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神煌竜の旅路録《しんこうりゅうのたびじろく》  作者: 十六夜 クロナ
第5章 勇者達は人生の難しさを知る
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第39話 最悪の出会い

高校2年8組の生徒達が受けた待遇はともいいものだった。


日本の金持ちレベルの待遇をされているが…1人の青年は違った。


「おい、お前ステータスクソ低いらしいな?」


「はは!だっせ!お前はどこ行ってもクズなんだよ!」


いじめられている青年の名は(れん)


ちなみに蓮のステータスは


蓮 17歳


種族 人間


体力 100


攻撃50


防御50


魔攻50


魔防50


魔力0


称号招かざる客 異世界人


スキル ??? ??? ??? ???



正直低すぎる。


ちなみに勇者には皆、称号に『世界を救う者』という称号がある


そんな彼には守る者も無ければ助けてくれる人もいない。


「うぅ、どうして?どうして?いじめられているんだよ…いじめてる子を助けたから?しかもその子は自殺した…」


蓮の最愛の人は学年で有名の朝いじめられっ子だった。


その子に一目惚れした蓮は彼女をかばった。


しかし彼女はかばってから一ヶ月後…『自殺した』


理由は簡単、生きていることがつらいから。


ただ、遺書にはこう書かれていた…


『唯一私を助けてくれた…蓮…あなたのことは死んでも忘れない…ありがとう…』


と…


ただそれが…連にとっては唯一の心残りになってしまった。


『どうして助けられなかった?何故俺は彼女のいない世界で生きている?何故いじめられていることに我慢している?』


彼の心の中にあるのはこれだけ…


それ以外は何も考えていない。







召喚されて一ヶ月…


ある日勇者たちはギルドに向かい、ダンジョンに向かった。


無論その一ヶ月間は特訓などをしていた。


「ダンジョンには5つの班に別れて攻略を行ってくれ…」


もともと8組の生徒は30人


1班6人だ。


苦しくも蓮と班になったのはいつも蓮をいじめている五人組。



「さっさと歩けよ!」


ダンジョンに入った。


普通弱い人や力がない人は真ん中に置くのがセオリーだ。


ダンジョンではどこから魔物が現れるかわからないから…


しかし、彼たちは1番非力の連を先頭に置いて移動する。


完全に蓮を殺す気だ。


しかしながら今回は運は蓮の味方をした。


蓮達の班の後方からこの場所では絶対現れる筈のないキメラが現れた。


もちろん五人組は反応出来ず死ぬ。


キメラの爪は鋭く、素早い。


勇者をも殺す生物。


そして完璧な奇襲。


そんなことできるのは…もちろん…


『魔王の配下』


「っ!?」


これも何かの縁なのか…


死んだはずの…いじめられていた…蓮の最愛の彼女…それは…


「蓮こんにちは…まさかこんな所で会うなんて…しかも最悪の出会い方ね…私の元の名は菜々…今の名はナイ…魔王直属の配下よ…」


「っ!」


そう最悪の再開…人生というものは本当に…




『残酷だ…』




「蓮あなたを捕虜として捕まえるわ…大人しくついてきて……お願い…」


「わ、わかった…」


こうして蓮と菜々の最悪の(ストーリー)が始まった。

アリサ「ちょっと文才力低すぎない?」


リョウエン「作者いわく…『うわぁぁ文才力がぁぁSAN値がぁぁ』らしい…」


ラファエル「はぁ残念過ぎます…」


ミラン「そしてこのコーナー完全に私達の出番無いから作ったものよね…」


リョウ、アリサ、ラファ、ミリア「「「「や、やめて!」」」」

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