プロローグ
初めまして。しし まいまいです。
小説に関しては、まったくの初心者です。
どうか、温かい目で見守ってください。
投稿頻度は少ないですが、ご容赦下さい。
AM:4.30
夜の面影が残る、静けさの中で
目覚まし時計が鳴る。
布団に潜り込み、抵抗の意を示すが
当然、目覚ましが鳴り止むことはない。
2分程格闘したが、止まることのない
音に耐えきれなくなり
布団から這い出る事となった。
夜ふかし気味という訳ではない、
ただの毎朝の日課である。
手早く着替を終え、近くの公園まで軽く
ランニングをする。
朝の気温の低さと、温まってきた体の熱が
頭を徐々に覚醒させていった。
AM:6.00
「風呂に入る時間は、、あるな。」
それなら、とタオルと着替をもって
風呂場に入った。
さっ、と身体を洗い湯船に浸かる。
使ったばかりの筋肉が、温かいお湯にほぐされる。
心地よい疲労感が来たところで力を抜き
、、、暫く、時の流れに身を任せた。
AM:6.40
制服に着替えて、朝食を取る。
出来立てのご飯に、お味噌汁と野菜ジュース
シンプルだが、とても安心するのだ。
身だしなみを整え、家を出る。
勿論、鍵は掛け忘れない。
駅のホームを歩いていると、見知った顔が
あった。
「おっ!っと…なんだ○○か、おはよう」
「寺崎か。あぁ、おはよう」
なんだとは、なんだと問い詰めたい気もするが、
私は、出来る子なのだ。華麗にスルーする。
「○○お前、進路決めたか?」
唐突に、来た質問に固まるも思考を開始する。
一度は、聞かれる。
進路、これからの人生、未来のこと。
だから、こう言った。
「…まだ、未定だ。」
「そうか、俺はな…と、、し…い。」
、、、よく聴こえなかった。
何と言ったのか、聞いても答えてくれなかった。
暫く、通路を歩き、
改札をくぐり、駅から出た。
さっきの質問の回答を考える。
答えは、でなかった。
グワォンン"ッ!?
突然、揺らぐ視界、階段を踏み外した足、
、、、なにが、どうなっ、、、。
その日、階段を踏み外した私は、
意識を失った、、、。
AM:8.46
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