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我輩は猫魔導師である! 〜キジトラ・ルークの快適ネコ生活〜  作者: 猫神信仰研究会


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270/288

260・ヘッドハントって明らかに字面が物騒ですよね


 アロケイル王都の、とある集合住宅の屋上。


 夜を迎えたその場所にて、俺はヘンリエッタ嬢とブラジオスさんを前に晩御飯を食っていた。


 お二人にはサンドイッチをご提供したのでそれが晩飯になっているが、俺はウィンドキャットさんに「猫の精霊」のふりをしてもらいつつ、保護予定の母娘と色々話していたので……改めてちゃんとした晩飯タイムである。本当はおうちに帰ってから食べるつもりだったのだが、ブラジオスさんと話しながらさっさと済ませてしまうことにした。


「……あの……失礼ですが、ルーク様が召し上がっておられるそれは、一体……?」


「納豆という発酵食品です。糸が引いて腐っているように見えますが、こういう食べ物です!」


 おいしくて安くて栄養価も高い好物なのだが、匂いがけっこうあるので……クラリス様やロレンス様達の前ではちょっと食べにくい。なのでこういうひとりメシ(※厳密には一人ではない)の時に食べておく。


 ご飯と一緒に納豆を頬張る俺を見て、ヘンリエッタ嬢はしきりに感心していた。


「器用に食べるねぇ……口元のヒゲとか体毛とか、納豆食べるのに邪魔じゃない? 口そのものだって大きくないし、歯も鋭いけど小さいのに……食べにくくないの?」


「そのあたりはあんまり気にしたことないですねえ。お箸も問題なく使えますし」


 黄色い沢庵もポリポリかじりつつ、ずずずっと味噌汁をすする。人間だった頃よりもすべてが大きく感じるので「でかくて食いごたえがあるな!」とは思うのだが、特に不便はない。強いていえばスイカの種すら相対的にでかく感じるので、吹き出しにくいことぐらいか。ただし果肉部分も大きく感じるのでお得感のほうが強い。


 いたって普通のかわいい猫さんの食事風景に、ブラジオスさんは何か言いたげであったが、今話すべきは「突撃・隣のねこまんま」ではない。


 ……実はご本人も気づいていないのだが、『じんぶつずかん』によると、彼はそこそこピンチである。


「ところでブラジオスさん。つかぬことをうかがいますが……同僚の方々とは、うまくいってます?」


「はぁ……? 同僚というと、侯爵家の家臣団の方々でしょうか。特に、問題はないかと思っておりますが……」


 ……だいぶ問題あるんスよね……


『じんぶつずかん』によると、現在、水面下でブラジオスさんの暗殺計画が検討されている。


 理由がだいぶヒドいのだが、「以前は侯爵家の補給担当者が、補給物資の中抜き・横流しをしていた」「王都での補給計画にブラジオスさんが加わったことで、この不正をやりにくくなった」「ブラジオスさんが正式に登用されると過去のやらかしもバレそう」「邪魔だから混乱に乗じて、行きずりの強盗などに見せかけて殺そう!」という……


 そんなことで!? と猫もドン引きしてしまったが、この物資の横流しは単独犯ではなく組織犯、裏社会系の人材が潜り込んだ上でのシノギになっていたらしい。

 最近になって、ブラジオスさんが真面目に帳簿や現物のチェックをし始めてしまったので、このままだといずれは上の人にも「……あれ? 今までの数字がむしろおかしかったのでは……?」と気づかれてしまいそうな……そんな懸念もあるようだ。


 現状、ブラジオスさんは「王都での臨時雇い」という立場なので、古い帳簿のチェックまではしておらず、そやつらの過去のやらかしについては把握していない。だから御本人には危機感が薄く、自分が狙われる心当たりすら持ち合わせていない。


 殺るなら治安の悪い今がチャンス! みたいな思惑もあるのだろうが……これどうすっかな……

 会ったばかりの俺がそんな事情を把握している、というのも妙な話だし、『じんぶつずかん』の精度はあまり人に知られたくないので……ここはすっとぼけて話をズラす。

 今回は要するに、この人の環境を変えられればそれで良いのだ。


「実はですね。私、とある国でとある商会を経営しておりまして……」


「……あの、ええと……そのお姿のままで……?」


 うむ……仮に俺がこの姿のまま店番をしたら「猫のお店」として大繁盛間違いなしであるが、それは許されぬ……怪しい系の魔道具屋とか古本屋とかアンティークショップならワンチャン……?

