私は普通に生きて、逝きたいだけです!
初めて書きましたので文章力のなさは大目に見てくださいますと嬉しいです…。誤字脱字がありましたらすみません。
知らない天井だ…
はい、一度は言ってみたかったセリフですね。
現実逃避です。
と、いうことで起きたら知らない場所にいました。私はどこにいるのでしょうか?
話を聞いてみましたが、ここは私が元々住んでいたアパートではないようです。どうやら私は転生したようですね。窓の外を見る限り…異世界ですね。Theファンタジーという感じです。
私は漫画とラノベを嗜む普通の会社員でした。
こういうのテンプレならどこかの物語の世界に転生した…といった感じですよね?ここはなんの物語なのでしょうか…。
はい。どこの物語なのか判明しました。
私が読んでいた異世界恋愛ものの物語でした。
その内容は
ーとある漫画が好きだった女子学生が異世界へ転生して『巻き戻し』という能力を駆使して性悪男爵令嬢から悪役令嬢にされそうな公爵令嬢を守り、皇太子さまと彼女をくっつけて、自分はそこで出会う護衛騎士に恋をするー
そんな物語でした。そうです。この世界は私が読んでいた漫画の中の漫画の中のお話ですね。ややこしいですね!
しかもこの物語には特に思い入れのある訳でもなく、転生する前日に完結したらしいのでたまたまアプリで読んだだけの作品なのです。
でもひとつ言えるとしたら人は死なないということだけでしょう。これなら普通に過ごして、恋愛して、結婚して、人生をまっとうしてこの魂を輪廻の輪へと返すことができますね。安心しました。早く人生をまっとうして漫画のある世界へ行きたいです…。完結まで見届けなければならない作品が沢山あるのです!
そのためにはまず、色々と把握しなければなりませんね。ふむ、どうやらこの世界の私は学生らしいです。ということはあの物語の舞台に行くのですね。関わることはないと思いますが気をつけていきましょう。私は普通に生きたいですからね。
ごきげんよう。今日は学校でした。
物語の悪役の男爵令嬢様の策略から公爵令嬢様をヒロインさんが守っておりました。今日は教科書を破られた冤罪を防ごうとされてましたね。物語の序盤3割ほどの内容でしょうか?
遠くから少し目にしましたが漫画そのままでした。改めて私は転生したんだと実感しました。
ごきげんよう。今日も学校です。
あら?すごく既視感を感じるHRでのお話…、授業…、冤罪…、これ私ループしてますね?確かに、ヒロインさんの能力の『巻き戻し』は1日前に時間を戻すものですがヒロインさん以外に記憶はないはず…私の読んでいた漫画だとこれがフラグだったりしますね…。
ごきげんよう。今日も学校です。
…一昨日、昨日と代わり映えのない景色ですね…。もしかしてですけど私、前世の記憶があるというヒロインさんと同じ状態なので記憶がある感じなのでしょうか?これは困りました。私は早く人生をまっとうしたいというのに…。これでは人の何倍も生きなければなりません…。
ごきげんよう。今日も…(略)
ヒロインさん…早く今日を進めてください…。
ごきげんよう。…(略)
…物語に関わる気はなかったのですが、ついに関わってしまいました。しかし、直接関わるのは怖かったため手紙を書きました。匿名だったので私とはバレていないはずです。早く明日になりますように。
ごきげんよう。今日も学校です。
待ち望んだ今日がきました。
無事に冤罪は回避したようですね。良かったです。そして…私の目の前にいるこの男子生徒はどなたでしょうか?顔が大変整っているので物語の重要人物でしょうか?
「お前は…」
「あっ!!!」
ん?この声はヒロインさんでしょうか?なぜこんなに近くにいるのでしょうか?
「このお手紙あなたが書いたんですよね!?
これってどういうことですか!!?」
私に話しかけてます!?そ、そしてバレてます!?誰もいないことを確認してから机に入れたのに!匿名なのに!!
これ以上関わるのはまずい気がします!
「わ、私はこれで失礼します!!」
「おい、待t…」
呼び止められたような…?しかしそんな場合ではありません!!どうしてこうなったんでしょうか!?
私はただ普通に過ごして、人生をまっとうしたかっただけなのに!?
読んでくださりありがとうございました。少しでも気に入ってくれましたら嬉しいです。




