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我輩は猫魔導師である! 〜キジトラ・ルークの快適ネコ生活〜  作者: 猫神信仰研究会


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199・幽霊屋敷? そういうのもあるのか


 ホルト皇国における物件探し。

 その候補は当面、六箇所程度に絞り込まれていた。

 そもそもこの人数がまとめて暮らせる空き物件は、この学園都市内にもそう多くない。

 なのでカーチスさんは、「集合住宅をまとめて借りる」「二軒、三軒に分かれて暮らす」などの案も考慮してくれていたのだが……どうしても手狭なら「キャットシェルター」を活用すればいいので、こちらの要望としては『あまり人目につかない』『できれば庭(家庭菜園)付き』という感じである。


 ……いや、家庭菜園はなくても良い。

 なくても良い、のだが……「朝どれトマト様を皆様の朝食にそのままご用意したい」とか「ホルト皇国の気候風土でどう育つかの検証」とかを考えだすと、あるならあったほうがいいかな……って(未練)

 あとその畑では猫さんが働くわけで、やはり人目は少ないほうが良い。


 人気の物件は便利な商業区に集中しているようだが、我々の場合、飲食物の買い出しなどもコピーキャットやキャットデリバリーでどうとでもなるので……家賃が高くて狭くなりがちな区画にこだわる必要もない。


 というわけで「周囲に人目の少ない一軒家ってあります?」とカーチスさんに聞いたら、候補の中にも一軒あった。


「おすすめはこの一軒に絞りましたが、似たような空き物件は他にもありますので、そちらもご内見いただけます。ただ……それらはクリーニングどころか、リフォーム、修理が必要なものが多く、この時期は職人達も忙しいので、そちらを選ばれた場合には、入学時期に間に合わない可能性が……」


「職人については伝手つてがあるから大丈夫だ。許可だけ貰えればいい」


 オズワルド氏の言う伝手とは、表向きは『正弦教団』関係なのだろうが、実際には『雉虎組』のことである。ややこしい。

 ちなみにオズワルド氏は『魔族』であることをカーチスさんに話していないので……たぶん『同行したネルク王国の貴族』だと思われている。


「左様でしたか。あの、資材なども?」

「ああ、問題ない。もし足りないものがあったら、リスターナ子爵の知り合いの商会にも頼らせてもらおう」

「は。承りました。ご用命の際はなんなりと――」


 リスターナ子爵の態度を見たカーチスさんは、こう考えたはずである。

「このオズワルドという家名を明かさない貴族は、伯爵以上の地位……あるいは、ネルク王家の王族の一人かな?」と。

 ハハッ(乾いた笑い)


 現状、オズワルド氏の正体を把握しているのは、ホルト皇国皇家の一部、上級官僚の一部だけであり、もちろんそれぞれに箝口令かんこうれいがしかれている。

 人の口に戸は立てられぬのでいずれ世間にバレるだろうが、それは織り込み済み。「トマト様の苗を譲ってもらったお礼に転移魔法を使った」「その過程で仲良くなった」という情報操作はすでに終わっているので、変なデマとか間違った憶測とかが入り込む余地もない。


 そして次の物件への移動中、リスターナ子爵がカーチス氏に今朝の話を振った。


「そういえば、レイノルド陛下から離宮……別荘の使用許可もいただいてましてね。どういう場所なのか、ご存知ですか?」

「なんと……!? ……いや、しかし、あまりおすすめはいたしません。環境は良いのですが、校舎までが遠いのと、この人数でも持て余す大きさですので……あちらは使用人を含めて、三十人から五十人程度で暮らす建物です。現実的には一部を間借りすることになるでしょうが、数日間の短期滞在ならともかく、日々の生活と通学には不向きかと思われます」


 ……想定以上にでけぇな!? あとアレだ、その規模だと常駐の管理人さんとかいそう。そうなると猫が好き勝手にリラックスできぬ。


「来年度から入学される皇家の方も、滞在先は商業区になるようです。決して豪奢な建物ではないのですが、利便性の良いところを選んでおられました」


 やっぱり最初の物件がイチオシだったっぽいなぁ。

 前世の不動産界隈では、成約率を高めるための接客テクニック的なものがあったが、このラズール学園にそういうのはない。そもそも学園内の全物件はこの「不動産管理部」によって管理されているので、ライバル業者がいないのだ。また成約したからといってボーナスが発生するわけでもなく、当然のようにノルマもなく……


 そもそも一般生徒の大半は、相部屋ありの安い学生寮へ適当に入る。有り得ない仮定であるが、もしも留学生が「クロード様一人」とかだった場合、滞在先は学生寮一択である。


 こういった物件をわざわざ下見してまで借りるのは、貴族、富豪、あとは教師や講師、職員とその家族、店を開きたい商人などだ。教師や職員でも、独身であれば便利な立地にある独身寮のほうが楽だったりする。


