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暇なんかじゃない!  作者: 九宇
プロローグ
1/2

暇じゃない者たちの始まり

ある日の休日、その言葉は、いと知れず使われた。


 少年「おいお前、暇だろ。遊ぼうぜ、美紀(みき)

 美紀「(たける)、私は暇なんかじゃないの。」

 武「そう言わずに行こうぜ、いつも遊んでるさ、あの洞窟。俺も正直、暇じゃないんだけどさ…」

 美紀「わかったから。ちょっと待って。」


こういう時に使われる「暇じゃない」は、ただの言い訳のようなものに過ぎない。

これは、そんな彼らの「俺たち(わたしたち)、暇じゃないし…」アピールとともに起こる壮大な冒険の物語である。


そうして、わたしたちはいつもの洞窟へと入っていった。すると…


 美紀「あれ、なんかいつもと違う気がするんだけど…」

 武「それ、いつも言って…」


わたしたちがこの時に目にしたのは、明らかに怪しい門だった。

それは、異次元空間とかそういう門ではなく、ダンジョンみたいな感じの門だった。


 美紀「何よ、コレ。帰ろう。」

 武「なんでだよ。アンパンとかありそうじゃね。」

 美紀「それ、あんたの好物なだけでしょ。」

 武「ホントだ。今、急に食べたくなって…」


こんな和やかな会話をしていると、門が開いた。

その中には、自然の緑豊かな木々があって、水、川、海など壮大すぎる世界が僕達を待っていた。


 美紀「すごいわ!なんて綺麗な場所なの。」

 武「ヤベー、なんだこれ。こんなの見たことねえよ」


その空間に見とれていると、ある少女が声をかけてきた。

彼女はまるで、この世のものとは思えない服、というよりも装備をしていた。


 少女「すみません。私、名前をミル二ムと申します。あなたたちからすると変な名前かもしれませんが、よろしければミルニムと一緒に冒険してくれませんか。


彼女がそういった瞬間、二人は同時に息をそろえてこういったのである。


美紀・武「僕たち(わたしたち)、暇なんかじゃないんで…」


辺りが静まり返ってその時間が止まったのように感じた。

そんな中、彼女は焦りを見せながらこう言った。


ミルニム「ミルニムも暇なんかじゃない!大変なの!あなたたちもそうなの!ここの全10体のボスを倒さなきゃこの世界から出られないの。ひとりじゃ無理なの…だから、お願い…」


彼女はすでに泣いていた。よくみると、門はすでに閉まっていた。

どうやら、彼女の話は本当のようだ。


美紀「そういうことなら仕方がないわね。」

武「俺たちが力になるよ!」


こうして、わたしたちは三人で行動することにした。

そして、まずはじめに、チーム名とリーダーを決めることにした。

最初にリーダーから決めたのだが、


武「そんなの美紀にきまってんじゃん。」

美紀「わたしよりミルニムのほうが…」

ミルニム「ミルニムは、美紀がいい。」


というわけでわたしになりました。

次に決めたチーム名も案自体が結構ひどく、


武「俺は、チーム名は「きゅうりあんぱんの塩漬け」がいいと思う。」

美紀「食べたくないわ。そんなの。」

武「じゃあ、美紀が選んでよ。」

美紀「リーダーが私だから、ここはミルニムの意見にするわ。」

ミルニム「ミルニムはね、「暇なんかじゃない!」っていうチーム名がいい!だって、全員暇じゃないもん。」


こうして、わたしたち、チーム「暇なんかじゃない!」はこの壮大な世界で冒険をすることになったのだった…。



凄く書いていて、続きが気になる作品でした。これから、週1ぐらいのペースで2作品ともそうなるとおもうので、できるだけ書いて、実力をつけて、もっとたくさんの人に読んでもらえたらいいなと思います。では…

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