 そういや前世には、でかい猫さんが接客している大人気のプリン屋さんもあったな……? あのパターンだったらなんとかいけるのか……? 繁忙期になったらちょっと検討を……(※しない)


「私は書類上の商会主という立場でして、表に出る役割は社員さんとか後援者の方々にお願いしています。で、現在、我が商会は広く人材を募集中でして――将来的には各国にそれぞれ支店も作りたいですし、交易だけでなく、それぞれの国にも生産拠点を作りたいのです。メインの商材が生鮮品とその加工品なので、遠方になるほど現地生産を進めていかないと、世界に(トマト様の御威光を)広められません。特に数字に強かったり、商売の基本をわかっている他国の人材は積極的に勧誘したく思っておりまして……」


 話が見えてきたのか、ブラジオスさんが姿勢を正した。晩飯食いながらのゆるふわトークタイムなので、もっと気楽に聞いて欲しい。


「偶然の流れとはいえ私のことも知ってしまったわけですし、私にとっても友人であるコルトーナ家の、遠いご親族とのこと。これもなにかの御縁でしょう。将来のアロケイル支店・支店長候補として、一年ほど他国の店……これから稼働する予定の本店で働いてみませんか? そこで商売や生産のノウハウを学んでいただき、アロケイルが……一年後には別の国名になっているかもしれませんが、この地が次の国家として歩みだした暁には、こっちで支店を開業してほしいのです。もちろんそのための資金はこちらで用意しますし、必要な人材もこれから確保していく予定です」


 猫からのヘッドハントにびっくりして、ブラジオスさんは戸惑っている。

 悪い話ではない……とは思いつつ、詳細が見えない話でもあるので、まだ困惑が先立つのは仕方ない。

 ここでダメ押しである。

 つややかにして深みのある光沢を放つ、真っ赤に熟した大きめの実を、俺はそっと前足に載せて差し出した。


「メインの商材はこちらのお野菜……先程、ご提供したサンドイッチの中にも入っていたかと思いますが、『トマト様』といいます。これを加工した『トマト様のバロメソース』という、パスタに絡めて食べるソースが主力の交易品です。将来的には他にも増やしていきますが、今はまだ生産の手が回らないもので……あ、このトマト様は、このままかじりついて生でお召し上がりください」


 デザート代わりである。

 ……フルーツサンドの後に……? 妙だな……? いや、口の中をさっぱりさせるのにはかえってちょうどよかろう。

 ブラジオスさんは恐る恐る、がぶりとトマト様にかじりつく。

 サンドイッチの中にも入っていたが、他の具材と一緒だったので……「ベーコンやレタスとの相性の良さ」は感じていても、「トマト様単体」の素晴らしさはまだ伝わっていないはずだ。

 それをしっかり味わっていただきながら、俺は目を細めた。


「……アロケイルは、残念ながらまだしばらく荒れるでしょう。人間同士の権力争いですから、私にできることはそう多くありません。仮に物資不足ならば物資をばらまくこともできますが、そういった状況でもない。誰かを支援するにしても、支援するべき人材を見つけられていませんので――」


 おそらくそういった人材は、今後の混乱の中で頭角を表してくるのだろう。しかし今の俺にはそんな人物を探す余裕もその方法もない。

 しかしこのブラジオスさんを「将来の支店長候補」として育て、トマティ商会を通じて、次の国家の発展・安定に寄与することは可能と思われる。

 他国に分割統治されるならそれでも良し。国敗れて山河あり、土地そのものがなくなるわけではない。虐殺だとかやべぇ事態になったら、さすがに介入するかもしれんが……聞けば周辺他国は『国境沿いの係争地・要衝』こそ迅速に抑えたものの、そこから先の進軍には消極的なようで……あんまり火中の栗を拾いたくなさそうな気配もある。


 これはついさっき、ヘンリエッタ嬢が、ブラジオスさんとサンドイッチをつまみながら話していた雑談なのだが……


『とりあえず南側のカーゼルに関しては、こっちの王都まで兵を進める気はなさそうだね。その他の周辺国は、下手に大規模遠征をすると自国の防御がおろそかになるから……アロケイルの公爵家や侯爵家の勝ち馬を支援する形で乗っかって、属国化を検討する流れかな。周辺国同士で外交して、分割統治を狙ってるとこもあると思う。あと……下手に王都まで進軍すると、ここに残っているかもしれない「魔族の怒りを買った技術」を、意図せずに入手しちゃう可能性が出てくる。そうなると次に滅ぼされるのは自分達だから……触らぬ神に祟りなしって感じ?』


 うっかり拾っちゃうかもしれない火中の栗が厄ネタすぎる……という認識か。上層部と末端では認識の差もあるだろうし、遠征先で部下が手柄欲しさに暴走したら、本国側でそれを制止できる保証がないのだろう。この世界には電信などもないので、報告にかかる数週~数ヶ月単位のタイムラグが致命的な失敗につながりかねぬ。


 トマト様を味わいながら、ブラジオスさんがしばし無言で考え込む。

 やがて意を決したのか、彼はゆっくりと顔を上げた。

 

「たいへん……たいへん光栄なお誘いです。二つほど、確認させていただきたいのですが……」


「はい。なんなりと!」


「ルーク様は、この国を……いえ、この世界を、どのように変えたいとお望みですか?」


 いきなり質問の規模がでっかいな!? 一介のかわいい猫ちゃんに聞くことか!?


