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神煌竜の旅路録《しんこうりゅうのたびじろく》  作者: 十六夜 クロナ
第5章 勇者達は人生の難しさを知る
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第42話 揺るがぬ決意

「じゃあ菜々、君は…どうしても魔王側につくのかい?」


「ええ…私の決心は変わらない…どうしても私は彼たちを復讐する。」


「そうか…」


蓮は何故迷うのか…それは人殺しをすることが怖いから…


何より辛いから…


「お、俺は…」


「あなたは逃げなさい…あなたの為にも…」


「い、嫌だ…」


菜々の誘いも蓮は断る…


「今度こそ逃げない!菜々の為にも…」


『蓮のステータスを更新します』


そんな声が蓮の頭の中から聞こえた。



蓮 17歳


種族 人間


体力 1000


攻撃 3000


防御 3000


魔攻 1000


魔防 1000


魔力 500


称号 招かざる客 異世界人 運命に抗うもの


スキル 完璧なる盾(パーフェクトシールド) 剣術 矛盾の攻防



「なんか…強くなってる…」


「?どうしたの?」


「あっ!ほ、ほら俺にだって君を守る力はあるんだ!」


「…そうね…わかったわ…でも」


首を傾げる蓮…


「無闇にステータス見せちゃダメでしょ!バカ…」


「ご、ごめん」


こういうところが2人の仲の良さを感じさせられる。




勇者側の第三者視点


「な!1班帰って来てない?」


「は、はい…もしかしたら…」


「全滅か…もしかすると配下がいるのかも知れない…すぐに引き上げるぞ!」


「はっ!」


騎士団は焦っていた…勇者召喚はまだ明るみに出ていない。


すると言う情報は流していてもした…と言う情報は流していない…


(まさか手の内を誰かに探られている?)


「流石は共和国と言えど騎士団長察しがいいねぇ〜」


「っ!誰だ!」


「俺はクハラ。隠密、偵察、密偵、スパイ関係ならなんでも出来る有能な魔王の配下さ…」


「くっ姿を現せ!」


「嫌だね…それじゃあバレちゃうじゃないか…」


そうクハラは騎士団長に隠れながら話しかけている。


それも嘲笑うかのように…


「まあ君はもう用済みだから…死んだら?」


クハラは騎士団長に短剣を投げる。


それを弾く騎士団長だが、それは注意を引くための罠だった。


「永遠にここで寝ときな…」


こうして…魔王軍は敵戦力を削ぎ落としていく。


正当防衛も大切だが、相手が仕掛ける気満々なら先に倒すのも一興。

リョウ「うへぇ〜魔王軍強ぇぇぇぇ」


アリサ「自分の軍でしょうが…」


ラファ「そんなリョウにI LOVE YOU」


サタン「元気が良くてよろしいのう」


リョウ「サタンと言う名はあの5人の魔王で1番大魔王に近かった奴だよ」


サタン「後書きでわしの名前、初登場とか…わし悲しいぞ…」

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