 肝心の離宮は、敷地内にある湖と森林の傍で――たぶん皇族の避難所も兼ねているのだろう。想定しているのは戦争ではなく、城側にある居住区画の火災とか改修とか、あと政変とかだと思われる。

 

 そして本当に遠い。

 さすがに馬車で何時間もかかる距離ではないはずなので、宅配魔法を使える我々ならば許容範囲なのだが……「徒歩で毎日通うのはちょっと」というカーチス氏のご意見は実に真っ当である。もっと近い物件が他にもあるのだからなおさらだ。


 離宮は最後というか、「別に見なくてもいいや」ぐらいの勢いで保留とし、我々は次のオススメ物件へと馬車を進める。


 その道中、クラリス様とロレンス様は顔を寄せ合い、一緒に学園内の地図を覗いていらした。尊い。

 あまり正確な縮尺ではなく、テーマパークの略図みたいな感じだ。込み入った区画は拡大気味になっているが、農業区画などはだいぶ縮小されている。


 正門から入って、正面に学業区、左に商業区、右に研究区――その先に居住区がぽつぽつとあり、複数の運動場や演習場が点在し、中心付近には大講堂やら運営事務局やら……そして小規模ながら、第二、第三の商業区や学業区、研究区も随所にある。

 皇都に隣接する形で、第二、第三の街があるよーな規模感だ。

 実習・研究名目の農業区は、この地図では省略表記されているのだが、実際にはかなりの広さがあり、もはや自給自足すら可能と思われる。


 次の物件は、その農業区にあるらしい。

 農学系の教員が数年前まで家族で住んでいた一軒家で、校舎からちょっと距離があるために人気があまりなく、現在は空き家になっているとのこと。


 商業区から十分ほど離れ――のどかな田園風景が広がる中に、やがて小規模な林が見えてきた。

 その木々の隙間から、二階建ての瀟洒な洋館……の、一部が見える。

 少し脇道に逸れる感じだが、見るからに閑静な場所である。木々が深めなので、人目がないのも良い。

 まあまあ大きい家でありながら、我々にとっては決して大きすぎない手頃なサイズ感――リーデルハイン子爵邸より少し小さいくらいで、余裕をもって住めそうだ。

 周囲の林が家庭菜園への視線も遮ってくれそうだし、猫さん達による樹上警備もできそうだし、アレはかなり好条件なのでは?


「あ、次はあそこですか?」


 ベルディナさんが手綱を操作しようとしたら、カーチスさんが慌ててこれを制止した。


「いえいえ! 道はこのまままっすぐで……あそこは違うのです。一応、空き家ではあるのですが……とてもとても、おすすめできるような物件ではありません」


 ほう?

 気になる言い方である。

 リスターナ子爵も「あ」と声を漏らした。


「……もしやあれが、『カルマレックの幽霊屋敷』ですか……? そうか、ここが噂の……」

「……ああ、リスターナ様はやはりご存知でしたか。最近の学生達は、もう知らない者が多いのですが……内部もかなり傷んでいるはずです。今はもう、人が住める状態ではないでしょう」


 ゆうれいやしき。

 よくない。

 それはよろしくない。

 ビビリのルークさんは尻尾を丸めてリルフィ様のお胸に顔を埋めたが、なんとロレンス様がおめめをキラキラさせてしまった。


「あの、詳しいお話をうかがっても?」


 そうか……ロレンス様は怪談とか大丈夫な子だったか……そういやダンジョンにも興味津々だったが……さすがに「探検したい!」とまでは言い出さないだろうが、読書家だけあって好奇心も旺盛である。


 リスターナ子爵が声をひそめた。


「私も詳しくは存じませんが……カルマレック氏というのは、数代前のホルト皇国・宮廷魔導師です。亡くなったのは五十年ほど昔で、あの屋敷は晩年、学園で客員教授をしていた彼の住宅、あるいは魔導の研究所として建てられました。彼はそこで、『不老不死』、あるいは『延命長寿』に関する薬品の研究をしていたようなのですが……志なかばで亡くなり、その後、別の貴族があの屋敷を借りたのです。そして、『夜中にカルマレック氏の幽霊を見た』と、騒ぎになりました」

 

 ……なんかフツーだな? 思ったより怖くない話だな? 猟奇殺人事件とか非合法の人体実験とか謎の集団失踪とか、そこまでの厄ネタではない感じ?