 もちろん答えは「トマト様が万民から崇められる世界」なのだが、今夜が初対面でもあるし、もう少しオブラートにくるんだほうがよかろう。


「世界を変えたいなどとだいそれたことは考えておりません。今までも、私の飼い主とご家族、そして知り合った方々にとって、より良い在り方を模索してきただけなのです。結果として少々規模の大きい行動もありましたし、魔族のお友達も増えましたが……強いて言えば、トマト様の御威光によって飢餓に苦しむ人々を減らし、同族の猫さん達も穏やかに健やかに暮らせる環境を広げていきたいと願っております」


 模範解答!

 あとは交易網を広げて上前をはねつつお昼寝して暮らしたい……釣りとかもしたい……そして残業時間も減らしたい……

 言ってることとやってることが違うのは不可抗力である。トマト様の覇道のために、その下僕たる俺は、ただ必要なことをやっているだけなのだ……


「……もう一つ。ルーク様はもしや、他の『猫』とも会話ができるのですか……?」


 質問の規模が一気にちっちゃくなったな? 温度差で風邪ひきそう。


「はい! 猫に限らず、犬や馬とも話せます。鳥や魚となると種族が違いすぎて無理なのですが、それが何か?」


「……は。実は、私がこの王都を離れるにあたって、先程の猫が気になっていまして……その、いろいろと世話になりましたし、愚痴も聞いてもらいました。急に私がいなくなると、心配をかけてしまいそうな気もしまして……どこぞの飼い猫であれば良いのですが、身の上を知らないもので……その、たいへん恐れ多いのですが、もしもお手数でなければ、通訳などをお願いできないかと……」


 ……えっ……やさすぃ……


「承ります! いつもあの時間にあの場所で会っているのですか?」


「毎日ではありませんが……私の散歩するルートが縄張りに入っているようで、顔をあわせると寄ってきてくれるのです」


 俺もさっき会ったので、探そうと思えば探せるが……適当に過ごしていれば会えるようなので、そこまでする必要はあるまい。


「では私の眷属を一匹、ブラジオスさんにつけましょう。あの猫さんと遭遇したタイミングで、私のほうに連絡が届くようにしておきます」


 ……ついでに護衛も任せる。今日明日中にどうこうということはなかろうが、遁術の達人、松猫さんを召喚した。彼はキャットシェルターに警護対象を送れるため、再会する時にも都合が良い。


「ニャッ」


 黒い忍び装束をまとい、片膝(?)をついてビシッと畏まる松猫さんの姿に、ブラジオスさんが目を見開く。


「……カーゼル王国のシノ・ビのような姿ですな……? 隠密行動をされている方ですか?」


 ……なるほど。このアロケイルは、国境の南側でカーゼル王国と接している。過去には両国間での紛争もあったようだし、おそらく『不帰の矢』開発の経緯には、「対カーゼル戦で優位に立ちたい」という思惑があったのだろう。


 つい先日、うちで雇用したシノ・ビのカエデさん達もこのカーゼル出身なのだが、個人差はあるものの、個々の武力がおおむね高めなので――おそらくカーゼルの兵は、伝統的にも白兵戦・近接戦にむちゃくちゃ強そうである。


 ゆえにアロケイル側は「遠距離から撃てて広範囲を覆う毒ガス兵器」で対抗しようとしたのだと思うが、それが悪手であった。戦術的には勝ち筋だったものの、試用段階でラスタール家の親族をうっかり殺してしまい、怒った魔族に「めっ」されてしまった。


「こちらの猫さんはカーゼル王国とは無関係なのですが、お察しの通り、隠密行動は得意です!」


「わかりました。それでは――侯爵家のほうには、今夜のことは伏せつつ、よそへ移動する旨の書き置きを残していくことにします。正式に退官しようとすると、あの……現状では、他勢力への裏切りを疑われて捕縛されそうですので……」


 あー……なまじ有能な分、逃げるに逃げられない状況でもあったのか……? たとえ王都から逃げ延びても、手配されたら近隣の街で捕まってしまう。そして守ってもらえそうな対抗勢力の元へ逃げ込むと「やっぱり裏切りじゃねぇか!」となる。どうせぇと。


