第十八話 『優しい王子は太陽の国の夢を見る ~暴走~ 』
お待たせしました。(10年以上)
「帝王アノン、ねえ……彼の偉業は当然『あの力』が第一に挙げられますが……それ以外の素晴らしい能力について一言で言うなら、『歴史を変える、小さくて大きなひらめき』ですね」
首都の喧騒から離れた古びた書斎で、ある歴史学者が雑誌社の若いインタビュアーに熱っぽく語っていた。
白髪交じりの髪を掻き上げ、机に山積みの古文書を指さす。
壁にはアフェバイラ帝国の地図と、色褪せた「神敵娘。」のポスターが2枚、無造作に貼られている。
1枚目は現在の『神敵娘。437期生』の面々勢ぞろいの写真だ。
2枚目は初代『神敵娘。』の姿絵。当然現代になって再現されたレプリカで、写実的だが写真ではない。そこには災厄の魔女モニンはもちろんだが、メンバーの中ではクール系不思議ちゃんとして人気だったシュシュを付けた美少女、フランが大きく描かれている。
それを見て「こいつとはいい酒が飲めそう」とフラン推しのインタビュアーは思った。
「ほら、見てください、この帳簿。負の数の概念を初めて導入した貸借対照表ですよ。500年以上前の文官たちが胃を痛めたって記録が残ってる。笑えるでしょ? でも、これが帝国の財政を透明にしたんです。ほかにも、ボールペン、カッターナイフ、セロハンテープ……どれも『身近だけどだ大いに役立つ』って思うような発明ばかり。しかもあまり複雑なつくりではなく誰もが思いつきそうなのに、誰もやらなかった。それをアノンは、子供の頃からポンポンやってのけたんですよ」
インタビュアーの男性がメモを取りながら、「でも、帝王アノンって、そんな簡単なことだけで歴史を変えたんですか?」と首を傾げる。歴史学者はニヤリと笑い、立ち上がって棚から陶器のポットを取り出した。
「簡単だからこそ偉大なんですよ。知ってるかい? 私が今から淹れるこれ――」
彼はポットに湯を注ぎ、部屋に広がる香ばしい匂いを誇らしげに吸い込む。
「コーヒー。この焙煎法も、アノンのひらめきが元なんです。ある日、彼が『この匂いが良い豆を焼いて粉にしてお湯を濾して飲んだら美味いのではないか』と言いだして試したら、帝国中の貴族がハマっちゃってね。貿易が一気に加速したって話ですよ。当時は葉っぱはお茶に使われてたし、豆は食べられていましたが、そんな飲み方をするなんて誰もしてなかったのにね」
彼はカップを差し出し、インタビュアーも一口飲む。「あ、美味しい」とつぶやくと、彼は満足げに頷いた。
「でしょ?これいい豆でなく、ちょっと自慢のコーヒーサイフォンを使ってるんですよ。さて……そういうわけで、帝王アノンは様々なものを『ひらめき』で解決していった一方、大掛かりな魔法装置や軍事兵器には興味を持たなかった。日常の小さな不便こそ大事であると、それを解決する方法を次々に考えました。それが人々の心をつかみ、差別をぶっ壊し、帝国を太陽の国にしたんです。……さて、次は何を話そうかな……」
そこでいったん話を止める歴史学者。
インタビュアーも、最初は勢いよく話しまくる学者に辟易していたが、面白い話がどんどん出てきて、今ではもっと話を聞きたくなっている。
口の滑りをよくするために、コーヒーをもう一度すすると、彼ははっと何かに気づいたように目を大きく開いた。
「そうだ、せっかくコーヒーの話が出たんです? アノン橋――サイフォン橋の話なんて、どうかな?」
