喫茶店ルエラへようこそ
読み切り
6月10日(土)
朝の光眩し。もう一回寝ていいかな?そうだよな?いいよな?寝よう。
バンバンバン‼︎ バンバンバン‼︎ \オーナーミセアケロー‼︎/
グッバイ。俺の二度寝。おはよう今日。気分はとても鬱。めっちゃ眠い。とりあえず準備しなくちゃ。外から何か聞こえる。
バ ン ‼︎‼︎バ ン‼︎‼︎ \オーーーーナーーーー‼︎‼︎/
ごめんな。もう少し待ってくれ。飯も食った。顔も洗った。トイレも行った。よし!店開店!よろしくな我が喫茶店のアルバイターよ。
「オーナーお前絶対⚪︎す」
ぉっほぉ〜。最初からめっちゃきつい暴言吐かれた。今日は普段より暑いからそんな中外に放置されてたらそりゃキレるわな。
「我がアルバイターよ」
「なに?オーナー?」
「勝負しよう」
「なんの?」
「最初に客が来るのは何時か」
「では、最初に俺から。午前11時と予想」
「私は午前2時で」
「店営業してねえよ!?その時間は!?」
(店のドアが開き品のある老人が入ってくる)
「「いらっしゃいませ」」
「お〜藍田ちゃん、今日も頑張ってるね」
「死なない程度に頑張ってますよ」
「若いんだからもう少しシャキッとしなさいよ」
「疲れるからめんどくさいんですよね」
「それに紫愛ちゃんもお勉強はどうなの?」
「諦めました」
諦めんなよ勉強。学生の本業だぞ。
「それよりも注文なににします?」
「それじゃ、これとこれで」
「注文取りに行ってないからこれって言われてもわからないんですけど。紫愛行ってきて」
「無理やだしんどいだるい動きたくないお前が行け」
めっちゃ言うやんこいつ。ちょっと動くだけだぞ。これでこんなにってこいつ肥満率2000%かよ。動けデブタコ野郎。
「お前が動け」
「心読むな」
「それじゃ浅井さん。注文聞きますね」
「キリマンジャロ一杯」
「それだけですか?」
\もっと頼めー!!/
頼むお前は黙っててくれ。頼むマジで。
\オーナー!!/
爆発しろ!
「すみませーん」
客?いつの間に?音ぐらい立てろよ忍びかよ。
「紫愛そっち頼んだ!!」
「あいよ!!」
しっかりやってくれ。まぁ、いいか今日も今日とて
「「喫茶店ルエラにようこそ」」
女子高生か?この子?
「すいません!アルバイト募集の紙見ました!」
マジ....か
ありがとう