54・塞翁が猫
ライゼー様とヨルダ様、それにお手伝いのクロード様とサーシャさんが情報整理と文書対応の激務に戻られた後、俺とリルフィ様達は、引き続き優雅なお茶会を続行した。
しかしクラリス様は若干おねむであり、ウサギ状態のピタちゃんと寄り添ってコタツでお昼寝。
このコタツ、電熱式ではなく、魔力で適度に保温しているため、低温火傷やその他もろもろの危険性がない。おふとんのよーに安心しておやすみいただける仕様である。
というわけで、現在お話をしているのはルークさんとリルフィ様のみ。
天板で丸まっていた俺を、リルフィ様はもふもふと揉みほぐしながら自然に胸元へ抱え込む。もうだいぶ慣れた。けどオキシトシンとドーパミンの分泌やべぇ。
「……正弦教団……はい。書物で見かけたことはあります……」
博識なリルフィ様! やはりご存知であった!
「私の魔法で調べたところ、リオレット様の暗殺計画には、その組織が関わっている可能性が高いようなんです。有名な組織なんですか?」
「そうですね……規模などの詳細は不明ですが、組織としての名前だけは、それなりに……というより、組織名すらまったく知られていないようだと、仕事の依頼も届きませんから……」
納得の理由である。悪の組織も、客商売の場合には認知度と窓口が必要であろう。
「暗殺以外にも、諜報活動や情報の売買、密輸や亡命の斡旋などを手広くおこなっている、非合法の傭兵集団です……成立はおよそ五十年ほど前と言われていますが、その成立の経緯や内情まではわかりません……ただ、一説には……『魔族』の下部組織ではないかとも、噂されています……」
「ほう。魔族……は? 魔族?」
まぞく? ウィル君とかアーデリア様のお仲間の、あの魔族?
「えっと……それは、信憑性の高い噂なのでしょうか?」
「それはなんとも……もちろん構成員のほとんどは魔族とは無関係のはずで、トップが魔族なのか、あるいは魔族と協力関係にある誰かなのではないか、という噂話があるようです……というのも、『転移魔法』を使用したとしか思えない、鮮やかな暗殺が何件かあったそうで……また、魔族との関連を匂わせているのに、組織が魔族から滅ぼされていないという事実も、この噂話の根拠になっています……」
ケツ持ちのヤクザならぬ、ケツ持ちの魔族という話?
だとすると、これって……!
俺はメッセンジャーキャットさんに伝言を託した。
宛先は、王城かルーシャン様のお屋敷にいるはずのウィル君。
内容はもちろん、「リオレット様を狙う暗殺者は、『正弦教団』という人達っぽい」というじんぶつずかん由来の情報である。
――正弦教団なる組織が、本当に「魔族」の関係者ならば、身内のウィル君の交渉次第では手を引いてくれるかもしれない。あるいは、その暗殺者さん達から「アーデリア様」の存在がバレる危険性もあり、どちらのパターンにしても事前の情報共有は必須と思われる。
そして晩ごはんの後。
クラリス様とリルフィ様には、「ちょっとルーシャン様のところへ行ってきます!」と告げ、俺はウィンドキャットさん(ステルス仕様)にまたがり、宿の窓から夜の街へと飛び出した。後の警護はピタちゃんに任せた!
