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根暗子の成長日記  作者: 夕雅
4/8

2話 対人恐怖症?

ーーー教室前ーーー


光紗(待っとけって、まだかなぁ?...そう言えば呼びに行った先生どこいったんやろ?)


国仲「~~入れ。」 光紗「はーい。」


国仲「大阪からの転入生だ。仲良くしてやってくれ。」 クラス「はーい。」


光紗「寺塔光紗です。宜しゅうお願いしますね。」 光紗は人見知りなりの満面の笑みを浮かべた。


その瞬間、皆の顔が朱に染まった。 光紗は?を浮べながらもこう言った。


光紗「先生。席は何処やろか?」


国仲「あっ、ああ。1番後ろの窓側だ。」


光紗「分かりました。」


美沙は少し挨拶をしながら1番後ろの席へと駆けていった。


国仲「後は、質問タイムでもしといてくれ。」


国仲先生は、逃げるように去っていった。


その瞬間、今度は美沙の顔が真っ青になった。


クラスメイトが押し寄せてくるのを見て絶句している。

人見知りなのに、知っている人が居なくなるというのは、拷問なのだ。


次々に質問が飛び交っている中、光紗は真っ青のまま、静止していた。

だんだん、みんなやる気が無くなってきたのか?と思っていると、再び質問が始まった。

冷や汗を流しながら、質問が右から入って左から抜けていくのを感じているの、

何だか、頭がクラクラしてきた。もうダメだと目をとした時、ある声がした。


?「止めたげなよ。困ってるよ?そんな事も分からないなんてアンタら馬鹿だね。」


?「ごめん。ちょっと言い過ぎたよ。ほんとの事だけど。」


その声が聞こえた瞬間何故か皆の動きが停止し、席に戻っていった。


何事がと顔をあげると、美人が立っていた。


美女「うちのクラスすぐガッツいちゃうから...大丈夫?

どうしたの?なんだっけ?対人恐怖症ってやつかなぁ?それだったら、凄く失礼だよねぇ。」


美女さんの責めるような言い方にみんなは固まってしまっていた。

そして数秒後、クラスメイトから謝罪の言葉が述べられた。


クラス「ごめんなさいっ!」


光紗「大丈夫だよ?こっちこそごめんね?...そう言えば貴方はなんて名前なの?」

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