感想はボランティアで書いているのではありません。
人の考えなど十人十色、千差万別で当たり前なので、強要はしませんが(笑)
最近は、あまり見かけなくなったが、【感想を頂けたらありがたいです】だの【感想・批評お待ちしています】なんて文句。確かに作品を書いていると、読者にどう思われているのか。とか、助言めいた感想など欲しくなるユーザも多い事だろう。
しかしだ。私も感想が欲しいユーザではあるが、感想というのは、読者がボランティアで書いているものではない。
強いて言うと、別段作品を書いている著者が巧く作品を書けるようになろうが、売れっ子の電子書籍著者や書籍化著者になろうが知った事ではない。
更に言うなれば、多くの著者がいるのだから別に一人のユーザを育てる義務も責務もない。
しかしながら、アマチュア小説家サイトであるが故にか感想を書く欄が存在する。作品を読んで、【面白いな】【こうした方が良いのでは?】と感想を書くのは、読者がより高度な、より良質な作品を読みたいが為であろう。それは、読者の良心でもなければ、恩情でもない筈だ。
感想を書く事により、前述した通り、より良い作品に昇華する事を望んでいるか、更に続きが楽しみであるという意思表現なのではなかろうか。
しかしながら、感想を書いてもらっても返信もせず次話を投稿する著者もいれば、感想そのものを受け付けない著者もいる。感想を要らないのであれば、感想そのものを書けないように設定するか、感想など要りません。と明記すれば良い。もし、感想が欲しいのであれば、感想をもらった後、返信をするのが礼節というものであろう。
更に言うなれば、感想の返信を簡易的に行うのではなく、長文感想を貰ったのであれば、それに見合った返信をすべきではなかろうか。
たまに見掛ける感想に、長文の感想を貰っているにもかかわらず、【感想ありがとうございます。これからも宜しくお願いします】だけのような返信を目にする。これでは感想を書いた者は報われない。自分の作品を手掛けたいのに、他者の作品に対して折角時間を割いて感想を書いているのに、御座なりな返信しか返ってこないのであれば、感想など残さなければ良かったと思うであろう。
感想を書く側が時間を割いているのであるならば、感想を書かれた側も時間を割いて、しっかりとした返信をすべきだと私は思うのである。
感想を貰って当たり前。そうなってしまわないように、感想を貰ったら返信する。きちんと。丁寧に。それが礼節ではないであろうか。
初めて出会う読者からの感想であれば、【はじめまして。ご感想ありがとうございます。】から始まる感想返信をすべきではないであろうか。
折角機能として付いているコミュニティー機能。感想やメッセージ。それを活用するのは、著者や読者の心一つ次第だと私は思うのである。
最後にタイトルを復唱しておく。
感想はボランティアで書いているのではありません。そういう事だと私は思うのだが……。
して、皆様は如何であろうか。
礼節の受け取り方もまた、十人十色で千差万別か……。う〜ん。難しい問題だな。
ま、いいか。これは私の私的な意見って事で(苦笑)