あいつは本当に動く災害だな・・・』


オリアクは眼下で繰り広げられる超越的な破壊魔法と、大自然の争いを空中から傍観していた。

自然現象や物理的特性というのは実に複雑だ。力押しで簡単に解決できるものではない。


だがレオンハルトのことだ、次の瞬間には山の地形を変えるような魔法で次の災害を巻き起こすに違いない。

それは我が家の物理的崩壊の危機だ。


呪文効果増強(スペル・エンハンス)”、”超能力(アーツ):霊性の開眼”

魔法と、己の肉体の力のみで特殊な効果をもたらす”超能力(アーツ)”で自身の魔法能力を向上させる。


オリアクは杖を召喚すると、レオンハルトに向けた。

幽体化(アストラライズ)”。


レオンハルトはオリアクの呪文で霊体化する。

この超上位魔法は、本来3秒程度の時間しか持たないが、超技術(アーツ)とオリアクのレオンハルトさえ上回る超常的な魔力で13秒は維持される。


一方、レオンハルトは。


突如、全身が青白く輝く。

これは確か、”幽体化”の魔法だっけ?


「ああああっ!!」


雪が、雪崩が体をすり抜けていく。そのほかに先ほど隆起させた岩の破片も。

幽体に作用する攻撃以外は体をすり抜ける魔法だと数年前にヘタレ賢者から教わった気がする。

なんで地面に立てるの?という質問には無回答だった。


あっという間に雪崩が体を通り抜け、雪の壁の向こう側には巨鳥が待ち受けていた。

4本の黒い鎖が地面から飛び出し、巨鳥の両翼、尾、首を縛ると、それを空中から地面に引き寄せる。


すでに山の麓に近く、傾斜も緩やか。

この場所なら立って戦える。


地面に縛り付けられた巨鳥は咆哮する。


『どうした、とっととトドメを刺せ。』


ヘタレ賢者が真上にいた。

あの鎖は”重力の錨”という呪いだったような気がする。


単体に強烈な重力を作用させ、身動きを取れなくする。

その効果は対象が大きければ大きいほど強く働く。


「任せてっ!」


“付与:地裂斬”