 俺が「え、それだけ?」みたいな顔をしたせいか、クラリス様が俺の顔をカーチス氏の視界から遮るように身を乗り出し、追加の質問をしてくれた。


「リスターナ子爵がそれをご存知ということは、在学中にもそのような噂があったのですか?」


「ええ、私がラズール学園に通っていたのは二十年以上も昔のことですが、当時も噂になりました。いわゆる『肝試し』に入った学生数人が、カルマレック氏の幽霊を実際に見てしまい、高熱を出して寝込んだと……確かあの後、当該物件は不動産管理部のほうで立入禁止にされたのですよね?」


 カーチス氏が神妙に頷く。


「はい。私も事務手続きに関わりましたので、よく憶えております。まぁ、その前から、老朽化のために長く立入禁止にはなっていたのですが……なかなか凝った建築物でもあり、取り壊すのは勿体ないということで、放置されていました。そして相次ぐ幽霊騒ぎのせいで、『取り壊すと呪いがあるのでは』などと言い出す者も出てきまして……結局、『いずれ朽ちるだろう』という判断の下、そのままになっております。また取り壊したところで、特に有効活用するあてがない土地でもありまして……」


「幽霊なんて、本当に出るんですか?」


 クロード様が改めて問うと、カーチス氏はしばらく黙り込み――観念したように、はっきり頷いた。


「……あそこに関しては、本当に出ます。私も目撃者の一人です」


 うわぁ……リスターナ子爵も目を見開いた。


「カーチス殿? まさか貴方も、学生時代に肝試しをされたのですか?」


「いえいえ、まさか。私の場合は物件管理の職務上、噂の真偽を確かめる必要がありまして……カルマレック氏が亡くなった後、次の借り手となった貴族が幽霊を見てしまい、それからさらに数年後――噂が消えかけていた頃に、『あの屋敷をあらためて改装してはどうか』という話が出たのです。これはリスターナ様がご入学されるよりも昔の話です。当時の私はまだ若手で、幽霊騒ぎにも懐疑的だったものですから――賃貸物件として改装すべき点を洗い出す目的もあり、一週間ほど泊まろうとしました」


 カーチスさんは深々と溜息をついた。


「その結果、一晩でリタイアしました。真夜中に寝袋で寝ていたところ、天井一面に巨大な老人の顔が現れ――唸り声をあげながら、私の上に落ちてきたのです。その瞬間に私は気絶しましたが、翌朝になっても体が動かず、様子を見に来た上司に担ぎ出され……起き上がれるようになるまでには、それから一週間ほどかかりました」


 普通にダメージでかいやつ! もしや生気とか体内魔力とかを吸い取られた? 心霊現象や霊障というより、霊的エネミーからエナジードレイン的な攻撃を食らった感じなのだろうか……


 メイドのサーシャさんが、隣のクロード様にそっとささやきかける。


「……あの、クロード様……不勉強で申し訳ありません。幽霊と精霊の違いというのが、私にはよくわかっていないのですが――こういう事例は、精霊のいたずらとは違うのですか?」


「ああ。そこは割と曖昧っていうか、混同して使っている人も多いけど……ネルク王国では一応、どっちも『霊的な存在』で、より上位の霊的存在が精霊、精霊とは呼べない下位の霊的存在が幽霊、っていう解釈が一般的かな……それ以外は、『幽霊が年経ると精霊になる』とか、『善行を経て霊的存在に進化したのが精霊で、恨みを残して死んだ残存思念が幽霊』だとか、研究者によって言う事がけっこう違っていて……どっちも普通の人にはなかなか見えないはずなんだけど、下位の幽霊の場合、『より人間側に近い』せいで、精霊よりも見えやすいなんて言う人もいるね」


 実際はケースバイケースということであろう。ちなみに泉の精霊ステラちゃんは、俺が遭遇するまでリーデルハイン家の人達に存在すら認識されていなかった。

 魔導師のマリーンさんも、横から追加情報をくれる。


「あと、幽霊に関しては偽物も多いんですよね。カーチスさんも『幽霊騒ぎを疑っていた』とのことですが……特に不動産関係では、魔法や魔道具による『幻術』の幽霊騒ぎを起こす例がちょくちょくあります。物件としての価格を下落させて買い叩こうとしたり、地上げのために一芝居打ったり、それから別の物件の価値を相対的に高めるために、近隣の物件を幽霊騒ぎでおとしめたり……うちの魔導研究所ではアイシャとルーシャン様が精霊や幽霊を視認できますから、ごく稀に相談が来てましたよ」


 たちまちアイシャさんが肩を落とす。


「だいたいスルーしてたけどね……王都ならともかく、他の街からの相談なんていちいち対応できないし、行ったら行ったで偽物だったり勘違いだったり……一回だけ、王都の職人街で本物に当たったこともあるんですけど、亡くなった奥さんの幽霊が出るって言われて行ってみたら、奥さんの幽霊から旦那の浮気の愚痴を聞かされて、そのままくっだらない痴話ちわ喧嘩の通訳させられて……二度とやんねー」


