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第最終話 神煌竜の旅路録

最終回です。

ここまで長かった様な短かった様な……まあ、どちらかと言うと短かったですがまず初めにここまで付き合ってくれた読者様ありがとうございますm(*_ _)m

まあ、前書きでゴタゴタ言うのも何ですので…最終回!どうぞご堪能下さい(〃・д・) -д-))ペコリン

「ふぅ…一仕事終えた〜」


「お疲れ様です。神煌竜様」


「おいおい、カナリア」


「はい?」


「お前は俺のもんなんだからもっと軽く話し合おうぜ!」


一瞬の沈黙が訪れ、風が何も無かったように流そうと吹く。


「あの?神煌竜様?今なんと?私があなたの?」


「ああ。だってお前、俺は帝国を救う変わりにお前は自分にやれることはなんでもするって言ったじゃないか」


「はい、そう言いましたが神煌竜様の奴隷をするなら余計、軽く話し合うなんて出来ませんよ?」


はぁ〜なるほどカナリアはこう言う性格か…


あれ?そう言えば初めはラファやミラも俺に遠慮みたいなのあった様な気がするけど……まっ!気のせいか!


「とにかく!お前はなんでも俺に言うこと聞くんだろ?ならお前は俺の愛人になれ」


また沈黙が訪れる……マジでこの沈黙痛いんだけど……


「わかりました……神煌…「神煌竜様禁止!」……リョウエン様は「様付け禁止!」リョ、リョウエンは「あだ名で呼ぶ〜!」リョ、リョウは!!」


おうカナリアいじるの結構楽しいな………


「リョウ、カナリアさんをいじめるのは良くないと思いますよ?」


「おお〜ミラ!よっ!」


「おかえりなさい」


いつの間にか周りに張っていたベルセルクの結界はなくなっていた。


「リョウ……続きです」


そう言いながら俺の服の裾をツンツンと引っ張るカナリアは超可愛かった。


「今の帝国は忙しいですよ?」


「??どういう意味だ?」


「いえ、リョウ様が帝国狙いのはわかります、私を娶る理由もその為ですよね?」


話が噛み合ってない気が……


「ん?俺は帝国なん欲しくないぞ?」


「ならどうして私が欲しいんですか!!私が欲しい理由なんて……帝国ぐらいじゃないですか……」


そう言いながらカナリアは泣き始める……女の涙ほど俺に弱いものはないな……


「あのな、カナリア……俺は帝国なんていらない……欲しいのはカナリアの体と心とカナリアの笑顔だよ」


そう言うとカナリアの顔は赤面する。


何故か周りに居たラファ達も……


「と に か く!俺はお前が欲しい…お前を娶って得る利益じゃなくて、お前自身が欲しい」


「リョウは嘘つきです……」


「嘘なんて言ってない」


「嘘です……私を娶れば、リョウは私を自由に出来ます……それは娶って得る利益じゃないですか……」


やばい……可愛すぎてやばい……


今夜は収まりそうにないな……


「さて帰って宴!夜まで楽しむぞー!そして夜は別のことして楽しむぞー!」


「はい!」


「リョウはお盛んだね」


「我が友はお盛んだね、リーフィア」


「そう言いながら、私が付き合う代わりに今日いっぱい可愛がって上げるって言ったのは誰だったかな〜」


「り、リーフィア!それは言わない約束!」




こうしてリョウの旅は着々と進む、後にこの話は新たな神話として受け継がれる……





神煌竜が王都に初めて現れ、帝国からの危機を救う………


そしてそのお礼に王国騎士最強の女騎士団長と女王2人を娶りグラノドラゴンを対話のみで、支配下に置く。


その後、盗賊に攫われたエルフを助け、エルフの森を魔王軍から救った。


また、魔族と人間との交流を図るため大魔王として魔族と人間の協定を結ばせ共和国の王となる。


その協定を良く表現するため、魔王の1人と結婚する。


さらには騎士団長の女を天使として転生させ、第一王女を竜として転生させた。


しかしそれだけでは足らず嫁全員を鍛え上げ、神煌竜の嫁達は神でも敵わない様な強さになっていた。


新たな敵、堕天使の出現に対して、神煌竜は全ての撃退を果たした。


その際帝国から王女が嫁として娶られ、神煌竜が王となった国は四国中三国だと言う。


もう一つの国、皇国には風神というまた別の神が居たそうだがそれはまた別のお話。


神煌竜が三国の王となってもそれはまだまだ序の口の方であった。


竜の渓谷と言われた人間では入ることすら不可能と言われた地を征服。


新大陸の発見、新大陸全土での大規模王国の設立。


などなど沢山の話がある。


今も尚大規模王国、暁月大王国には神煌竜が使っていたと言われる神器、『紅桜』『黒鉄』『コク』『ハク』が眠っている。


そしてそれらの武器は神煌竜の血が入っていないと使えないと伝われている。


まだまだ話はあるが以上が


『|神煌竜の旅路録《しんこうりゅうの旅路録》である』







「おーいラファ!何見てんだ?そうそうジゴが地獄でリーフィアにどやされてるらしいから嘲笑いに行こうぜ」


「はーい!今行きます」


そう言うと王国最強の騎士は神煌竜の方へ歩いて行った。


「そう言えばミラやミリア、カナリア見なかったか?アリサにも頼んで探してるんだけど……」


「ふふっ♪あの3人もあれ見てたのね……アリサは見てた途中にリョウに呼ばれた感じね……」


「ん?ラファいいことでもあったか?」


「いえ。強いて言うならこうしてリョウと居れることが幸せです♪」


神話での旅路録は終わったとしても彼らの旅路録はまだまだ白紙のページが多いらしい。




「みんなみんな、リョウと居れるだけでみんな幸せです♪」


その後も地獄、天界、地上界には穏やかな日常が流れていった。

まずはお疲れ様でしたm(*_ _)m

心より、この神煌竜の旅路録を最後まで読んでくださった方に、感謝申し上げます。ありがとうございました!

さてさて、これからの予定ですが

彼女が魔王で俺が大魔王!?

の更新を再開させていただきますm(*_ _)m

興味のある方はそちらの方もどうぞ観覧くださいm(*_ _)m

最後にもう1度ここまで付き合ってくださった読者様に感謝を申し上げます。

本当に、本当にありがとうございました!

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