ルーシャン様のところへ行くのは嘘ではない。ウィル君は現在、ルーシャン様のお屋敷に滞在している。
ただし姉のアーデリア様もご一緒なので、そのまま踏み込むわけにはいかない。メッセンジャーキャットで、ウィル君を屋敷の外……お庭の一隅とかに呼び出す必要がある。
眼下に広がる王都の夜景は、まるで星空のよう……とでも言えれば風情もあったのだが、生憎と夜空にバカでかいお月さまが出ており、街の明かりが月の光に完全に負けている。建物の輪郭までくっきりである。
下から見上げられたら、月を横切るウィンドキャットさんと俺の影がくっきり見えてしまうところだが、新たに実装されたステルス仕様は伊達ではない。ステルスとゆーよりインビジブル。またがっている俺の姿も一緒に隠してくれる、いわば「姿隠しの結界」に覆われた状態である。
中忍三兄弟の隠遁技術を応用、付加した新技術であり、これによってルークさんの隠密性能はまた一段と向上した。
……ウィンドキャットさんについては、「転生初期の山中でコレを使えていたら、あんな苦労は……」と、いつも思うのだが、しかし結果としてあの日々のおかげで風の精霊さんとの縁を得られたし、その導きによってリーデルハイン家にも辿り着けた。
つまり最初からウィンドキャットさんを使えていたら、クラリス様やリルフィ様に巡り合うこともなかったとゆーことである。
人も猫も、万事塞翁が馬。幸か不幸かという判定は、その瞬間を切り取っただけではなかなか難しいものなのだろう。
ルーシャン様のお屋敷上空まで来ると、眼下の庭にはもうウィル君の姿があった。
庭の菜園……というか、薬草園っぽい区画。隅の方に、自然石を加工した据え置き型のベンチ的なモノがあり、ウィル君はそこで月明かりを頼りに本を読んでいる。
そのすぐ傍まで降り立ってから、俺はウィンドキャットさんのステルスを解除した。
「ウィルヘルム様、こんばんは。夜に呼び出してしまってすみません」
「ルーク様……! いえ、とんでもありません。むしろご足労いただき恐縮です」
さっと立ち上がったウィル君。深く一礼したが、周囲を警戒してか、すぐさま自然体で俺を抱え込み、ベンチに座り直した。
「屋敷の方々に見られると厄介です。失礼ですが、遠目にはただの猫のふりをしていただければと――」
「はい、私もそのほうがありがたいです。で、さきほどお送りしたメッセージの件なのですが」
ウィル君の表情が曇った。
「……正弦教団には、確かに魔族が関与しています。ただ、我がコルトーナ家とは別の家でして……敵ではないにせよ、正直に言ってあまり仲は良くありません。暗殺停止の交渉も、不可能ではありませんが……おそらく不釣り合いな交換条件を出されるかと思います」
やはり魔族絡みではあったものの、そう上手くはいかないのか……
「仲の悪い家ですか……魔族の内部でも、権力争いとかあるんですか?」
「人の社会のそれとは少し違うはずですが、そもそも自己中心的な方が多いので、火種はそれなりにあります。権力争いというより、隣人との付き合いの中で、仲の良し悪しがあるという程度の話です。『正弦教団』を従えているのは、『バルジオ家』という、純血の魔族が率いる名家です。これは人間社会には知られていないことですので、ルーク様もご内密に願います。彼らには、外の人間達を使い捨ての玩具と見なす悪癖がありまして……コルトーナ家などは魔族の中でも穏健派なのですが、バルジオ家は、いわゆる世間一般の『魔族』のイメージにより近い存在だといえるでしょう」
魔族さん……やっぱりウィル君やフレデリカちゃんみたいな、優しい人ばっかりじゃないのですね……仮にそんな人ばっかりだったら、そもそも世間から恐れられていないか。
「このバルジオ家は、人間社会を混乱させて遊ぶための手駒をいくつか所有しており、正弦教団もその一つです。ただ、正弦教団はあくまで顧客相手の商売をこなす営利組織でもありますので――大半の依頼には、バルジオ家は一切関わりません。リオレット殿下の暗殺計画とも、現時点では無関係でしょう。姉がここにいることにもまだ気づかれていないとは思いますが……これは、希望的観測かもしれません」