剣に魔法をエンチャントし、渾身の力を込めて振り下ろす。

衝撃波がモーゼの海割りのごとく雪を割って進み、巨鳥の懐に到達した瞬間に、爆音とともに地面からいくつもの鋭利かつ巨大な岩が隆起する。


その鋭利な岩は巨鳥の頑強な装甲を貫き、それは力が抜けたように崩れ落ち、絶命した。


「いっちょあがりぃ」


剣を収める。盾はスノーボード代わり使ったせいであちこちが凹んでいた。


『地裂斬ってわざわざエンチャントする必要あるのか?普通に撃てばよくね?』


「これは魔法と超能力(アーツ)の合わせ技だから、地裂斬だけで撃つことはできないんだ。」


『ふーん。で、これからどうするんだよ?』


これからか、特に考えてなかった。


『俺に案がある。とりあえずグリニアを出て、”レオンハルト”として目撃されろ。』


「えっ、見つからずに隠居したいんだけど。」


『グリニアがレオンハルトを誘拐、もしくは亡命をそそのかした。そう認識され出したらイミル国がレオンハルト奪還のために戦争を起こす可能性があるし、

俺の調査ではそういう意見も囁かれ出してる。』

『お前、いや。ヘルミナや俺も含めて世界のパワーバランスを簡単に覆せる存在ということを認識しなければならない。』

『だから、別の国に行って目撃されろ。お前自身が”好き勝手に放浪しています”とアピールするんだ。

それだけでとりあえずイミルとグリニアが争うことはなくなると思う。』


さすがオリアクだ。ヘタレだが役に立つ。

勝手に放浪するだけで戦争が起こるなんて考えたこともなかった。


政治は私の仕事ではなかったからな。


「んーじゃあとりあえず、カーミッシュ共和国を目指そうかな。」


『ヘルミナに会いにいくのか?』


護星の騎士ヘルミナ。私とオリアクと同じ、魔神を討伐したPT最後の一人だ。

魔法は使えないが、膨大な超能力(アーツ)を使いこなし、剣技なら私を上回るカーミッシュが誇る剣聖。


彼女がいるからカーミッシュは小国ながらも共和国として、また永世中立国としての立場を担保されている。


「うん。何か伝言あるなら伝えておくよ。」


『いや、特にないな。』


「うっそだー!ヘルミナのこと大好きだったくせに!」


ヘタレ賢者の顔面が紅潮する。

かの魔神戦が終わった後、オリアクはヘルミナに愛の告白をし、フラれた。

それにショックを受けてからというもの、数年この雪山に引きこもって生活している。


『二度と!その話を!するなッ!』


“ヘルミナさんへ”と書かれた手紙を押し付けて、ヘタレ賢者はテレポートした。

この手紙を肌身離さず持っていたのか?


オリアクのおかげで久しぶりに素の自分でいられた気がする。

私は相手や立場によって性格を使い分ける。いや、そういう習性が身についてしまった。


時々自分がわからなくなる。無駄に心をすり減らす。思ってもいないことを言う。


それはとても疲れることだ。


だから、素のままで接することのできるオリアクやヘルミナといるときはとても楽しい。


そろそろカーミッシュ共和国に向けて発とう。

グリニアからカーミッシュは国を二つ跨がなければいけないため、決して近くはない。


街道をしばらく歩いていると、人だかりに遭遇した。


「こんにちはーっす」


なんだこのキャラ。

それに空気が重い。


「何があったんですか?」


一人の若い剣士が答える。


『女の子が倒れてるんだ。何かに襲われたようで酷く傷ついている。今うちの薬士が治療しているが・・・どうなるか。』


剣士が指差す先には、少女が倒れていた。

見慣れない服装で、一部は破れて血が流れている。


額には呪術が込められたような印が刻まれ、懐には稲妻を纏った魔剣が落ちていた。


魔剣に付与されている魔法、随分と雑なものだ。

中位クラスの雷系魔法で、持ち主が魔力を払うことで解放される。


気になるのは額の印、込められているのは破壊魔法ではないため、私は門外漢だ。

この手のものはあのヘタレ賢者の領分だが、彼はもういない。


「治りそうですか?」


薬士が答える。


『傷がひどくて、このままでは最寄りの街まで保つかどうか。』


呪符の束を取り出し、役に立つものがないか探してみる。

全ての呪符はヘタレ賢者が作ったもので、あいつの得意分野は回復と呪いだ。


超自然回復(リジェネーター)”。これが最適か。

呪符を倒れている少女に貼り、魔力を流す。


優しい緑色の光に包まれ、傷が癒えていく。


「大丈夫?」


少女はかなり驚いた様子だ。


『ニホンゴ?言葉が通じる?ここは・・・ニホン?』


ニホンとはなんだ?


「ここはグリニア国の街道だよ」


『グリニア?グリニアってどこ・・・?』


グリニアを知らない?記憶を失っているのか?


「えっと、何があったの?」


少女は倒れていた経緯を語り出した。


ーーーーー

とある空間にて。


少女は宇宙のような空間にいた。

そう、私は確か死んだのだ。


アニメショップの帰り道で急に胸が痛んで・・・。


自らの肉体が眼下にあった。天に白い輪が出現し、私の名前を呼ぶ声がした。


しかし、地面に現れた黒い門の強烈な引力によって落ちてしまった。


何者かが私に言った。黒い門に引かれた私は地獄に堕ちたのか?