インタビュアーが「サイフォン橋?」と聞き返すと、歴史学者はその反応に喜んで目を輝かせ、古文書をパラパラめくり始めた。
「うん、今君が飲んだコーヒーにも使われるサイフォンさ。別名アノン橋。そう、その橋はアノンの子供時代に――」
時は遡り、アフェバイラ王国、第三王位継承者アノンの幼少期。土小人技術団の文具が貴族や文官に広まりつつあったが、王宮の空気はまだ冷ややかだった。フェリス教の経典を盾に、「神に見放された者達」を蔑む声は消えない。
そんなある日、王宮の大広間に、重苦しい報告が響いた。
「南のフィルディ村の水源が、魔物の毒で汚染された。飲料水が尽き、作物も育たん。村はあと一月で干上がるぞ!」
報告したのは、脂汗を浮かべた法務官だ。大広間の貴族たちはざわめき、議長の法神官が眉をひそめる。
「別の水源は?」
「一番近いのは谷を隔てた向かいの山に流れるリーザ川だが……水は上から下にしか流れん。谷を跨ぐ水路など、作れるわけがない!かといってほかの場所は遠すぎて水路を作るとなると何年かかるか......」
貴族たちが「無理だ」「村を見捨てるしかない」と呟く中、広間の隅で四腕を組んでいたアノンが、ポツリと口を開いた。
「リーザ川か、フィルディ村より高い位置から流れているな?」
法務官が目を丸くし、「確かに、ですが谷が――」と言いかける。アノンはニヤリと笑い、四本の腕を広げた。
「ならば、方法がある。土小人技術団に任せれば、崖を越えて水を流せる。彼らならやりとげるだろう」
貴族たちの噴き出す声がいくつも広間に響く。「子供の戯言だ」「見放された者如きが何を?」と囁きあう声に、アノンはわざとらしく肩をすくめた。
王が溺愛しているアノン王子であるが、議論の場に出ている以上は対等であるし、現在の王国はそこまで王の力が強いわけでもない。
だからこそ、以前は裁判などで争うことにもなったのである。
アノンはそんなことはお構いなしに、議会を見回すようにして発言を続ける。
「ふむ、できないと思うか? ならば、賭けよう。土小人たちが成功したら、彼らの地位を上げて、待遇も改善すると。その代わり工事の費用は全部、私のポケットマネーで出す。成功した時のみ、その費用を後で請求させてもらう」
議長が鼻を鳴らし、「失敗すれば、王子の面目は丸潰れですぞ?」と牽制する。アノンは内心「うわ、めっちゃ怖いんですけど!」と思いながら、表面上は余裕の笑みを浮かべた。
「我が息子アノンよ。事業の失敗というのはそれだけではない。国としての威信もかかる上に、失敗した場合はその期間問題に何もしなかったのと同じことになる。水の支援とそのための人。そういったものの費用もかかるが、失敗した場合はそれも負担するということでよいか?無茶であるという静止を聞かずに行うのだ。当然失敗した時は国家への賠償としてお前の持つ様々な発明品の権利もいくつかはく奪することになるぞ?」
王である父親が、釘をさすようにそういう。これは、言い方こそ厳しいが、彼を思っての発言であることはアノンも理解していた。
だが、アノンは頷き、自信をもって応えた。
「構いません。その代わり、達成した時には慣例などは無視し、あくまで正当な評価のみで判断することを約束していただきたい」
貴族たちは「できるわけない」と高を括りつつも、議案を承諾。
書類にサインする彼らの背後で、アノンはこっそりガッツポーズを作った。
(よっしゃ! これで土小人の評価アップ確定! 前世の知識で楽々解決だぜ!)
