表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/97

第73話 再開

ミラ視点



「はぁ…コイツらのせいで、魔族がいなかったのか〜」


「これでゆっくり観光…は出来ませんよね」


っ!一人目は誰か分からないけど二人目は知ってる。


有名な、アルフェリア皇国の皇女、ソフィア・アルフィア。


「では私はこの4人の手当てを…マールも手伝って」


「はい!」


マールって確か皇国の魔法部隊長で手当てしてくれている女性はあの毒舌で有名なメイド長のヤヨイさん。


あの人は私も苦手…


そして周りを見張っている人が水魔法剣士のシオン。


なんで皇国の人達がこんなに集まってるの?


「あら?あなたはケリファス王国の王女様じゃないですか…初めてをあんな野蛮人に抱かれなくてよかったですね」


「もう初めては大好きな人に捧げました!……って何言わせるんですか!」


「ふふふ……しかしその人は今どこで何をしてるんでしょうかね」


「そ、外で戦ってます!」


「ヤヨイそこまでにしときなさい。彼女の夫は確か神煌竜だったでしょう?」


「わかりました」


すると扉の方からすごい音がなり、扉が開いた。




リョウエン視点




扉を開けると、既に死んでいる堕天使とミラ達以外の5人がいた。


「お前らは………誰だ?」


「せ、せ、せ、先輩!!」


「ん?」


先輩?しかもこの声……どこかで聴いたことが……


「お前……おか……」


「ここではハヤテと呼んでください!」


名前変えた?


いやもしかしたら、転生か?


「お…ハヤテ…お前もしかして」


「1回死にましたよ…」


多分岡田がこっちに来た理由は俺のせいだろうな……


俺がこの世界に飛んできたと同時に近くにいた岡田の魂もこっちに飛んできたんだろう。


「まあ、なんにせよ…」


「ん?どうしました先輩?」


「なんでお前はこっちに来ても爽やかイケメンなんだよ!」


「痛い!痛い痛い!先輩も銀髪になってイケメンになってますよ!だから叩くのやめて〜」


なんにせよ、みんな無事でよかった。


ミラ達も……


「「リョウ!!」」


「おっと!本当に無事でよかったよ」


リーフィアとジゴも再開を噛み締めあっている。


「仲がいいんですね〜」


本当に………つくづく思うよ…


「私は皆に無事を知らせてきます」


「無理すんなよ…ヘラ」


ヘラは多分サタンたちのところに向かった。


「さてハヤテ、私達は邪魔者のようですし帰りましょうか」


「はい。また機会があったら会いましょう!先輩!」


「ああ、助かったよ。皇国に居るんだよな?遊びに行くよ」


「……いい国ですよ、ぜひ遊びに来てください。」


「ああ、行くよ」


『ドン!』


岡田たちが退室と同時に、ラファたちが入ってきた。


「「ミラ!アリサ!リョウ!!」」


おっと!


「無事でよかったよ〜!!」


本当に何も起きなくてよかったよ。


「そんじゃあ帰ろうか」


「「「「はい!」」」」


俺たちは飛びながらケリファス王国に帰った。




ハヤテ




「ハヤテの友人……と言うか先輩は神煌竜だったのですね」


「えっ?」


「ハヤテも風神ですが…創造神が先輩と言われると納得いきますね。」


まさか先輩まで神の域まで達してたなんて…やっぱり先輩はどこに言っても俺の先輩ですね。

10章が終わる!終わる!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