さいしょ
掲載日:2026/10/05
私は書くことが好き。
小さい頃、テレビから聞こえてきたフレーズを一生懸命書き写してた。カレンダーの裏紙に。それを見たおばあちゃんが、「上手だ」と褒めてくれるのがうれしかった。そうして書いているうちに、どんどん達筆になった。綺麗な字というよりは、勢いのある字。つまり達筆な字。小さい頃は「字が上手」と褒められていたけど、大人になってくると、「達筆」と言われるようになった。綺麗じゃないけど、達筆。良いのか悪いのか分からないけど、悪くはない。
「達筆」は褒め言葉だと思っている。だから、ますます字を書いた。そして、字を書くのが好きになった。
字を書くことが好きなのではなく、褒められることが好きなだけかもしれない。