彼の頭に浮かんだのは、前世で見た「サイフォン効果」。高低差による圧力差を利用し、一度下に流れた水を再び上へと跳ね上げる仕組みだ。水が昇る高さは元の水源の高さより低くはなるが、V字型に水を流すことが可能になる。実際に眼鏡橋、と言われるサイフォンの仕組みを利用した橋が地球にはあったのだ。
彼は、小学生向けの学童漫画「〇〇のヒ・ミ・ツ♪」シリーズにてその作画を寄稿していたこともあったので、大まかなことは覚えている。
約束された勝利に、アノンはウキウキであった。
翌日、土小人技術団の工場は、いつも以上の熱気に包まれていた。トンカンテンカンと槌の音が響き、汗と鉄の匂いが充満する。アノンは作業台の前に立ち、土小人たちにスケッチを見せながら説明した。
「サイフォン効果ってのは、こうやって片方のタンクの水の位置を高くしてチューブを水を入れて――こうすると水が上に流れるはずだ。これを利用すれば行けると思うんだけど、どう?」
土小人の長は、ずんぐりした体を揺らし、髭を撫でながら首を傾げた。
「王子、そりゃ面白そうですが……本当にそんなんで水が上に登るってんですかい? あっしら、モノ作りは得意ですが、こんな魔法みたいな話は初耳ですぜ」
他の職人たちも「できるんか?」「いや、でも王子が言うならやるんだよ!」と半信半疑だ。
アノンは「まあ、見ててよ」と笑い、小さな模型を作るよう指示した。
「とりあえず、ミニチュアで実験しよう。銅の管とタンクがあればすぐできるはず。失敗しても、私の小遣いから出すからさ!」
長が「太っ腹ですね、王子!」いうと「太いのは君たちの腕だ」とアノンに返されてワハハと笑う、
そして変態職人たちが一斉に動き出す。
土小人たちが小さいながらも屈強な筋肉で資材を持ってきては積み上げる。銅管を曲げ、タンクを組み、試作用の水を用意。
そしてトンカンテンカンといつもの演奏会。
アノンはそれを聞きながら、長とともにいくつかの所用をこなしたあと、そろそろ戻るかと彼らにいったん別れを告げることにした。
「じゃあいったんもどるから、できたら呼んで――」
「「「できたどー!」」」
「知ってた」
変態職人たちによりあっという間に模型が完成し、アノンが少し遠い目をした。
アノンは仕方なしに「できたならやるか」とタンクに水を注ぐ。
職人たちが息を呑む中、銅管を伝った水が、ミニチュアの「谷」を越えて反対側のタンクに流れ込んだ。
「うおおお! ほんとうに上に向かって流れたぞ!」
「王子、すげえ! 谷が関係ねえ!」
長が興奮して短い腕を振り上げ、職人たちが実験の成功に「ヒャッハー!」と叫ぶ。
「なんじゃこれ!」「どうなってんだ!?」「天翼様じゃ!天翼族様の仕業じゃ!」「いつもの法税官殿を呼んで来い!さっそく工事の見積をするぞ!」
工場はカオスな祭りに発展した。
アノンは「よし、これはいける!」と拳を握り、内心でほくそ笑んだ。
(前世の知識、最高! これがやりたかったんだよ!これで土小人の地位アップ&貴族の鼻を明かせるぜ!)