「知られたらどうなります? 手を引いてくれる可能性はありますか?」
「……交渉になります。たとえばですが、交換条件として、私や妹のフレデリカを、配下の誰かと結婚させようとする可能性があります。もちろん、『人質』という意味です。姉上がそれを許すはずはありませんから、こじれて抗争になるかもしれませんし、そうなればバルジオ家も面子を保つために、自ら出張ってでもリオレット殿下の暗殺を成し遂げるでしょう。また……交渉を抜きにして、即座にリオレット殿下を殺しにかかるという流れも考えられます。『コルトーナ家に一泡吹かせてやった』という勲章作りのために、です」
ルークさん、脳内メモ。『バルジオ家は、てき』
そういうことをやらかす輩は概ね敵である。フカー。なお、怖いので戦う気はない。
「交渉の持っていき方次第では、こちらの借り一つ、という程度で収まるかもしれませんが――それは私一人では無理ですので、両親やその他の魔族にも協力を仰ぐ必要があります。ルーク様にもご迷惑がかかりそうですので、あまり大事にはしたくありません」
「わかりました。引き続き、アーデリア様の正体は隠す方向でいきましょう。正弦教団の末端の人達は、アーデリア様の顔とか知らないんですよね?」
「西方ではともかく、こちらの国々では知られていないはずです。また末端の構成員は、そもそも組織の背後にバルジオ家がいることすら知りません。『魔族の下部組織かも』という噂自体は世間にも流布していますが、それを事実として知るのは、正弦教団の幹部にあたる数人だけです」
ウィル君ルートから暗殺者を退かせるのは、どうやら難しそう。やはり襲ってきたタイミングで返り討ちにする必要があるのか……
「ルーク様、ふと思ったのですが……正妃に暗殺を諦めさせることはできませんか? たとえばですが……ルーク様の魔法で、正妃に幻覚などを見せ、虚偽の脅しをかけるとか……」
「うーーーーーん……そこまでなんでもできるわけではないんですよね。美味しい食べ物で釣るとか、かわいい猫さんで和ませるとか、そういう手段ならあるのですが……そもそも正妃様、猫はキライっぽいので」
「……あまり良い案でないことは承知ですが、逆に正妃を暗殺したり――」
「それは絶対ダメです。今、正妃様が亡くなると、世間や貴族からは『リオレット様の仕業』と思われます。政治的な影響力をお持ちでないリオレット様にとってはかなりの痛手ですし、場合によってはそれこそ内乱の危機に……」
そこまで言いかけて――俺は、猫目を見開いた。
縦に開いた瞳孔、そこに映ったウィル君の美形は困惑気味である。
「ルーク様? どうかなさいましたか?」
「いえ……ちょっと……気になることができてしまいまして……」
内乱の危機。
そう、問題の根っこはここである。
リオレット様は内乱を恐れて正妃を暗殺できない。できたとしても性格的にやらんだろーけど、いずれにせよ、ライゼー様が「できない」と断言する程度にはビミョーなお立場である。
また王位についた後でも、『正妃の閥』に反乱の口実を与えないために、暗殺を目論んだ正妃の処刑すらできそうにない。
なのに、正妃様はライゼー様との会談の時、なんて言った?
『第二王子リオレットが王位を継いでしまえば、リオレットは私達親子を決して赦さない』
『おそらく私達は殺されます』
俺はこれを、「リオレット様に対する警戒心」「ちょっと病んでる正妃様の思い込み」と、決めつけてしまった。
しかし……もしもこれが、正妃ラライナの思い込みではなく、「根拠」がある話だとしたら。
しかもその根拠が、リオレット様のあずかり知らぬところで進んでいた事態だとしたら……
正妃からの『暗殺者派遣』が、単なる正妃の暴走ではなく、彼女にとっては正当な『対抗手段』だったとしたら?
「……ウィルヘルム様、少々お待ちいただけますか。ちょっとだけ、魔法を使って調べ物をしますので」
「はい? ええ、大丈夫です」
ウィル君は俺の背を撫でながら頷いた。傍目には猫に懐かれているよーにしか見えぬであろう。
そして俺は、『じんぶつずかん』の精査を始める。
正妃様の近況をさかのぼり、少し前、もうちょっと前、さらに前……あ、コレか?
