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佐助の来世事情  作者: 名倉なのい
第二章 未来からの刺客
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全ては此処から始まった~世界はあなただけのために~

世界は何度夢見た事だろう。あのお方の天下を。だが現実は非情なり。あのお方は道半ばで倒れ、そして死んでしまうのだ。 

 世界にはそれが許せなかった。どうしても認められなかった。

 あのお方が目指したものが、手も届かず、崩れ去っていく。愛したものが奪われる、憎んだものも何もかも消えていく――。これではダメだと世界は思った。

 ――ああ、ならば作ればいいじゃないか。

 そうして世界は決めたのだ。たとえ悪鬼になろうともあのお方の天下を叶えてみせると。この手であのお方に尽くしてみせる、報恩してみせると。

 あなたを陥れる者全てに報復を。それがこの世界の役目だ。

この世界はあなた中心に回るあなたのための世界なのだから。


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