どこからか声が聞こえる。


『前世はあまり良いものではなかったようだな。

もしその気があるのなら、もう一度人生をやり直してみないか?』


『力を授けよう。』


私の体が稲妻に包まれ、意識を失った。


荒野に稲妻を孕む黒い雲が渦巻き、渦の中央から閃光が放たれる。

私が渦の中央に出現すると、雲は消滅した。


ここはどこだろう。私は生まれ変わったのか、それとも地獄か天国なのか。


眼前に稲妻が落ち、一振りの剣となる。


それを掴んだ瞬間に、額が激しく痛み・・・治った。


天空から竜が現れ、黒い火炎を吐きつつ急降下する。


この世のものとは思えない音を聞き、天を仰ぐと、黒い竜と火炎が迫っていた。


剣が光を放ち、稲妻を纏う。いわゆる勇者の剣というものだろうか。

こんな非現実的なことが実現した?


こんなとき、主人公達は一撃で竜を屠り、英雄のとしての一歩を歩み出すのだ。


剣を振ると、いくつかの稲妻を束ねたような、一筋の光が出現する。


しかし、光は黒い火炎に触れると、無残に砕け散り、消え去ってしまった。


竜が少女の前に立ちはだかると、天が震えるような咆哮をあげる。


稲妻の剣は竜の鱗を貫くことはできず、尻尾により吹き飛ばされる。


胸が刺すように痛い。痛みで呼吸が断続的になる。


痛みと恐怖で全身が満たされ、私は逃げ出した。


ーーーーー


この少女は異世界から来たのか?

聞きなれない単語がいくつも出て来た。


もう一つ、この少女が異世界から来たと思わせるもの・・・側に転がっている黒い板。ヘタレ賢者の持っていた”すまーとふぉん”とやらに似ている。


「その板、すまーとふぉん?」


『えっ、スマホ? そうですけど・・・。』


あのヘタレ賢者、本当に異世界人だったのか?


だが今は、どこか街まで護衛して休憩させないといけない。


剣士と薬士が少し顔を見合わせてから、こちらに申し出る。

『この少女はわたくし達が責任を持って街まで届けるので大丈夫ですよ。』


ギルド手帳をこちらに提示する。

ランクもそこそこ、任せても大丈夫だろう。


「わかりました。先に進んで、モンスター等がいれば優先して排除しておきますね。」


『はい。あの方の治療も含め、ありがとうございます。』


薬士は深々とお辞儀をした。


お言葉に甘えて先に進むことにする。どうせ私も次の街で休むのだ。

先に進んで安全を確保しておけばこの人たちも護衛がやりやすくなる。


ーグリニア国 国境付近の街レインズヘイム

宿に併設の酒場で、はちみつ入りホットミルクを飲みながら地図を開き、これからの計画を練っていた。

酒には弱いから飲まないのだ。一度ヘルミナに飲まされて大事故を起こしたことがある。


レインズヘイムを抜け、ファルマール都市国家領、それを抜けると竜の国ドヴェイク。

ファルマールといえば、蒸気機械を用いて布を大量に生産し、貿易をすることで単一の都市ながら国として独立できた。

元グリニア自治の都市国家であるため、その領土はとても小さい。


ドヴェイクは、黒龍伝説が有名だろうか。または飛竜士。

後者は竜にまたがって空を飛び、敵国の領土上空で飛び降りて強襲をかける兵士の通称。

前者はいくつもの国を滅ぼした伝説の竜の話。大昔に竜に育てられた人間が、親の竜を殺した黒竜に復讐をするという童話の舞台だ。


計画としてはカーミッシュにできるだけ早くたどり着き、レオンハルトとしてなんらかの方法で存在を知らせて、

カーミッシュ共和国側に私がグリニアにいないことを公に宣言してもらわなければならない。


せっかく脱走したのに、まだまだ自由の身とは程遠い。

国を移動するだけで政治が動く。そんなに強大な力が欲しいならくれてやりたいくらいだ。


稲妻が轟く。いくつかの悲鳴が上がった。


勢いよく酒場の扉が開かる。


『逃げろ!ここは危険だ!』


電撃が酒場の窓を突き破る。

和やかな雰囲気の酒場が混乱と悲鳴で包まれ、出口に大挙して押し寄せる。


酒場を出る。大路地の中央に、稲妻を纏った少女・・・。


それは先ほどの異世界の少女だった。


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