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如月令嬢シリーズ

第1巻:如月令嬢は『砂場の卵焼きを諦めない』~リメイク~

最新エピソード掲載日:2026/03/07
如月コンツェルンが統括する、影すらも計算し尽くされた完璧なスマートシティ・月見坂市。
最新鋭のAIと数百万のセンサーによって、ゴミ一つ、渋滞一つすら許されないこの『予定調和の街』において、旧校舎の図書室に居を構える令嬢・如月瑠璃は、退屈な完璧さに辟易していた。

ある放課後、瑠璃は助手(下僕)であるサクタロウを伴い、市民の憩いの場であるはずの『南公園』へと向かう。そこで彼女が発見したのは、美しく整えられた砂場の中心に、不自然なまでに丁寧に置かれた『一切れの卵焼き』だった。

『予定調和の中に現れた、意志あるノイズ。……これこそが、わしの求めていた不純物じゃ』

砂まみれの卵焼き。常人ならば単なるゴミとして見過ごすはずのその物体に、瑠璃は異常なまでの執着を見せる。かつての師・山内かえでから教わった『モノに宿るルーツ』を辿るため、彼女は純銀のルーペを構え、その一切れの断面から、素材の産地、調理された時間、そして持ち主が抱いていたはずの『歪な情動』を読み解き始める。

なぜ、完璧な監視網の目を盗み、誰が、何のために、砂場に卵焼きを『飾った』のか。

一個の卵焼きが放つ微かな出汁の匂いを頼りに、瑠璃とサクタロウは、清潔すぎる都市の裏側に隠された、泥臭くも切実な人間たちのルーツを辿る旅へと踏み出していく。

如月令嬢シリーズ第一弾!
*リメイク版になりますので、物語の進行や収録内容がオリジナルと異なりますのでご注意ください。
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