「それじゃ細かいのは君たちに任せる。工事の詳細が決まったら教えてくれ」
アノンは建設プランを土小人たちに丸投げし、工場を後にする。
職人たちは新たな挑戦に燃え始めていた。
一か月後。
問題が起きた村の崖に、土小人技術団の傑作が姿を現した。
銅と魔石で強化された管が、谷を越えてリーザ川から水を運ぶ「アノン橋」。
村の広場では、清らかな水が噴水のように流れ出し、村人たちが歓声を上げた。
「水だ! 水が戻ったぞ!」
「土小人族、ありがとう!」
村人たちの感謝に、土小人たちは「いやいや、俺らは王子に従っただけでさあ!」と照れ笑い。
平民の人間や四腕たちから直接感謝されるなど、なれなくてむず痒いのだ。
変態職人たちは「ヒャッハー! やったぜ!」と槌を振り上げ、祝宴の準備が始まった。
一方王宮の大広間では、貴族たちが渋い顔で報告を聞く。議長の法神官が「まさか、本当に成功するとは……」と呟き、アノンはニヤリと笑った。
「では約束通り、土小人技術団の地位を上げてもらおう。今後は土小人技術団に何かを依頼する場合は平均技術職と同じだけの費用を要求する。また、私の管轄以外の土小人についても、種族を理由にした賃金の格差は禁ずるものとする。また、今まで法に記されながらもないがしろになっていた土小人への不当な暴力行為などもしっかり取り締まることを今回の報酬とさせてもらおう」
貴族たちが「それは……」とざわめく中、アノンははっきりと断言する。
「その価値はあると思うが?これを利用すれば、水がなくて開拓が難しい場所も水源確保ができる。そして今のところ、彼らの協力なくしてはこの技術の展開や発展は無理だ。国力の増加を考えれば、これは破格だと思うが、いかがか」
「議長、アノン王子の発言は正しいと思われます。今回の件を受けて、開拓地の候補が広がりました。また村同士での水源トラブルが減ることを考えますと、対策費も抑えられます。試算結果はここに。また、土小人……多くの亜人への暴力行為も、現在の法を追従するだけであります。その取り締まりは、我が国の法に叶うことなれば」
家庭教師でもある法税官が、疲れた顔で報告書を提出。
そこにある表やグラフはアノンが考えだしてわかりやすくなったそれであり、そこにある数値からも国力がいかに上がるのかがわかりやすく記載されている。
「くっくっく……議長よ、異論をはさむ余地はあるまい。これをはねのけるならば、我々はこれ以上の成果を土小人族抜きで達成できることを示さねばならん。さらにはこれ以下の偉業を果たしたところで、褒章は相応に少なくせざるを得なくなるぞ?」
国王の笑い声と、その言葉に、議長含む貴族たちは静かに頭を垂れるのであった。
土小人……そして多くの亜人たちの扱いが正式に変わった、静かなる革命の第一歩であった。
夜、フィルディ村の祝宴は最高潮に。
夕方にやってきたアノンは宴の中心で、村人たちと共に土小人たちに囲まれる。
長が短い腕を酒瓶とともに突き出し
「いやあ、それにしても王子、どうやってこんなこと思いついたんでさぁ?」
と聞くが、アノンは笑ってはぐらかした。
「いや、たまたまだよ。ベッドで寝そべりながら机のコップに植物の茎を差して水を飲んでたら急にたくさん流れてきたことがあってさ。そのとき、もしかしたら水の流れには高さが重要で、何かの力がかかってるんじゃないかって。サイフォンって名称は……まあ、なんとなくかな?」
そう謙遜するが、内心では
(知識チート無双!物理知識最強!これからもガンガンいっちゃう?武器とか兵器、もっと大きいものも作っちゃう?)
とガッツポーズをしているアノンである。
だが、その時、若い職人の呟きが耳に飛び込んできた。
「そうだとしてもアノン様すげえな。空気中の魔素があんな運動起こすなんて、誰も思いつかなかったぜ」
アノンの動きがピタリと止まる。
「……魔素?」
長が酒を片手に説明を始めた。
「ええ、模型の実験の後、予算の相談をしてた法税官どのに頼んで一緒に調べたんでさあ。あの模型の水、実は魔素同士の反発で流れてるってさ!」
アノンは目を点にし、「え、ちょっと待って。魔素って何!? サイフォン効果は圧力の差で――」と言いかけるが、長が続ける。
「法税官殿が言うにゃ、水の魔素と風の魔素が混ざりつつ反発して、水源の魔素と地の魔素との距離に応じて力が流れるって話ですぜ。それで管を超えて崖を越えたってわけでさぁ。いや、あっしも最初はビックリしたました!」
アノンの頭の中で、前世の物理法則がガラガラと崩れる音がした。
サイフォン効果は純粋な物理現象のはず。魔法も魔素も関係ない。なのに、この世界では――あれ?
