第14話 おうじょさま
俺に与えられた、屋敷は帝国に1番近くかった。
これなら帝国も迂闊に攻められない。
あの王様頭のいいな〜と思いながらも、屋敷にいる2人をそんな最前線に置いといていいのか?という思いもある。
さて屋敷に入るか……
「ただい……」
「「お帰りなさい、あ・な・た?」」
痛い!ラファの視線が痛い!超痛い!
「あの、ごめんな?俺らの部屋…」
と、とりあえず確保出来る休憩の場を…
「大丈夫です!この屋敷改造してもらって5つあった部屋をつなげて、10人寝てもまだまだスペースあるベットもあるから!」
うわ〜なんでもありだ…
「それなら私はOKです!」
「私たちは側室なので、ラファエルはリョウとイチャイチャしていいよ?」
ラファと俺は顔を赤くしてしまった。
と、とりあえず2人の名前を聞こう。
「2人の名前は?」
「ごめんなさいまだ名乗ってなかったわね、ケリファス王国、第一王女、ミラン・ケリファスよ。よろしくね?」
金色のポニーテール、瞳は翠身長は第二王女より高い。
歳は18ぐらいだろうか?
「私はケリファス王国第二王女ミリア・ケリファスよ!よろしく、リョウエン!」
髪は赤のストレートヘヤーの瞳は同じく翠。
身長は160ぐらいか?
ミランは170ぐらいだな。
見た目はミランは王様より、ミリアは王女よりだな、うん2人とも可愛い!
まあラファはもっと可愛いけどね?
「り、リョウ!ギルドに行かないとお金がないよ?」
はっ!忘れてた!!
「行こうラファ!2人は待っておいて!」
「大丈夫ですよ!私たちも戦えますから!」
マジで?という顔でラファを見たら、満面の笑みで
「はい!2人とも副団長には負けず劣らずの才能を持っています!」
そ、それはすごいという域を超えていないですかね?
「ミラン様は近接関係は天才、ミリア様は遠距離関係の天才です!」
それはすごいな……マジで天才だよね?
「じゃあ、行くか!皆んなで!」
「「「はい!!!」」」
さあ、そこらへんの男の目がとても痛いです!
マジで!洒落にならないからね?
そんな心情も持ちながらギルドに向かった




