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プロローグ
未熟者ですが温かく見守ってください
胸に、正確には魔力紋から溢れだす強い闇の魔力
熱く 黒く 深い その中から鈍く光る一筋の剣
過去の使用者の怨嗟なのか酷く絶望的なオーラが出ている。
間違いなくそれに適合できなければその怨嗟の主達と同じ存在になってしまう。
わかっているだが俺はそれを掴む。
掴むしかなかった。
この世界で生き残り再びあの場所に帰る為に。
そして自分を殺したと思っている人の皮を被った悪魔を、
殺して俺はこの世界で成功するために。
この新しい世界で。
これは復讐者となった少年が英雄になるまでの物語である
更新頻度にはあまり期待しないでくださいね