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三話この国の現状…

「大丈夫?」


自分が伝説の存在!!なんて事リョウエンは知らない訳で、皆がぼーっとしている事に首を傾げた。


「ええ、大丈夫よ」


1番早く対応したのはラファエルだった。


「リョウ良かったら一緒に街に行かない?お礼も兼ねて、ね?」


リョウエンからしたら願ったり叶ったりだった。


「ぜひともお願いします!」


この行動により王国は救われることを騎士団とリョウエンは知らない。


-------------

1時間後……

-------------


「おお〜あれが街か!」


馬車を走らせて1時間。やっと目的の場所、街についたのだ!


「何もそんなにはしゃぐ事もないでしょ?」


やれやれと言った表情でラファエルはリョウを見ていた。


門に着いた。


門番に止められた。


「ラファエル様。無事の帰還嬉しく思います!ところで、その男は?」


「リョウエンだ。記憶を無くしてな。ラファエルに助けられたんだ」


「むしろ助けられたのは私たちの方なんだけどな〜…」


それよりだ、街の活気が少ないような気がする。


「なあ、ラファエル」


「なに?リョウ」


「この街っていつも、こうなのか?」


こう、とは活気の無さや、やる気などだ。


「それは……ここが戦争の最前線だからよ。」


最前線か、戦争という物に関わった事は、あの現代社会の、平和ボケした日本じゃあ、まず無いだろう。


「そうなのか…」


どことなくテンションを下げてしまった。


「とりあえず、支部に行こう、ね?」


流石は、騎士団の団長。皆を盛り上げ役にもなってるとはな。


「ああ、そうだな!」


門をくぐると余計、活気がない。


中にはこの国を出よう!なんて声も聞こえる。


それほどこの国は追い詰められているのか?


「なあ、ラファエル?この国は敵国に亡命する者が出るほど追い詰められているのか?」


「………それは、中で話しましょう。」


ラファエルは何か言いたいそうな顔でこちらを見、そう告げた。

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