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第57話 終盤戦

歌消そうか悩んでます…感想まだまだ募集してます。

リョウエン視点




『ゲームもいよいよ終盤だぁぁぁ!残りは4対4。体力、魔力を無くしていた、リョウエンの妻チームはラファエルによって回復したァァ!しかしラファエルの歌はとても綺麗だったぁぁ!』


『それよりリョウエンの妻チームってなんなんだよ…お前のネーミングセンスの無さに驚きだわ』


俺とアナウンサーが楽しそうに喋るが、やってる4人にとってはたまったものではないだろうな。


「もう!こうなったら4対4で真っ向勝負よ!」


「いいでしょう!乗ってあげましょう!!」


ラファエル達とフレイヤ達は睨み合う。


先に動くのはフレイヤチームのあれは…ヴェルダンディか…とてもデカイ大剣を担いでいるのにとても速い…


『キィィン』


だがしかし、ミラがそれを止める。


受け流すように、そしてそこから反撃できるように…


「あなたは強いけど、一定のタイミングでスキが出来てますよ!」


そのスキに付け入るミラ、しかしフレイヤチームから魔法が飛んでくる。


ミラはその魔法に反応出来ない。


ヤバイ!と思ったがそれは杞憂に終わった。


「魔法障壁!!」


ミリアが魔法障壁で魔法をガードする。


やっぱり姉妹だな…タイミングが完璧だ。


「助かったよ、ミリア!」


「お姉ちゃん気をつけて!」


するとまた大量の魔法が飛んでくる。


しかしまた、魔法は途中で消滅する。


上から矢が飛んできてそれが魔法に当たったのだ。


『あれは…ラファか…』


そうラファが上空から魔法の矢を飛ばし、魔法を相殺する。


「アリサ!今です!」


アリサは敵に接近して、手に魔力を込める。


「きゃぁぁぁぁ!」


アリサは1人を撃破した。


『おおっと!またまた、リタイヤ!今度もフレイヤ側のアポロだ!』


『アポロ、矢1発も放って無いよな…』


可哀想なアポロは置いといて、残りは4対3。


「くっ!私は美と愛そして、魔法と死を司る神!負けられない!」


正直、フレイヤは美人だ。


そして確かに愛に対して熱心だから、こんな騒ぎになっている。


誰よりも真剣で、素直。


だから、フレイヤは独占欲をもう少し減らしてくれれば俺的にはどストライクだ。


「それは私達も同じです!」


ラファはレイピアで接近する。


神速で1発が鋭く、回数も多い。


あれを受け切るのは難しいだろう。


「…く!…参りました。私の負けですね」


『またまたヴェルダンディがリタイヤ!これはフレイヤチームヤバイ!ヤバイぞ!』


フレイヤとあと誰だ…ヘラか…これまた、結婚や縁結びの神だな。


「ヘラあれをやらせて」


「本当にやるの!?」


「仕方ないでしょ!」


フレイヤまだ隠し玉を持っているのか。


どんな隠し玉か…


「させません!」


ミラは相手が動く前に接近し斬り掛かる。


「きゃ!ヘラ!」


「大丈夫!それより打つならさっさと打って!」


フレイヤが呪文を高速で唱える。


『ヤバイ!伏せろ!観客もだ!』


俺は全力で観客に言う。


それも時すでに遅し。


「「禁呪魔法 デッドエンド」」


「っ!ラグナロク!」


デッドエンドは上から闇の剣が大量に降りかかる禁呪、それはラグナロクより範囲が広く量が多い。


くっ!観客が咄嗟に起きたことで対応できてない。


『全体防御魔法 超硬質魔法障壁』


俺はフィールド以外の観客席を防御する。


フィールドを防御するのはマナー違反だ。


真剣勝負に水を差すのは俺的には好かない。


レーバテインのラグナロクによって防げたのはラファとミラだけ、アリサとミリアはリタイヤのようだ。


「はぁはぁ。凄いわねあの禁呪から生き残るなんて…」


「はぁはぁこれであなた達は終わりですか?」


「最後の最後まで戦うわ!」


お互い最後の力を振り絞ってぶつかり合う。






「お疲れ様4人共。」


「約束通り、イチャイチャしていいんですよね〜?」


「ああ、いいよ。」


俺は帰ろうする4人を止める。


「なあ、ラファ、ミラ、ミリア、アリサ」


「ど、どうしたの?」


俺は勝った祝いを4人にしる。


「可愛かったよ、4人共」


「「「「ポッ!」」」」


4人は一斉に照れた。


「ねぇリョウ。」


俺に話しかけてきたのはフレイヤ。


「よ!フレイヤお疲れ」


少し沈黙になり、フレイヤが声を出す。


「…これから…私は…どうしたらいいの?」


はぁそんなことか…


「お前は負けたからって愛した人を捨てるのか?」


「だって!だってリョウが!」


「俺は言ったはずだ。これから4人(・・)には一切関わらないと。」


「っ!」


そう俺と関わっては行けないと言ってはいない。


だから本当に俺が好きならここで諦めるならその程度だったってことだ。


「じゃあな、フレイヤ……まあなんだ、時々なら天界に行くから」


「っ!リョウ!!」


「おっと!これ!俺は帰るって言ってるだろ」


フレイヤは俺に抱き着いてきた。


「ねぇ絶対!絶対来てね!」


「ああ、わかってるよ。じゃあなフレイヤ。」


俺はそう言って天界から地上に降りる。

もうそろそろ7章も終了ですね

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