第45話 狂戦。一方的な殺し合い。
第31話魔王軍VSエルフの里で魔王クスルドと言う人物が出ていますが、サタンです。
申し訳ありません。
「死ねぇぇ!」
一人の兵士は向かってくる。
魔法隊が詠唱できる時間を稼ぐために。
しかし、
「いいねいいね〜もっともっと踊れ!もがけ!叫べ!」
リョウが横に刀を振りだけで皆が死んだ。
何も出来ないまま死んでいく。
絶対的力の前には何も抵抗できない。
塵も積もれば山となる…と言うことわざがあるが、ゼロがどれだけ重なってもゼロはゼロだ。
「うん順調順調」
しかしリョウの前に最悪の報告が来る。
「だ、大魔王様!」
ある1人の魔王軍の兵士奈々が来た。
「どうした?」
「ラファ様が殺されました!」
「っ!?」
俺は何も考えられない。
ただただ負の感情が湧き出た。
「サタンにここは任せたと伝えろ」
「わ、わかりました」
俺は一気に城内に飛ぶ
『転移』
第三者視点
城内でラファの死体と1人の女剣士が見えた。
「お前か…」
「ん?誰だい君?」
「お前がラファを殺したのか!」
リョウエンは黒鉄と紅桜を構え斬りかかる。
「おっと!」
見えない速度で接近したはずが防がれた。
「お前は何者だ?」
「私はマリア…一言で説明すると。殺人鬼かな?」
リョウエンは銃を出し撃つがそれも躱される。
しかし銃弾も囮メインは接近。
手応えあり!
と思うも、奴はピンピンしている。
「お前…人間じゃないな…」
「人間だよ…不老不死だけど…ね!」
リョウは亜空間を作り超圧縮水素爆弾を作り投げるも再生が早い。
「なるほどじゃあもう少しスピードをあげるか…」
水爆、超重力、レールガン。
様々な方法で攻撃する。
するとマリアと言う人物の再生速度が段々落ちていった。
「これで終わりだ。獄炎に飲まれろ」
マリアと言う人物は灰となりチリとなった。
「ラファ…」
リョウエンの心は全く晴れない。