 ヘンリエッタ嬢が目を細めた。


「そっちは私がやる。将来、支店を任せるんでしょ? 内乱で侯爵側が勝つかもしれないし、だったら裏切りとか敵対を疑われるのは面倒くさい。後腐れないように、『私が一方的に連れて行った』って、はっきりこの人の上司に伝えるよ。理由は、そうだな……『ブラジオス・オルディール男爵は、昨年、アロケイルで殺されたラスタール家の親族と、個人的な親交を持っていた可能性がある。詳しい話を聞きたいから、こっちでしばらく預からせてもらう』ってところかな」


 これはなかなか、ありがたい申し出ではあるのだが……俺はヘンリエッタ嬢を見上げた。


「よろしいのですか? ご面倒では?」


「面倒ってほどのことじゃない。あと……私も、ルークさんの仕事に興味がわいてきた。各国に支店を作るなら、いずれは西側にも、ってことでしょ? どんな商売をするのかだけじゃなくて……『どんな影響があって、どんな変化が起きるのか』も含めて、魔王様の心労を軽くしてくれそうな可能性を感じた」


 ヘンリエッタ嬢はその怜悧な眼差しで、まっすぐ俺を見つめていた。猫はじっと見つめられるのが苦手な生き物なので、ちょっとたじろいでしまう。


「……魔王様の君臨以降、四百年で人間は増えたし、魔導王国が蠢いていた頃に比べたら、各国の行動もそこそこ人道的になったけど――それでも、ここ二百年くらいは同じことの繰り返しになってる。危ない兵器の開発と、その殲滅、技術を封印するいたちごっこ。それ自体は人の業だから仕方ないとも思うんだけど、『思想や制度の進歩』が停滞してるっていうか……むしろ悪いほうに転がっていた国もあった。最近だと『旧レッドワンド将国』もそうだったよね」


 ……確かにレッドワンドは国として末期的状況であった。『魔導師を貴族階級に据える』『血縁には囚われない』という珍しいシステムを実行していたが、結果的に制度疲労を起こし、変革もできないまま自国にも他国にも不幸を振りまいていた。


 今のトゥリーダ様の統治に敵対する勢力がいないのは、「背後の魔族が怖い」とか「飢饉をふせいでくれた」といった理由ももちろんあるが、なにより「以前のレッドワンドはもうだめだ」という認識が、平民どころか貴族階級(=魔導師)にすら広く浸透していたからなのだろう。


 ちなみに「そうは思わない」「この制度を継続していくべき」と考えていた守旧派は、そのほとんどが国王軍かフロウガ将爵の反乱軍に属していたため……これらが瓦解すると同時に権勢を失った。トゥリーダ様の治世が現時点で落ち着いているのには、この影響もある。


「生まれ変わったレッドトマト商国がこれからどうなっていくのか、まだわからないけどさ。でも、あの国があの状況から軟着陸できるなんて、少なくとも私は思ってなかった。だから……ルークさんがこれから何をするのか、できれば近くで見ていきたい。最近のオズワルドがどうしてあんなに楽しそうだったのか、今なら理解できる」


 ……それはたぶん、豆大福が美味しかったからじゃないですかね……?


「……わかりました。それでは近いうちに、リルフィ様とのお茶会もセッティングさせていただきますね」


「ルークさんすき」


 我々のやり取りを横目に、ブラジオスさんは恐縮、困惑しつつも微笑を見せていた。


 ……そして後日、改めて遭遇した白黒の猫さんは、「舎弟が心配やからついてったるわ」とのことで、無事にリーデルハイン領への移住が決まった。縄張りの人口が減ってしまったため、餌の調達先も以前より心許なくなっていたらしい。

 基本的にはブラジオスさんがそのまま飼うことになり、社員寮と個室内にキャットハウスを併設した。今は本社勤務だが、研修を済ませた後は本店へ異動予定である。

 

 つまり俺が猫用デスクで書類仕事をしていると、通りがかった猫さん(本物)が「にゃーん」(王様うぃっすー)などと気楽に挨拶していくようになった。


 舎弟たるブラジオスさんが本店勤務を始めるまでの期間限定の事象であるし、「絵面がかわいい」とのことで、社員の皆様からは割とご好評なのだが……


(あのー。ちょっぴり手伝ってくれたりはしません……?)

「なーん」(ハハッ。無理をいいなさる)


 ……ですよねー……

 机の脇で優雅にお昼寝する同族を眺めつつ、はたらく猫さんは今日も猫背でペンを走らせるのであった――


忙しすぎてうっかり告知をし損ねていましたが、コミックポルカにて三國先生のコミック版猫魔導師・23話が掲載中です……! 7/4に更新されてました(今更)


なお、こちらの次の更新は8/3(日)の予定です。

本来はキリよく8/1(金)から毎週金曜の更新に戻したかったのですが、ギリギリで間に合う気がしないので、追加で少しご猶予を……!

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― 新着の感想 ―
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