 コントかな? ……いや、当人達にとっては笑い事ではないのだろうが、それはそれとして偽のメイド姿でやさぐれるアイシャさんの姿はちょっと新鮮である。偽装が剥がれ気味なので、カーチスさんから「このメイド、なんか位が高そうだな……?」とは思われてそう。

 

 御者席のベルディナさんも困り顔を見せた。


「そういう話って、どこの国にもあるんですねぇ……でも、カルマレックの幽霊屋敷って、私は初めて聞きましたよ。ラズール学園の七不思議っていうのもあるんですが、その中には入ってないですよね?」


 カーチスさんが苦笑いで応じる。


「学園の七不思議に関しては、生徒が肝試しなどをしても問題が起きにくいものだけを、あえて選定させているのです。本当に危険なものが敷地内にはいくつかありまして、それらは安全性の観点から除外させています。皆様もどうか、在学中、立入禁止の区画には決して近づかぬように――罰則がどうこうではなく、場合によっては心身の危険に直結します」


 うむ……スイール様も昨日、言っていたことだが、『触らぬ神に祟りなし』である。君子は危うきに近寄らず、猫さんは好奇心さんに殺されぬようコソコソと立ち回り、右顧左眄うこさべんしながら小心翼々と生きるべきなのだ。


 ……言ってることとやってることが少し違う? ……いえ、それは否応いやおうなく状況に流されてるだけなんです……


 ちなみにであるが。

 この手の幽霊を「倒す」方法は、実は意外と単純で……除霊系の儀式とかそういうのは別に必要なく、「依代よりしろ」を見つけ出し破壊すれば良いらしい。


 たとえば泉の精霊ステラちゃんならば、泉そのものが破壊されたら消滅する。

 ダンジョンの管理人カブソンさんは依代をどこかに隠しているが、それが壊されたらたぶんヤバい。

 おそらく地水火風の上位精霊様などは、それぞれ「地水火風」という自然そのものを依代としているため、ほぼ不滅の存在になっているのだろう。

 どれか一つでも完全に無くなったら、生物そのものが生きていけなくなる。なお、「地がなくなっても水生生物なら海で生きていけるのでは?」みたいな屁理屈は通用しない。「海底」というのも立派な「地」なのだ。また、火は純然たる火炎だけでなく「温度の変化」、風は「空気そのもの」に影響する。絶対零度の真空状態など生物には過酷すぎて、クマムシさんでさえ乾眠するレベル。


 一般的な精霊や幽霊の依代は、家だったり土地だったり武器だったり装飾品だったり人形だったりするため、それらを見つけ出して特定する手間はかかるが――それが破壊可能なものであれば、退治すること自体は難しくない。

 ……が、その過程で霊障的な攻撃を受けたり、怨念由来の呪詛じゅそをかけられたり、怖い目にあったりといったデメリットも多いので……やっぱり一部の物好き以外は「かかわらんとこ……」で正解である。


 小心な猫さんも、もちろん「かかわらんとこ……」と心に決めていたのだが――

 その直後、脳内に『にゃーん』と聞き慣れた鳴き声が聞こえた。

 周辺警戒を任せていた黒猫魔導部隊からの緊急通信である。


 えっ、と俺が反応すると同時に、林に囲まれた例の幽霊屋敷から「ちゅどーん!」と爆音が轟き――猫耳のついた白い煙が林を覆うように吹き上がった。


 あっ。あっ……あっ……


 びっくりしてその方向を見る皆様。

 動揺のあまり尻尾を抱え込む猫。


 そして現場の通信班から俺の脳内に届いたのは、どっかのお爺ちゃんの懇願するような悲鳴であった。


(こ、降伏! 降伏する! 我が悪かった! 降参だ! 助けてっ! 助けてくれぇっ!)


 ……いたいけな猫さんは無言で現実逃避の毛繕いをしながら、「どうしろと……?」と、途方に暮れるばかりなのであった……


黒猫魔導部隊「にゃーん」(手加減はしました)

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― 新着の感想 ―
[一言] <林に囲まれた例の幽霊屋敷から「ちゅどーん!」と爆音が轟き――猫耳のついた白い煙が林を覆うように吹き上がった。 いきなりのギャグパートw
[一言] 猫さん一行がホルト皇国入りしてから毎日のように「ちゅどーん」案件が発生しているので、おそらくホルト皇国上層部では「オズワルド様がなにかやったな…?」って思われてそう 警備担当者が爆発の原因…
[一言] ラズール学園でも学園祭とかあるんだろうなぁ… メイド喫茶でトマト様のメニューが出るんだろうか… だったらミートソースよりナポリタンなのでは(喫茶店だし そういえば留学組には本職のメイドさん…
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