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地下作者の嘆き

作者: 灰色の猫
掲載日:2016/05/17


 底辺を見上げてる地下作家です。



 たまに底辺と自称している作家の作品を読んでみると俺とは比較しては失礼なレベルなので、地下作家と自称しときます。



 作品の内容的にもギリギリなものが多く、書いちゃダメとか書ききってくださいとか言われたりして、ある意味嬉しいです、はい。




 果てしなく暗い雰囲気を目指しているときもありますが、めったなことでは登場人物は死にません。今書いている連載作でやっと1人殺すくらいですね。



 俺は作品の主人公になりきって物語を進めて書いていくスタイルです。だから自分が経験した事以外は途端に知識と情景が浅いものになってしまいます。


 1を10にも100にもすることは出来ますが、0の事を1にするには限界を感じています。



 だから作品の中で人を殺す事はまだ出来てないし、これから書きますが不安はあります。



 これは言い訳に聞こえてしまいますが、仮に俺が大量殺人の犯人を主人公とした物語を書きます。


 そして、主人公に魅力を感じない、人物に感情移入できないという感想を貰ったら、ある意味成功でしょうね。



 小説という名の娯楽においては失敗でしょうが、異端者という人物を描くという点においては成功しているのですから。





 このサイトで実際に人を殺した事がある人は限りなく0に近いと思います。



 実際に人を殺した事がない人達が、どんな理由、状況であれ物語の中で人を殺しています。



 物語のメリハリのために。涙を誘うために。ポイントを得るために。



 別に悪いとは思いません。そしてこれから書くことは地下作家の戯れ言です。真に受けないでください。



 多分、自分の快楽のために殺人をする人と、ここで、というか創作する上で何かを殺す人の 感覚は似ているのかもしれません。




 たまに俺は人殺しの理由を考えます。今の社会ではよほど上手くやらない限り、誰かを殺せばバレます。それが世間で定義されている『殺してしまっても仕方がない』という理由でも。


 バレて捕まり、取り調べを受けて世論に後押しされ比較的軽い罪になったとしても、その人を殺したという事実は一生消えません。



 つまり誰かを一生背負わなくてはいけません。人1人、一生愛する事ができなかった俺には考えることもできません。




 俺の中で、誰かを愛する事と、誰かを殺す事は違うけど似ています。



 俺は仕事で馬を殺して『しまった』事はあります。だから同じく人を殺して『しまった』人物の描写は書けるかもしれません。




 変な持論を変な文章で書いてきましたが、俺は他の作家が羨ましいのかもしれません。



 物語だから、小説だからと割り切れる皆さんが。




 こういう事ができないから底辺以下なのでしょうね。


他の作家さんに対しての批判ではないので。

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