第72話 驚くべき介入
0時に間に合わなかったけど、描き終えたので更新します!
リョウエン視点
でもすごいな……斬れ味が前とは全然違う。
紅桜いわく
『やっと限界まで力を出せたね〜』
出そうだ。
つまり今までも斬れ味が相当良かったが、上限MAXまで斬れ味が良くなかったということだ。
だから俺の魔力を吸った今の状態は、刀が出せる力らしい。
ちなみに横に一刀するだけで魔力も使わず、カマイタチが出た時は正直焦った。
「リョウど、どうしたんだい?前よりその二本の刀、斬れ味良くなってないかい!?」
まあ、流石のジゴでも焦るか…
「話は後だ。今は殲滅に力入れるぞ」
「後でちゃんと教えてよ!」
どうやらジゴには2人?(二刀?)の声が聞こえないらしい。
さて、ちょっと言ってみたかったセリフ言うか…………………
「『『汚物は消毒じゃぁぁぁああ!!』』」
さ、流石日本の刀?日本のネタを知ってらしゃる。
「リョウとりあえず殲滅するよ!」
「ああ!」
数時間後
堕天使の数が多いな……魔法放ちたいけど、城が崩れるしな〜。
「めんどくせー!」
って言ってもミラ達のところまであと一つの扉を通ると着くけどな。
「死ねぇぇぇえええ!」
「はぁ……」
「「邪魔」」
俺とジゴはこのフロア最後の1人を斬り捨てる。
「この扉の先にミラ達がいる」
「本当かい?」
あっそう言えば伝えてなかったな………まあ、いっか!
「行くぞ!」
「うん」
俺は扉を開ける。
そこで見たものは………
ミラ視点
あ……れ?
私確か……ヘルさんを牢屋から出して……それから……アイツに眠らされたんだった!
「んん!」
拘束されて、声も出せない。
「おっと、4人の中で一番の目覚めはミラちゃんか」
気持ち悪い……寒気がする!
「大丈夫さ、悪いようにはしないよ…ただちょっと気持ちいいことをするだけだよ」
助けて!助けて!誰でもいいから!リョウ!
「ん?外は荒れてるね〜君のだぁいすきなリョウエンが頑張って居るよ。」
リョウ!助けに来てくれたんだ!
「だけど君をここで犯したらリョウエンはどんな顔をするかな〜くふふ」
気持ち悪い!早く助けに来て!リョウ!!
そう願った瞬間私の目の前を物凄い風が横切った。
そしてその風を直で当たったであろう、あの気持ち悪い堕天使は…
死んでいた。
風により切り裂かれ、首を落としていた。
その風を作り出した…人は…