『避暑地のレナード家別邸にて、ラライナは自らの直感により、使用人に化けていた刺客の存在を見破る。兄のオプトス・レナード公爵がこれを撃退し、刺客は取り逃がしたものの、遺留物から第二王子派の関与を疑う。なお刺客の正体は、暗殺ではなく諜報を目的としたレッドワンド将国の密偵であり、露見した際には第二王子リオレットへ罪を着せ、内乱の種を撒き禍根を残すよう指示されていた。』
………………………………あのさぁ。
いやほんと…………えええー……
これ何年前? あ、三年? うーん……
国家間の謀略って、どうしてこう…………いや、何も言うまい。
いつぞや、超越猫さんは笑いながら『人類を討伐するルートが本命』とか仰ってたけど、たとえば何百年単位でこういうのが続いてたりすると、神様目線では「滅ぼしちゃえ☆」になってもしゃーないよーな気がしないでもない。積極的に滅ぼすまではいかんでも、「めんどくさっ……関わらんとこ……」で、放置みたいな。
とりあえず亜神のルークさんとしては放置したい……が、そうもいかぬ……
あまりにビミョーな顔をしていたのか、俺を心配したウィル君が、恐る恐る囁いた。
「あの、ルーク様……何か良からぬ状況に……?」
「あ、いえいえ、大丈夫です。なんでもないです」
こういうグダグダ陰謀話を読んだ後に見るウィル君のご尊顔、麗しい……男女問わず、「顔が良い」というのは武器である。
ルークさんも、顔はともかく「毛並みが良い」という褒められ方はよくされるので、最近になって多少は(猫としての)自己肯定感が出てきた。もっふもふである。
……ともあれ正妃様の暴走は、本人的には「仕返し」であり、「やられたらやり返せ!」の感覚だった模様。
濡れ衣を着せられたリオレット様はとんだとばっちりである。
つか、ラライナ様も「それだけ恨まれる心当たりがある程度には、第二妃への嫌がらせをしていた」という事実があればこそ、敵国の謀略に見事引っかかったわけで、やはり人間、真っ当に生きるに越したことはない。
さて、この一連の気づきをどう扱うか。
――何分にも、『じんぶつずかん』の記載以外に証拠がない。
最近になって転生したばっかの猫が、数年前の闇に葬られた諸々の裏事情を知っている、などというのも不自然極まりなく、ちょっと扱いに困る情報である。
……今後どうするかは、落ち着いてじっくり考えよう。
所詮は一介のペットなんだし、めんどくさかったら放置でもいいか……いいな! よしとしよう。
その後、ウィル君との相談の結論は、こんな感じに。
「……正弦教団については、魔族のルートから接触するのは避けましょう。バルジオ家に借りを作るくらいなら、相手の正体など知らないふりをして、正弦教団そのものを叩き潰すほうがまだ楽かと思います。魔族は基本的に、『無礼には力で対抗する』ことを是としていますので、『姉上の友人を狙った』以上、力で反撃する分には向こうも文句を言えません」
……なかなかの過激発言。
いやまぁ、『純血の魔族』に出てこられるよりは、『ただの暗殺者集団』のほうが相手としてまだ与しやすい、とゆー話であろう。
まかり間違って「純血の魔族同士の潰し合い」とかになったら目も当てられぬ。
ウィル君との会話が一段落し、さて、そろそろルーシャン様にも会っていこうかと思った矢先――
夜空に、ひとすじの青い流れ星。
……こっちに向かってくる!?
気づくなり、俺は咄嗟に叫んでいた。
「猫魔法! キャットバリアーーーーっ!」
『フカーッ!』
たちまち、俺の足元からぶわりと閃光が前へ広がり、そこから飛び出したのは魔力で構成された巨大な三毛猫さん!
どのくらい巨大かとゆーと、だいたい新宿の都庁ぐらいの大きさ。
完全に大怪獣である。
が、能力が「障壁」であるため、その大きさにはちゃんと意味がある!
『ニャウッ!』
お屋敷めがけて飛んできた謎の青い流星を、目にも止まらぬ肉球パンチで一叩き!
