8話 戦闘開始
今日は前より多いです|ω・`)
前衛班、ラファエル視点
「3分ですか…」
リョウには3分耐えてくれ!と言われたけど…いくら1本道でも横幅はまあまああるし、木のバリケードも二重にしているけど、何分持つんだろう…
「団長……」
はっ。いけない!私がこんな顔で居たらダメだ!
「皆、頑張ろう!ここが抜けたら王国に未来はないよ!」
「「オウ!」」
あ、敵軍が見えてきた…
さぁ、頑張ろう!
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後衛班 魔法隊隊長視点
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この作戦は、魔法隊は比較的安全だが、前衛班のリスクが高すぎる。
そしてあまりにも無茶苦茶だ。
1人で敵軍全滅だと?
舐めているにも程がある。
確かに奴は強い。
模擬戦をやって、それは大いに実感した。
だが、それとこれとは違う。
一体何人いると思ってるんだ!
クソ!敵軍が来てしまった。
とりあえず奴の指示に従うしかない…か。
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リョウエン視点
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「多いな〜」
1万5千か〜数字だけ聞いてもしっくり来ないが、実物を見ると圧巻するな〜
あ、でも今は5千1人か。
「おうおう!敵さんはやけに数が少ないな!殿か?」
「いえ、崖の上に気配を感じます。恐らく上から魔法を連射するみたいです」
「そうか!なら魔法を跳ね返すか!」
「いえ。それが出来るのは、この軍で私とあなたぐらいでしょう」
あの2人がこの軍のトップ2かな?
「よーし!攻めろ攻めろ!ただし魔法隊は上に(魔法の盾)を張りながらな!」
さて、前衛班耐えてくれよ!
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あれから2分半バリケードは完全崩壊だ!大ピーンチ!
でも俺も三十秒早く準備が出来た!
「さぁ!反撃開始の合図だ!全属性魔法!インドラの槍!!」
よし、今ので6千は逝ったな!
さて、隠密スキルは……よし!うまくいってる!
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隠密・・・・気配を遮断し、足音を無くす。(暗殺者達のお気に入り!)
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魔法隊もしっかり連射してるな!
しかしあの、魔法の盾とかで防がれてるが。
だが、あの魔法を使っている奴は少ないな!
近寄って刺す!
「双刀!」
そう言うと、この前出てきた、黒い刀と桜色の刀が出てきた。
俺は黒い刀を黒鉄と名付け、桜色の刀を紅桜と名付けた。
うん、どちらも綺麗だ!
さてさて!暗殺のお時間だよ!