3話 新たな友達?
美女「えっ?私?えっと...新条優です。宜しくね。」
光紗「うん。ありがとう。宜しゅうな!」
その時、光紗は久しぶりに心から笑っていた。
そして優は耳まで真っ赤に染めてこう言った。
新条「お、お友達になりませんか?」
クラスのみんなは(寺塔さん凄い。一瞬で新条さんを手懐けてるよ。)
と、ビックリしてたんだって。
光紗「うーん、考えさせてくれるかな?新条さん。私は、貴方が行った通り対人恐怖症なんだよね...
でも貴方には感謝してるよ。」
光紗(どうしても、怖いの。でも...あ〜もう!どうしたらいいのよ。)
?「おーい。転入生は何処かな?用があるんだけど。」
光紗「あ〜はい。私ですよ。転入生は。」
?「後で保健室に来てくれる?」
光紗「はい。分かりました。」
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コンコンッ
と保健室のドアを叩いたが返事がない。中を覗くと人が床に倒れていた。
光紗は慌てて
光紗「大丈夫ですか!?」
と問いかけてみると、
?「んあ?君は...噂の転入生だよね?」
光紗「噂? は分からないですが、転入生の寺塔光紗です。これから、宜しゅうお願いします。」
?「...ああ、僕は赤井孝人です。保健の先生やってます。
で、本題だけどさー、君って僕から見るに、人見知りだよね?」
新条「先生、対人恐怖症らしいのですが…」
光紗「残念ですねぇ」
とクスクス笑った光紗。
それを見て、顔を朱色に染めて赤井先生は下を向き、
優は赤くなりながら、光紗を無言で見つめていた。
赤井「でも、なんで対人恐怖症なのかな?」
光紗「あー…それは~」