流星――のよーに見えた魔力の塊は、遥か夜空の彼方へと弾き返され、星のよーにキラリと光ってそのまま消えた。
なんだったんだアレ。
気づけば隣では、ウィル君が腰を抜かしていた。
唐突に出現したキャットバリアは一瞬ですぐに消え、街は元の姿を取り戻す。魔力でできた実体のない猫さんであるため、建物を壊したりといった被害はない。
……被害を出そうと思えば出せるのだろーが、意味のない破壊をルークさんは好まぬ……だって住民の皆様からのヘイトこわい。そもそもこれからトマト様の市場となる大事な王都であり、そこを壊すなどもっての他だ!
「……びっくりしましたね、ウィルヘルム様。あの流星みたいなの、このお屋敷を狙っていたよーな……?」
ウィル君は頬を引きつらせ、虚空を指差した。さっきまででっかい三毛猫さんがいたところ。
「ル、ル、ル、ルーク様……ね、ねこ……きょ、巨大な、猫、猫が、いま……」
「はい。魔力の障壁を作り、身を守る魔法です。大きさは自在なんですが、空は飛べないので……空からの攻撃に対応すべく、ある程度の高さを確保したらあんな大きさになってしまいました」
………………街のほうも、こころなしか騒がしい。ほんの一瞬とはいえ、やはり目撃者がいた。
キャットバリアは一般人の皆様にもふつーに見えてしまう。ステルス機能も付加できないことはないのだが、咄嗟だと厳しいのだ。
隠蔽には数秒ほどの余計な時間を食ってしまうため、今回のように瞬間的な防御が必要な局面では致し方ない。
まぁ、ごく一瞬だったし、街も壊れていないので――「見間違い」とか「幻覚」とか「酒の飲みすぎ」とか、そのあたりの自己解釈で(ウィル君以外には)納得していただこう。
「私の猫魔法はどーでもいいのですが、それよりあの流星っぽいヤツは……」
「ど、どうでもよくはありませんが……いえ、助けていただいたのですね? 流星というのは、私には一瞬だけしか見えなかったのですが……なんらかの魔法による遠距離攻撃を受けた……ということでしょうか?」
「そうだと思います。暗殺者側の魔導師でしょうか?」
「……はい。しかも、流星と見紛うほど遠くから、高威力の魔法で屋敷を狙い撃たれたのなら、おそらくそれは――」
……魔族の仕業、か。
ウィル君の目つきがやや険しさを増した。
どうやら今夜は、このまま帰ってぐーすかと眠りにつくわけにはいかないらしい。
俺は緊張に毛先を震わせながら、とりあえず平常心を保つべく、後ろ足でボリボリと痒くもない首筋を掻いてみた。
書籍化の初報後、詳細のお知らせが遅くなりましてすみません!
一巻の発売日が8/18に確定しました。
レーベルは一二三書房様の「サーガフォレスト」から、
タイトルは『我輩は猫魔導師である〜キジトラ・ルークの快適チート猫生活』になりました。
(※「チート」が入ります)
イラストレーター・ハム先生のデザインによるクラリスやリルフィ達のイラストに加え、
書き下ろしとして「ルークと精霊さんの山歩き」や「執事さんとのお茶会」「ヨルダ様の称号考察」他いろいろ、合間合間にいろいろ足しています。
一巻のお話はウェルテル様へのお見舞いまで。
久々というか、こちらの名義では初の新刊となりますが、ぜひよろしくお願いします!
なお、特典SSがつく店舗については自分にもまだわからないもので、公式情報、各書店様からの情報をお待ちいただければと――
一応、一二三書房のオンラインストア「123@ストア」ならほぼ確実と思われます(たぶん?)
酷暑に加えてのコロナ再拡大で、今年は厳しい夏になりそうですが、皆様、どうかお体に気をつけて。
自分もまだワクチン打たせてもらえない中年層なので、今夏はおとなしく物書きに集中しようと思います(;´∀`)