事件事故管理 研究部です
「来神パイセン、今日も手紙が来てましたよ。」
「えっ?何?」
と言って来神はヘッドホンを首にかけた。
「これですよ」
「えー!またー?最近多くない?」
「ですよねー!仕事多いですよね。」
音楽を聴いていた来神楽螺は、後輩である黒猫冷已に手紙をわたされた。
手紙を受け取った来神は、「どうも」と言ってその封筒を開けようとした。
「楽螺、見つけてきたわよ。」
大きくて、古い木のドアがギギギと音を鳴らして開く。ドアが開くと同時に、過呼吸になっている山河屋蜜がゆっくりと顔を出した。
「蜜ーありがとうございまーす」
そう言って山河屋が持ってきた桃色の袋の中身を来神は確認する。
封筒を楽螺が見終わった後、蜜は、その隣にも小さな封筒があることに気がついた。薄緑色の封筒は、青いりぼんのシールでしっかり貼ってあった。
「ほんじゃ、見てみますか」
そう言って楽螺は、薄緑色の封筒の手紙を広げた。そして、声に出してゆっくりと読んだ。
言い忘れましたが、ここは半田山小学校『事件事故管理 研究部』
学校や、学校の付近での事件や事故、噂などを管理したり、解決したり、研究したりする部です。
この部は、誰でも入れる訳ではなくて、選ばれた人間だけがなれる憧れの部なんです。もっとも、これは人間に限りませんが…。
『事件事故管理 研究部』
管理や研究、調査などの範囲
[事件・事故・噂・都市伝説・怪談・相談 ・問題]
と、このような事を手紙に書いて、事件や事故、問題なら、赤いポストに。噂、都市伝説、怪談、相談は青いポストに。
皆さんもこのような事があったら是非。