(え、待って待って!もしかして『物理法則』そのものが違う……ってコト!?じゃあ 俺、完全にぶっつけ本番で約束しちゃったの!? たまたま結果オーライだっただけ!?)
つまりそういうことである。
そもそも魔法が普通にあるわけで、物理法則が同じになっているわけがない。
これではせっかく覚えている「〇〇のヒ・ミ・ツ♪」シリーズもあてにならない。
(やばい、次、適当に何かやったら大失敗するんじゃ……)
宴会でヒャッハーする土小人と村人たちを見据えながら、アノンは四腕に鳥肌を立てていた。
「王子!次は何を作るんで!あっしら、王子のいうことを信じてこれからもついていきますぜ!」
「そうですぜ!なんかすごい兵器とか魔法道具とかつくっちゃいますか!?」
ヒャッハーたちが、酒瓶を片手に陽気にそういってくる。
トンテンカンと槌の歌を歌いながら、村人たちと楽しんでる姿をアノンは優しい目で見据えて――
「うん……そういうのよりは、みんなのちょっとした問題を助けるものを作りたい……かな?」
おおお!さすが王子!
争いよりも我らのためを思ってくださる!
アノンを喝采する声を聴きながら、アノンは遠い目をするのだった。
一方そのころ、王宮内総合図書室。
「「どうしてこうなった!!」」
カリカリとひっきりなしに鳴っているのは最新型筆記用具『ボールペン』の音。
そして悲鳴を上げる男女の声が図書室に響く、その場所でー
「うおおおおお!!アノン橋の技術公開に手続きぃぃぃ!!土小人技術団への報酬システムの変更に法整備、それに取り締まり強化の枠組み作りががががが!!君!こっちの書類の清書を頼む!!」
「いやあああああ!書類もういやぁぁぁ!!」
いつもの二人が修羅場っていた。
「法税官さま!私はただの司書なんですってば!法税官じゃないんですよおおお!うああああん!なんで私まで徹夜してるのおおお!?」
「君が手伝えることがあれば何でも言ってください、って言ってくれたんじゃないか!わはははは、期待してるぞおおお!?」
「こういう意味じゃないんですうううう!お弁当とかお茶くみとか肩もみとかで女子力アピールしてるんだからわかれやあああああ!!」
「ははははは、肩をもんで書類が片付くなら私は誰の肩でも揉むし足でも舐めるとも!」
「ちくしょう、ちょっといいシブオジだと思ったのに幻滅だよ!!」
そして始まりそうだった何かが勝手に終わろうとしていた。
「だいたいこれ法税官じゃないと勝手に書いちゃいけない書類でしょう!私に回さないでくださいよ!」
「大丈夫だ、君は今法税官の見習い扱いだ。私の指示の下でなら問題ない。もちろん正式な法税官になるには試験を受け合格してもらう必要があるが、実務経験が二年あればカリキュラムの座学授業は大半免除になるぞ!」
「え、聞いてない。……って私が法税官!?ほんとですか?」
ただの平民がまさかのエリート出世である。
「うむ、二級以上の法税官の下での見習いとしての実務経験と担当者の推薦があれば可能だ。君にはこれからも私のそばで手伝って欲しいからね。……あとお弁当、おいしかったよ」
「え、やだ……バカ////」
そして終わった何かがまた始まろうとしていた。
とある法税官夫婦のもとに
「先生!夫人!活版印刷を考えました!」
という声とともに王子が駆け込んでくるまで、あと三年。
別作品を書いているので、途中だったこっちも切りがいいところまで書き上げました。
現在は
「星と魔法の交易路 ~ボロアパートから始まる異世界間貿易~」
https://ncode.syosetu.com/n0727kf/
を中心に書いていますが、こちらの自由帝国の王も合間に進めていこうと思います。




