選択肢
ちょっと話が前と続いてないかもしれません…。
すみません。
いつも通り私は真奈美を迎えに行く。
外はまだ肌寒いけど太陽のおかげで温かく感じる。
そんなことを考えていると公園の方から声が聞こえた。
少し茶色で長さが腰くらいまである気が強そうな髪の女の人と、眼鏡をかけた女の人とはいかにも正反対って感じの男の人が楽しそうに話していた。
「もう春だけどまだ寒いね」
女の人が手に息をハァ~と吹いた。
「じゃあ温めてあげる」
そう言って男の人は女の人の手を握った。
「いいなー・・・。」
私はつい口に出して言ってしまった。
2人のカップルは恥ずかしそうに、でもなんだか嬉しそうに笑った。
私にもいつかあんな日が来るのかな。
そしたら相手は誰だろう。
「真奈美・・・?」
いやいやないって。
真奈美は女だよ?
この頃の私おかしいって。
目を覚ませ、私。
――キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが聞こえた。
私の学校のチャイムは7時50分と8時丁度になる。
今は1回目だから・・・
7時50分か。
やばい、いつも45分くらいには真奈美の家についてるのに。
私は急いで真奈美の家に向かった。
走ってる時、私の好きな人って誰だろうって考えた。
一応私も中学3年生だから年頃の女の子だし。
クラスの男子?
いや、ありえない。
先輩?
いや、興味ないし。
じゃあ・・・。
私の選択肢に残っているのは1人しかいなかった。
そう、真奈美だ。
でも、女が選択肢に入ってるって私どうかしてるよね。
切れ悪い!
主人公の名前忘れてしまってたので
次回は真奈美も出演させます!